仰向けに寝ると腰が痛む…朝起きると腰が痛む…そんな腰痛を解消!

こんにちは、いりえです。
腰痛のお悩みは多々ありますが、
よく患者さんから聞く症状で
「仰向けに寝れない」
「朝起きる時、腰が痛む」
などです。

これらの痛みはなぜ起きるのでしょうか?
今回はこれら腰痛についてのお話です。

まず、仰向けに寝ると腰が痛む場合
すぐに連想される原因があります。

●慢性膵炎
●腰椎椎間板ヘルニア

慢性膵炎は消化酵素によってじわじわ膵臓が溶けていく病気です。
ただ、当院にいらっしゃる方でこの病気だった方は未だにおられません。
というのも、同時に他の症状も出てくるからです。
みぞおちの痛みや発熱などですね。


それから腰椎椎間板ヘルニア。
これも考えられます。
また、神経も刺激するのでしびれも出やすいです。


こうした疾病とされる腰痛ではないのに
朝、腰が痛むのはどうしてでしょう。

軽減されたりします。

こうした方の腰を診ると
大体、反り腰です。

つまり腰が反りすぎている状態なんです。
反り腰だとなぜ仰向けに寝たら痛みがでるのか、というと
なので筋肉は酷使されている状態だと考えてください。

この状態で膝を立てると、
前傾していた骨盤が後ろ方向へ傾くことになります。
本来の骨盤の正しい位置へ戻ったような感じです。
こうなると腰椎も負荷がかからなくなりますので
痛みが軽減されることになります。

一般的に反り腰の原因はいろいろありますが、
女性に多いことから、
妊娠や出産、ヒールの高い靴などが挙げられます。

骨盤に関することなので
当然といえば当然ですね。

ただし、それだけではなく
背中の筋肉が衰えてもこんな風になります。
背中の筋肉が弱いと体はまっすぐに立てず
前傾します。
そうなるとバランスをとろうとして、自然と反り腰になるわけです。


筋肉や骨盤が深く関係していますので
それらを正常に保つことが
仰向けで寝ても腰が痛まなくなる方法です。

これもよく耳にしますね。
まず、内臓が悪いと痛む場合があります。
歪みや筋肉が原因ではないケースです。

肝臓や腎臓が原因となる場合があるんですね。
たとえば夜遅くに肝臓や腎臓に負担をかけてしまうと
そうなると腰痛という形であらわれるんですよ。

深酒される方は要注意です。

注意してください。


とはいえ、当院にいらっしゃる患者様の大半は
こうした疾患ではない腰痛です。
大体、朝がひどくて動き出すと痛みがなくなる…という方が多いです。

原因として考えられるのは

①腰痛を誘発する寝方
一番腰に負担がかかるのは
うつ伏せです。
これは反り腰の状態になるからです。

おなじ姿勢のままということは
寝返りがうまくできていないのでしょうね。

通常1晩で15〜20回は寝返ると言われていますが、
極端に少ないと腰痛が起きやすくなります。

すごく狭いところで寝ているのでなければ
体が硬いため寝返りがうまくうてないのでしょう。


②冷え

人間の体温は午前4時〜6時くらいが最も低くなります。
そうなると血流は自然と弱くなります。
熱を体外に逃さないようにするためです。
すると老廃物、疲労物質も滞りがちになり
筋肉も硬くなります。
結果、痛みが出始めます。

こんな方は起床時、お腹や腰が冷たいです。


③寝具

柔らかいマットレスなどは寝返りの妨げになります。
また、かけ布団が重いとこれも寝返りしにくいです。
低反発のマットレスなどをためしてみるのも一つの方法ですね。


他にもストレスや肥満、運動不足も挙げられます。

原因は多々考えられるので一つひとつその原因を潰していくことですね。
なので、そんな時は当院へご相談ください。

筋肉、筋膜、骨格などの調整・矯正、そして内臓疲労はどうか、自律神経は?
など、多角的に判断できます。

また、鍼灸・整骨・整体で様々なアプローチが可能となっています。

それから最近はクーラーなどの過度な冷えにより
自律神経が乱れたり、血流が悪くなり筋肉疲労が増したりすることで
不眠や痛みを訴える方が増えています。

人間の体に冷えは大敵!

忙しいからといってシャワーですませず

---