こんにちは、いりえです。
今日は花粉症についてのお話です。
毎年この時期になるとブログで紹介している恒例(?)のテーマですね。
花粉症に悩まされている人の数は実に多く、3人に一人とも、約3,000万人とも言われています。
春の花粉症対策と花粉症こぼれ話
花粉症についてのあれこれ
ところで花粉症は日本の国民病とも言われておりますが、
海外には花粉症はないのでしょうか?
そもそも、花粉症はアレルギーの一種ですよね。
花粉に対するアレルギー反応の総称です。
日本では圧倒的にスギ花粉症が多いですが、
何も日本に限った病気ではなく、中国やヨーロッパ諸国でも見られます。
中国ではスギ花粉症はありますし、ヨーロッパではイネ科の花粉症、
アメリカにおいてはブタクサ花粉症などが多いそう。
オーストラリアではアカシア(ミモザ)、南アフリカではイトスギなど
それぞれの地域で原因となるものは異なりますが、
海外でも花粉症が年々増えている傾向にあり、問題となっています。
歴史上、花粉症らしき症例が記録されている例は色々あります。
紀元前のローマ帝国の医者が花粉症らしき症例を記録していたり、
同じくらいの時代の中国でもそれらしい記録を残しています。
ですが、まだ「らしい」の域を出ないのであくまで推測です。
確実に花粉症として記録されているのはイギリスで見つかった記録です。
当初、夏風邪の一種とされていましたが、後に花粉症であったことが判明しました。
世界史上、最古の花粉症記録があるのが、ヨーロッパ。
現代においても花粉症に悩まされています。
ヨーロッパ地域で原因とされるのはイネ科の植物で、
広く分布しているのが牧草のカモガヤ。
イギリスでは20%以上の人がイネ科の花粉症に悩まされているらしいですよ。
日本とは違いスギやヒノキはほとんど植生されていないため、
スギやヒノキによる花粉症は確認されていません。
アメリカでは花粉症の原因植物として多いのが、ブタクサです。
およそ15%の人が、ブタクサの花粉症に悩まされているとされています。
ブタクサはもともと北米由来の植物ですが、日本にもブタクサによる花粉症も
広く発生するようになってきました。
アメリカ進駐軍の来日に伴って日本にも分布するようになったと言われています。
このように花粉症の原因となる植物は世界各地で確認されていて、それらの総数は現段階で60種類程度らしいです。
でも今後さらに研究が進めば、増えていくかもしれませんね。
海外には花粉症はないのでしょうか?
そもそも、花粉症はアレルギーの一種ですよね。
花粉に対するアレルギー反応の総称です。
日本では圧倒的にスギ花粉症が多いですが、
何も日本に限った病気ではなく、中国やヨーロッパ諸国でも見られます。
中国ではスギ花粉症はありますし、ヨーロッパではイネ科の花粉症、
アメリカにおいてはブタクサ花粉症などが多いそう。
オーストラリアではアカシア(ミモザ)、南アフリカではイトスギなど
それぞれの地域で原因となるものは異なりますが、
海外でも花粉症が年々増えている傾向にあり、問題となっています。
歴史上、花粉症らしき症例が記録されている例は色々あります。
紀元前のローマ帝国の医者が花粉症らしき症例を記録していたり、
同じくらいの時代の中国でもそれらしい記録を残しています。
ですが、まだ「らしい」の域を出ないのであくまで推測です。
確実に花粉症として記録されているのはイギリスで見つかった記録です。
当初、夏風邪の一種とされていましたが、後に花粉症であったことが判明しました。
世界史上、最古の花粉症記録があるのが、ヨーロッパ。
現代においても花粉症に悩まされています。
ヨーロッパ地域で原因とされるのはイネ科の植物で、
広く分布しているのが牧草のカモガヤ。
イギリスでは20%以上の人がイネ科の花粉症に悩まされているらしいですよ。
日本とは違いスギやヒノキはほとんど植生されていないため、
スギやヒノキによる花粉症は確認されていません。
アメリカでは花粉症の原因植物として多いのが、ブタクサです。
およそ15%の人が、ブタクサの花粉症に悩まされているとされています。
ブタクサはもともと北米由来の植物ですが、日本にもブタクサによる花粉症も
広く発生するようになってきました。
アメリカ進駐軍の来日に伴って日本にも分布するようになったと言われています。
このように花粉症の原因となる植物は世界各地で確認されていて、それらの総数は現段階で60種類程度らしいです。
でも今後さらに研究が進めば、増えていくかもしれませんね。
花粉症を引き起こす原因植物
日本で花粉症の原因植物は
スギ、ヒノキが圧倒的に有名ですが、
ほかにも原因植物はあります。
ハンノキ(カバノキ科)、シラカバ(カバノキ科)、
カモガヤやホソムギ等(イネ科)、ブタクサ(キク科)、
よもぎ(キク科)、カナムグラ(クワ科)なと様々です。
それぞれ季節が異なりますので
まず自分の原因植物を知って、季節を把握することが必要ですね。
また、それぞれの原因植物によって少し異なった特徴もあります。
スギ・ヒノキ花粉症の場合はスギ花粉とヒノキ花粉ではそれぞれ独自の成分が
アレルギーを起こします。
スギ花粉とヒノキ花粉は花粉症の原因となる糖たんぱく質の構造が似ているため、
同時に発症しやすいのでヒノキ花粉症患者の約7割の人が
スギ花粉症も患っているといわれています。
スギ花粉のみに症状を起こす患者さんは少なくありませんが
ヒノキ花粉だけに症状を起こすという方は非常に少ないそうです。
ハンノキ・シラカバが原因の場合、
本州でスギ花粉が飛散する時期と同時期に飛散し始めます。
この2つが多く生息する北海道ではスギ花粉症と勘違いしてしまう方がいますが、
北海道ではスギ花粉症はほとんど見られません。
ハンノキ花粉症かシラカンバ花粉症の可能性が高いそうです。
また、ハンノキ・シラカバは雄雌同株の落葉樹で花粉量が少なく、
この二つは抗原である花粉が似ている為、シラカバ花粉症の方は、同時にハンノキ花粉
によってアレルギー症状を引き起こす事もあるそうです。
気をつけないといけないことは、両方に当てはまる特徴で梨や林檎、桃といった
果物を食べると口の中が腫れる果物過敏症を起こすことがあること。
ハンノキ花粉症の方の内40%以上が果物過敏症を合併しているとのことですので気をつけたいですね。
イネ科花粉症はスギ花粉の飛散が終わる5月頃から飛散しはじめ、7月頃まで続きます。
このイネ科の場合、スギ花粉などと違って飛散距離はせいぜい数キロ以内。なので自分の暮らす近辺に
イネ科の植物がないならばアレルギー症状がでる可能性はかなり低くなります。
イネ科花粉症の原因となる植物のうち、特に有名なのが“オアワガエリ”と“カモガヤ”という種類。
キク科、クワ科花粉症は8月~10月頃が飛散のピークです。
東北より北の地域では8月~9月、九州では9月~10月と若干のずれはありますが、ほとんどが秋に飛散します。
植物は、キク科ではブタクサやよもぎ、クワ科ではカナムグラが有名です。
中でも、よもぎはとても身近な植物ですよね。色々と重宝されてきたヨモギですが、
花粉症になるとセリ科の植物や、その他のメロンやりんご等に対して果物過敏症を起こすこともあるとされます。
ブタクサのアレルギーを持つ方は、メロン、スイカなどを摂取すると、目の晴れや、口や喉のかゆみなどが起こる果物過敏症を持つ方が多いとされています。
スギ、ヒノキが圧倒的に有名ですが、
ほかにも原因植物はあります。
ハンノキ(カバノキ科)、シラカバ(カバノキ科)、
カモガヤやホソムギ等(イネ科)、ブタクサ(キク科)、
よもぎ(キク科)、カナムグラ(クワ科)なと様々です。
それぞれ季節が異なりますので
まず自分の原因植物を知って、季節を把握することが必要ですね。
また、それぞれの原因植物によって少し異なった特徴もあります。
スギ・ヒノキ花粉症の場合はスギ花粉とヒノキ花粉ではそれぞれ独自の成分が
アレルギーを起こします。
スギ花粉とヒノキ花粉は花粉症の原因となる糖たんぱく質の構造が似ているため、
同時に発症しやすいのでヒノキ花粉症患者の約7割の人が
スギ花粉症も患っているといわれています。
スギ花粉のみに症状を起こす患者さんは少なくありませんが
ヒノキ花粉だけに症状を起こすという方は非常に少ないそうです。
ハンノキ・シラカバが原因の場合、
本州でスギ花粉が飛散する時期と同時期に飛散し始めます。
この2つが多く生息する北海道ではスギ花粉症と勘違いしてしまう方がいますが、
北海道ではスギ花粉症はほとんど見られません。
ハンノキ花粉症かシラカンバ花粉症の可能性が高いそうです。
また、ハンノキ・シラカバは雄雌同株の落葉樹で花粉量が少なく、
この二つは抗原である花粉が似ている為、シラカバ花粉症の方は、同時にハンノキ花粉
によってアレルギー症状を引き起こす事もあるそうです。
気をつけないといけないことは、両方に当てはまる特徴で梨や林檎、桃といった
果物を食べると口の中が腫れる果物過敏症を起こすことがあること。
ハンノキ花粉症の方の内40%以上が果物過敏症を合併しているとのことですので気をつけたいですね。
イネ科花粉症はスギ花粉の飛散が終わる5月頃から飛散しはじめ、7月頃まで続きます。
このイネ科の場合、スギ花粉などと違って飛散距離はせいぜい数キロ以内。なので自分の暮らす近辺に
イネ科の植物がないならばアレルギー症状がでる可能性はかなり低くなります。
イネ科花粉症の原因となる植物のうち、特に有名なのが“オアワガエリ”と“カモガヤ”という種類。
キク科、クワ科花粉症は8月~10月頃が飛散のピークです。
東北より北の地域では8月~9月、九州では9月~10月と若干のずれはありますが、ほとんどが秋に飛散します。
植物は、キク科ではブタクサやよもぎ、クワ科ではカナムグラが有名です。
中でも、よもぎはとても身近な植物ですよね。色々と重宝されてきたヨモギですが、
花粉症になるとセリ科の植物や、その他のメロンやりんご等に対して果物過敏症を起こすこともあるとされます。
ブタクサのアレルギーを持つ方は、メロン、スイカなどを摂取すると、目の晴れや、口や喉のかゆみなどが起こる果物過敏症を持つ方が多いとされています。
花粉症が昔はなかった?
昔は花粉症なんてなかったのに、今はどんどん増えている。
なんてよく聞きますよね。
確かに1950年代以前の日本では花粉症は認識されていませんでした。
その理由としては大昔の日本は野菜と魚介類を摂取していたから。
また、元々備わっていた免疫力も強かったようです。
1955年代になると戦争で焼け野原になった日本に、ビルが建ちはじめ、高度成長期を迎えることになります。
高度経済成長期から、住宅の木材のために荒れ地へのスギの植林が活発になり、
工業も栄えて、排気ガスによる大気汚染が増えていきます。
これにより花粉症が発生しやすくなりました。
1979年代には、花粉症が社会問題として国民病に挙げられました。
国の発展とともに、車や工場も増え、過酷な労働により身体の免疫力低下、
さらに、衛生管理が行き届きすぎて、幼少期に身に付くはずの免疫力自体が落ちるようになったとされます。
つまり、花粉症の原因は
□スギの木等の植林
□大気汚染
□免疫機能の低下
ということになります。
大気汚染が原因ってなんで?
と思われるかもしれませんが、
花粉が飛散するから、アレルギーを引き起こすというのではなく
「花粉が汚染されて汚れる」ため、花粉症を悪化させると認識した方が良いです。
花粉の元々の大きさは約30ミクロンほどでこの大きさは人の内部に入るのが難しいサイズです。
本来であれば、容易に呼吸器内に侵入できないため症状がでないんですね。
でも、何らかの衝撃を受けると破裂してアレルギー物質を放出します。
その花粉に衝撃を与えてくるものが、空気中の「大気汚染物質」。
衝突が起こると破裂とともに、汚れた花粉となり、花粉症を誘発します。
なので空気の綺麗な田舎より、都会の方が花粉症の発症率が高いです。
あと、現代人の食生活・ストレスなども影響しています。
不規則な食事、ファーストフード、ストレスなどは、自律神経の乱れを生じさせて
免疫機能を低下させます。
免疫機能が低下すると、過剰なアレルギー反応を引き起こす身体になる可能性がありますから。
なんてよく聞きますよね。
確かに1950年代以前の日本では花粉症は認識されていませんでした。
その理由としては大昔の日本は野菜と魚介類を摂取していたから。
また、元々備わっていた免疫力も強かったようです。
1955年代になると戦争で焼け野原になった日本に、ビルが建ちはじめ、高度成長期を迎えることになります。
高度経済成長期から、住宅の木材のために荒れ地へのスギの植林が活発になり、
工業も栄えて、排気ガスによる大気汚染が増えていきます。
これにより花粉症が発生しやすくなりました。
1979年代には、花粉症が社会問題として国民病に挙げられました。
国の発展とともに、車や工場も増え、過酷な労働により身体の免疫力低下、
さらに、衛生管理が行き届きすぎて、幼少期に身に付くはずの免疫力自体が落ちるようになったとされます。
つまり、花粉症の原因は
□スギの木等の植林
□大気汚染
□免疫機能の低下
ということになります。
大気汚染が原因ってなんで?
と思われるかもしれませんが、
花粉が飛散するから、アレルギーを引き起こすというのではなく
「花粉が汚染されて汚れる」ため、花粉症を悪化させると認識した方が良いです。
花粉の元々の大きさは約30ミクロンほどでこの大きさは人の内部に入るのが難しいサイズです。
本来であれば、容易に呼吸器内に侵入できないため症状がでないんですね。
でも、何らかの衝撃を受けると破裂してアレルギー物質を放出します。
その花粉に衝撃を与えてくるものが、空気中の「大気汚染物質」。
衝突が起こると破裂とともに、汚れた花粉となり、花粉症を誘発します。
なので空気の綺麗な田舎より、都会の方が花粉症の発症率が高いです。
あと、現代人の食生活・ストレスなども影響しています。
不規則な食事、ファーストフード、ストレスなどは、自律神経の乱れを生じさせて
免疫機能を低下させます。
免疫機能が低下すると、過剰なアレルギー反応を引き起こす身体になる可能性がありますから。
現代で花粉症に対抗するには
さて、当然対策としては花粉を避けること。
マスク、メガネを装着、
手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落とす
洗濯物や布団の外干しを控える
など工夫することは重要ですが、
本格的な飛散開始1週間前までには症状を抑えるための薬を飲むなどの対処が
必要かもしれません。
ですが、この薬などを使用することでさらに花粉症に対する免疫機能を
つまり、免疫機能の誤作動、過剰作動を正常にすることが
一番治癒に近づける対策であるということ。
当院ではそうした免疫機能に効く
鍼灸治療を提案しています。
花粉症に限らず、アレルギー症状は
体質によるところが多いもの。
東洋医学はこうしたアレルギー体質を「虚証」や「瘀血証」と呼び、
部分的な症状ではなく、体質的な問題として改善していくことを目的としています。
眠気を催す抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を使用しないという点でも、
特に妊婦さんやこうした薬が苦手な方にお勧めです。
人間の本来備わっている免疫力を正常化することで
マスク、メガネを装着、
手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落とす
洗濯物や布団の外干しを控える
など工夫することは重要ですが、
本格的な飛散開始1週間前までには症状を抑えるための薬を飲むなどの対処が
必要かもしれません。
ですが、この薬などを使用することでさらに花粉症に対する免疫機能を
弱める結果になる可能性があるということを留意しておいてください。
つまり、免疫機能の誤作動、過剰作動を正常にすることが
一番治癒に近づける対策であるということ。
当院ではそうした免疫機能に効く
鍼灸治療を提案しています。
花粉症に限らず、アレルギー症状は
体質によるところが多いもの。
東洋医学はこうしたアレルギー体質を「虚証」や「瘀血証」と呼び、
部分的な症状ではなく、体質的な問題として改善していくことを目的としています。
眠気を催す抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を使用しないという点でも、
特に妊婦さんやこうした薬が苦手な方にお勧めです。
人間の本来備わっている免疫力を正常化することで
アレルギーに脅かされない体を手に入れましょう!
廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」
●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅
《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)