鍼灸整骨院が教える「肩こりこぼれ話」

肩こり
こんにちは、いりえです。
今日は肩こりについての面白いこぼれ話を紹介しますね
「へぇ!そうなんだ!」と思ってもらえたり、クスッと笑ってもらえたりするような
お話を見繕ってみましたのでお楽しみください。

あなたの肩こり、実は「気のせい」かも!?世界が驚いた日本独自の現象

「肩こり」って、日本人にとって、もはや国民病とも言えるくらい身近な悩みですよね。
でも、実はこの「肩こり」という言葉、英語にはぴったり当てはまる単語がないってご存知でしたか?

欧米の人たちに「肩こり」の概念を説明すると、「肩が凝る?一体どういうこと?」と
首をかしげられることがほとんどなんだそうです。
彼らは肩が張ったり、だるかったりすることはあっても、日本人が感じるような
「石のように固まる」「鉛が入っているみたいに重い」といった感覚は
あまり経験しないと言われています。

面白いことに、もし彼らに「肩こり」がどんなものかを詳しくレクチャーすると、
急に自分の肩に不快感を意識し始めて、実際に肩こりを感じ始める、
なんて話もあるくらいなんですよ。

あなたのスマホ、首の「重り」になっていませんか?

現代人の必須アイテム、スマートフォン。
手のひらに収まる小さな機械ですが、実はあなたの肩こりの
大きな原因になっているかもしれません。

人の頭の重さは、平均で約5kg、ボーリングの球くらいあると言われています。
その重たい頭を、私たち人間は細い首で支えています。
そして、スマホを操作する時、ほとんどの人は下を向きますよね。
たった15度下を向くだけで、首にかかる負担は約12kgにもなると言われています。
これは、小学生のランドセルを首からぶら下げているようなものです。

さらに60度下を向くと、なんと約27kg!これは、4歳児くらいの子どもを
首にぶら下げて生活しているような状態です。

想像するだけで肩が凝ってきませんか? スマホを見ている時間が長ければ長いほど、
あなたの首と肩は悲鳴を上げているのかもしれませんね。

猫背の人は、なぜか首が長い?…実は「肩こり」の影響なんです!

姿勢が悪いと、なんだか首が縮んで見えませんか? 逆に、猫背気味の人は首が長く見える、
なんて言われたことはありませんか? 実はこれ、あなたの肩こりが関係している可能性が…!

私たちは普段、無意識のうちに頭の位置を安定させようとしています。 
肩が凝り固まって首や肩の筋肉がうまく使えないと、
体がバランスを取ろうとして、無意識のうちにアゴが前に出て、
顔が前に突き出たような姿勢になりがちです。
これが俗にいう「ストレートネック」の状態。
この姿勢だと、相対的に首が長く見えてしまうことがあるんです。

でも、見た目の問題だけではありません。アゴが前に出ることで、
首や肩への負担はさらに増し、肩こりは悪化の一途をたどることに…。

姿勢って、本当に奥が深いですよね!

あの有名な文学者も悩まされた?「スマホ首」ならぬ「文豪首」!

現代の私たちを悩ませる「スマホ首」(ストレートネック)ですが、
実はこれ、スマホがない時代から存在したってご存知ですか?

昔の文豪や学者たちは、執筆や読書に没頭するあまり、
うつむき姿勢で何時間も過ごしていました。
彼らの多くが、現代の私たちが感じるような首や肩の
慢性的な痛みに悩まされていたと言われています。
もしかしたら、彼らの「文豪首」が、あの名作を生み出す苦悩の一つだったのかもしれませんね。

当時は「肩こり」という概念が現代ほど浸透していなかったかもしれませんが、
姿勢と体調の関連性は古くから認識されていました。
歴史上の偉人たちも、私たちと同じように身体の悩みを抱えていたと考えると、
なんだか親近感がわいてきますね。

肩こり解消の秘訣は「お風呂」にあり?江戸時代から伝わる知恵!

肩こり解消法というと、マッサージやストレッチを思い浮かべますよね。
でも、実はもっと手軽で、古くから伝わる方法があるんです。
それは「お風呂に浸かること」。

江戸時代には、銭湯が庶民の憩いの場として親しまれていました。
ただ体をきれいにするだけでなく、湯に浸かることで血行を促進し、
体の疲れや痛みを和らげる効果も経験的に知られていたようです。

現代でも、温かいお湯に浸かることは、凝り固まった筋肉を緩め、
血行を促進し、リラックス効果を高めるのに非常に効果的です。
昔の人たちも、知らず知らずのうちに「肩こりケア」をしていたのかもしれませんね。
忙しい毎日の中でも、湯船にゆっくり浸かる時間を意識的に作ってみることで、
肩こりが楽になるかもしれませんよ。

その「肩こり」、もしかして「歯ぎしり」のせい?意外な原因

「私、肩こりがひどくて…」という方に、意外な盲点になっているのが「歯ぎしり」や「食いしばり」です。

夜中に無意識に行っている歯ぎしりや食いしばり。
実はこれ、想像以上に顎の筋肉に大きな負担をかけています。
そして、この顎の筋肉は、首や肩の筋肉と密接につながっているんです。
顎の筋肉が緊張すると、その影響は首から肩へと伝わり、
知らず知らずのうちに肩こりを悪化させていることがあるんです。

朝起きた時に顎がだるい、歯が浮いたような感じがする…なんて心当たりがある方は、
もしかしたら夜間の「隠れ力持ち」が、
あなたの肩こりを引き起こしているのかもしれませんね。

肩こり解消には「呼吸」がカギ?深い呼吸がもたらす変化

肩こりというと、ついつい肩や首の筋肉ばかりに意識がいきがちですよね。
でも、実は「呼吸」も肩こりと深い関係があるんです。

ストレスを感じたり、長時間パソコン作業をしたりしていると、
私たちの呼吸は浅くなりがちです。
浅い呼吸は、呼吸筋と呼ばれる首や肩の周りの筋肉を過剰に使ってしまい、
これが凝りの原因になることがあります。

一方で、深くゆっくりとした呼吸、特に腹式呼吸を意識すると、
リラックス効果が高まり、首や肩の筋肉の緊張が和らぎます。
酸素が体中にしっかり行き渡ることで、血行も促進され、肩こりの軽減につながるんです。

忙しい毎日の中で、ふと立ち止まって深呼吸してみる。
たったそれだけのことで、あなたの肩が少し楽になるかもしれませんよ。

「利き腕」だけじゃない!バッグの持ち方も肩こりの原因に?

普段何気なく持っているカバン。実はその持ち方一つで、
肩こりを悪化させている可能性があります。
特に、いつも同じ方の肩に重いバッグをかけている方は要注意です。

私たちは、重いものを片方の肩にかけると、
無意識のうちに体のバランスを取ろうとします。
その結果、バッグをかけている側の肩は上がり、
反対側の肩は下がるような姿勢になりがちです。
また、バッグがずり落ちないようにと、肩や首の筋肉に余計な力が
入ってしまうことも少なくありません。
これが長時間続くと、左右の筋肉のバランスが崩れ、
肩こりや首の痛みに繋がってしまうんです。

たまには左右で持ち替えたり、リュックサックを利用したりするだけでも、
肩への負担は大きく変わります。
おしゃれも大切ですが、肩の健康も大切にしてくださいね。
廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ



入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)