肩甲骨はがしで肩こり解消&猫背改善!

はい、本日のお話しは「肩甲骨はがし」。
まず、肩甲骨がわからない、という方はいらっしゃらないでしょう。
背中の上部、左右にある大きな骨ですね。
この肩甲骨は肩こりや猫背に大きくかかわる部位なんです。

肩甲骨はどこにある?肩甲骨の仕組みと役割

ところで、肩甲骨は背骨やあばら骨とつながっていると思いますか?
背骨とつながってる…と思っている方もいるかと思いますが、
つながっていません!

答えは「上腕骨」「鎖骨」の2つの骨です。

つまり背骨やあばらとはつながっていないので
背中に浮いてるような状態です。
こうした構造により、
肩甲骨を動かすと、腕も動かせるわけです。
腕は可動域が大きいパーツですが、
肩甲骨の動きがスムーズじゃないと、思うように腕が動かせない、
つまり可動域が縮小されてしまいますね。


そして浮いてる肩甲骨を実質支えているのは
「筋肉」です。

片腕の重さは約5kgと言われています。
荷物を持つとその荷物の重さも肩甲骨に負荷としてかかるわけです。

となると、肩甲骨を支えている筋肉もその負荷はかかっていきます。
腕を上げるだけでも結構なパワーが必要なんです。

さて、肩甲骨周辺の主な筋肉ですが、
・菱形筋(肩甲骨を内側に寄せる筋肉)
・肩甲挙筋(肩甲骨を上下させる筋肉)
・僧帽筋(肩甲骨を支える筋肉)

肩甲骨は周辺の筋肉と連動しているので
肩甲骨の動きが悪くなると筋肉の動きも悪く、血行も悪くなります。
そして肩こりが起きていくわけです。

また、肩甲骨は鎖骨とつながる部分で肩鎖関節ともつながっています。
デスクワークなどで猫背になっているとこの肩鎖関節の動きが悪くなります。
結果、肩甲骨の動きも悪くなります。
肩甲骨
肩甲骨と筋肉
人体の不思議ですね。
全てつながっているんです。
1つのパーツは単体で存在しているわけではなく、
筋肉や骨、関節、靭帯などあらゆる部分に影響を及ぼしたり、
及ぼされたりなんです。

正しい姿勢で正しい位置をキープし、ちゃんと動かせる状態にする。
そしてちゃんと動かすことで、きちんとした位置もキープできる。
だから「痛みもなく動ける体」になる。

正しい姿勢と適切な運動、これ大事です。

肩甲骨が凝り固まるとどうなるの?

とても大切な肩甲骨ですが、
実際に硬くなってしまうと、どんな影響があるんでしょう?

腕を動かす重要パーツである肩甲骨は
日常の動きではあまり動かないです。
考えてみると、そんなに大きく腕を振り上げたり回したりすることって
普段の動きではそんなにないでしょう。

特にデスクワークとか、前かがみの状態をずーっとしているわけで
肩甲骨は全くといっていいほど動きがない状態です。

肩甲骨に動きがないと筋肉も血行不良になりますね。
肩こりまっしぐらです。

また、肩甲骨は年とともに筋肉が衰えることで
浮いているはずなのに、体の内側に張り付いた状態になってしまいます。
すると猫背になります。

猫背になると顔もたるみます。
特に女性の場合、バストの下の大胸筋が下にさがり、大胸筋とつながった広頚筋も
下にひきづられるようにさがります。広頚筋は首にある筋肉です。この首の筋肉である広頚筋が
下へ引っ張られる状態が続くと、顔もたるんでくるのです。
さらに、腹筋も弱まります。腹筋が弱くなれば体をささえられなくなるので
さらに猫背が進みます。
悪循環です。

また、肩甲骨の動きが悪くなると菱形筋が硬くなります。
この菱形筋、脂肪を燃焼させる筋肉です。この筋肉が動かないと背中に脂肪がついてしまいます。

肩甲骨はがしで「けんこう」な体へチェンジ。

とにもかくにも、凝り固まった肩甲骨周辺をほぐしていきましょう。
ストレッチも有効ですし、実際に整体などで凝りを取ることも、もちろん有効です。
あまりにひどい場合は自助努力では難しいでしょう。
そんな時はプロの力を借りましょう。

「肩甲骨はがし」は肩甲骨周りをほぐして可動域を広げます。
また、呼吸の浅い方は呼吸時に動く肩甲骨周辺の筋肉の動きが悪いので
肩甲骨はがしを行うことで筋肉の動きもスムーズになり血行不良の解消につながります。
肩こりの解消となりますね。

猫背状態が続く方は肩甲骨が本来の位置とずれ、外側に広がり固まります。
これも肩甲骨はがしで解消しましょう。

肩甲骨の周りには代謝アップの「褐色細胞」もたくさんあります。
肩甲骨の周囲を刺激することで、この細胞を活性化させれば脂肪を燃焼させやすい体に!
ダイエット効果もあります。


さぁ、肩甲骨はとても大事なパーツです。
いつまでも治らない肩こりは、ひょっとしたら肩甲骨に原因があるかもしれません。
しっかり肩甲骨をメンテナンスして
痛みもなく、動ける体をキープしましょう。


施術は痛い?
と聞かれますが、肩甲骨をはがすとはいえ、実際にはがすわけではないので
心配はいりません。

また、僕自身、患者様の状態をしっかり診て施術に入るので
ご安心ください。
無理な施術は本意ではないので。

施術後、血流が良くなって顔の血色も良くなります。
「楽になった」と言われたら、
それだけでご飯が3杯くらい食べれそうです♪

また、自分でできる肩甲骨ストレッチの仕方などもお教えします。
日頃のメンテナンスが大事ですから。


以下に挙げるような方、肩甲骨はがしの必要性あり!

1.背中で両手をタッチできる

2.背中で両手を組み60度引き上げることができる
肩甲骨はがしストレッチ
できない方は、いりえ鍼灸整骨院まで!

廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!