五月病とストレスと〜女性の不調〜

五月病

こんにちは、いりえです。
ゴールデンウイークに入りましたね。
みなさん日々の忙しさをゴールデンウイークを楽しみに
乗り越えていたんじゃないですか?

特に新入社員の方はしっかり羽を伸ばしているのでは、と思います。

さて、当院では毎年ゴールデンウイーク明けに
幾人か体調不良を訴えて来院されます。

その症状は「なんとなくやる気になれない」「朝起きれない」「だるい」など。

いわゆる五月病と言われる症状です。

また、五月病を感じたことはありますか?
という質問に対して女性の方が男性より15.3%も多いということが報告されています。

実に4〜6割の女性が感じたことがあるとされる五月病の予防は?改善法は?

今日はそんなお話です。

五月病を引き起こすのは…その原因はストレス?

はい、五月病はまさに新年度を迎えてからちょうど1ヶ月程度後くらい、5月になる頃に起きる心身の不調です。

これは正式な医学用語ではありません。

また、様々な症状を伴います。特に強いのが「無気力」「不安感」。
以下の症状が出たら注意が必要です。

●好きだった趣味に興味が湧かなくなった
●今まで楽にできていた作業ができなくなった
●常に不安を感じる


身体の症状では
●不眠
●食欲不振
●頭痛
●めまい
●胃痛
●倦怠感


など。

こうした五月病を引き起こす因子とされるのがストレスです。

その背景には新年度で新しい環境への変化が挙げられます。
その環境の変化に適応できない状態ですね。
放っておくとうつ病へと移行する可能性があるので本人よりも周囲が早めに気づいてあげることも重要です。

この五月病を未然に防ぐには因子であるストレスと上手く付き合うこと、です。

ストレス社会である現代においてストレスなしで過ごすことは皆無です。
ストレスは必ずあるものとして捉えることはまず第一段階。

それから十分な休息と睡眠、そして、ストレス解消法を個々で見つけることです。

これらは一般的に五月病対策として言われていることなのでみなさんもご存知だと思います。

五月病を起こしやすい人

全ての人が五月病を引き起こすわけではありません。
なので、起こしやすい人、起こしにくい人がいるということになりますね。

起こしやすい人は

◉完璧主義の人
常に失敗を許せない性格の方は
ちょっとしたうまくいかない事も必要以上に
ストレスを強く感じる傾向にあります。
例えばこんなタイプの人です。

上司から頼まれた仕事を期待以上の成果が出せなかった…
「自分は仕事ができない」などと自己否定をしてしまう。

◉目標がない、目指すものがない人
目標や目指すものがなく漫然と仕事をしている人は意義ややりがいを見出せないのでやる気がなくなってしまいやすくなります。
4月に入ってすぐの時期はやることや覚えなくてはならないことがたくさんあって、それをこなすことに一杯一杯な時です。それに丁度慣れて、少し落ち着いた時に目標に向かって頑張れない自分に気づくわけです。

こうしたい、こうなりたいという目標あればうまくいかない事に直面しても前向きでいられますよね。
なのでまず、目指すべき事を明確にしていくことは大切です。

◉新しい環境に馴染めない人
新しい職場、新しい仕事、新しい人間関係…。このような新たな人間関係の構築が苦手、未経験に対する抵抗感の強い人は発症しやすい傾向にあります。適応障害に至りやすいんですね。
常に周囲に気を遣い、自分を出せない人は要注意です。

また、一生懸命な人や頑張りすぎる人など真面目な性格の人は、環境に適応しようと無理をし、大きなストレスを溜め込みやすくなります。

五月病からうつ病に移行する前に対策をしましょう

脅すようで恐縮ですが、
うつ病などの精神障害を発症して自殺し、労災認定された事例を分析した報告では、
発症から自殺までの期間は、約半数がわずか29日以下

追い込まれたとき、まさに1ヶ月に満たないうちに悲劇的な選択をしてしまう可能性があるんです。

今に慣れる…これは間違いです。
放っておくと取り返しのつかない事が起きてしまう可能性があります。

では、どんな対策を立てると良いのか。

予防法としてはストレス対策です。
【ストレスを溜めないこと】が一番です。

人によってストレス解消法は様々あると思います。
美味しいものを食べにいく、気の合う友達とのコミュニケーションなど。

また、運動することも効果があります。
適度な運動には、血行改善、新陳代謝アップなど心身をリラックスさせストレスを軽減させる効果があります。

当然心身ともに健やかな状態であることがストレスに負けない第一条件なので生活そのものを整えること。

睡眠不足や不規則な食生活を整えることは必要です。

それでもキツいと感じるなら早めに受診。

当院では五月病対策もおこなっています。
人それぞれ症状が異なりますので当然個々に合わせたオリジナルなプログラム

ストレスが溜まり、緊張状態になると人は交感神経が優位となります。
これは人体では当たり前の反応です。すると呼吸が浅くなります。

そうなると酸素を取り込む量が少なくなり筋肉の緊張を高め血流を阻害、全身への酸素・栄養の供給が遅くなる、少なくなります。老廃物などの体外への排出も遅れ、溜まりやすくもなります。

ストレスも溜まり悪循環になります。

簡単な個人の対応としては深呼吸をすることも対応策なのですが、

当院では効果的に交感神経を鎮め、副交感神経を正常に機能させることでストレスを軽減させていきます。

副交感神経優位の状態にするには
リラックスすること。

神経系に作用する最も効果的な方法が鍼灸です。
副作用もなく、人体の自然治癒力を高め
正常な機能を実現できるおすすめの対策法
です。

また、鍼灸治療の効果を最大限発揮させるために整体や電気治療も合わせた複合治療も可能です。

できるだけ患者様の負担を少なく、なるべく早急に改善できる方法をアドバイスできるので
ぜひ、当院へご相談ください。

五月病の辛さはなかなかわかってもらえないです。
また、ひどくなってからではなかなか改善しにくい病気でもあります。
放っておかず、あれ?と思ったらまずご相談くださいね。


廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
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入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)