腰椎椎間板ヘルニアを改善したい!

みなさん「ヘルニア」という言葉はよく耳にされることと思います。
イメージとしては、
「腰が痛むので病院にいったら「ヘルニア」と診断された。腰の牽引や
ブロック注射(神経や神経の周りに局所麻酔薬を注射して、痛みをなくす方法)、
痛み止めやコルセット、うんぬん…」
こんな感じですかね。
椎間板ヘルニア
ヘルニアというのは
ある臓器が本来の位置から脱出している状態をいいます。

背骨の椎間板で起こると「腰椎椎間板ヘルニア」となるわけです。
症状としては
腰痛、下半身の痛みやしびれ、足の運動麻痺、感覚の麻痺などです。

背骨は24個の椎骨が積み重なった状態で形成されています。
この時、上から数えて7個目までが頚椎、12個を胸椎、下の5個が腰椎。で、それぞれの椎骨の間でクッションのような役割をしているのが椎間板です。
椎間板
椎間板は円盤状の軟骨でこれが老化や運動などで外にはみ出してしまったことで神経を圧迫し、しびれや痛みを生じさせるのです。
ヘルニアでも腰椎椎間板ヘルニアは発症が最も多く、50歳代が一番のピーク、男性は女性と比べておよそ2倍の発生率です。
椎間板は
髄核というゼリー状の組織を、線維輪という組織が包む構造になっています。加齢によって椎間板が老化すると、髄核が線維輪を破って外へはみ出しやすくなるんですが、特に腰を曲げて重いものを持ち上げたり、身体を強くひねるといった動作が引き金となって、腰椎椎間板ヘルニアを発症することが多いです。これは椎間板が縦方向の力には強い反面、曲がったりひねったりという方向には比較的弱いという性質によるものです。

また、症状ですが前かがみになったり、椅子に座ったりすると痛みやしびれが強くなることが多いです。神経の圧迫が進むと、尿が出にくい、便秘がちになるといった症状が出ることもあるので注意してください。

ひどくなると手術ということを病院では言われると思います。
ヘルニアを摘出するんですね。

椎間板ヘルニアにならないための予防法は?

さて、予防法ですが、
まず背骨への負担を極力減らすこと。
また、重い荷物を持つ時は膝を使って持ち上げるようにするとか長時間の同じ姿勢は回避。
適度な運動などなどです。
腹筋や背筋は背骨への負担を減らすので筋力を維持することも大切ですよ。

当院の椎間板ヘルニアの治療法

以前から申し上げていますが、
まずカウンセリングです。
いつから、どんな風に、どんな動きをしたらどんな症状がでるのか、
さらに交通事故の既往や生活習慣なども含め、しっかりとお聴きします。

これが治療の重要ポイントなんです。

一人一人として同じ症状はない…と僕は思っていて、
その不調や痛みの背景も一人一人違います。

その人の骨格や筋肉、年齢、女性か男性か、生活習慣の差異などなど、
いろいろなことが重なって今の症状がでているので
しっかり問診して時には検査も必要です。

こうして原因の仮説をたてることで、オリジナルの治療法を提示できるわけです。

この仮説を立てることがまず、改善の一歩。
骨格の歪みから始まり、筋力アップなどのサポートもしつつ、
痛みやしびれを改善するよう施術を重ねていくんです。


すぐに手術とか、なしですよ!
実際にヘルニアは自然治癒が可能なんですから。
時間はかかるかもしれませんが、
本来自然と治癒できる症状なんです。

まずは根本的に改善して、再発防止を目指しましょう!


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