10月も後半になるとずいぶんと過ごしやすくなりましたね。
朝晩は冷え込むくらいです。
こんにちは、いりえ鍼灸整骨院です。
今回は多くの女性を悩ませている
「冷え症」についてのお話です。
冷え症とは、いわれるまでもなく、
血流が悪く毛細血管に血液が流れず、血管が収縮し手足が冷えてしまう状態のことを言います。
基本的に冷え症は女性が多いとされていますが、
昨今ではそうとも言い切れません。
また、自覚症状がない方も含めると女性の8割以上に冷えがあるとされています。
女性に冷え症が多いとされる理由は
まず、男性に比べ
・筋肉量が少ない
・月経がある
・薄着、下着の締め付け、ダイエット
など色々あります。
筋肉量が少ない、というのは大きな理由です。
以前お話ししましたが、筋肉は熱を生み出すからです。
筋肉量が少ないと熱をつくることが困難になります。
次に月経ですが、
これはあたりまえといえばあたりまえなんですが、
月経中は体内の血液が少なくなります。
血液量が減ると末端まで血が届きにくいです。
また、子宮や卵巣など女性は腹部に臓器が男性と比べ多いです。これが血流の妨げになりやすいんです。
薄着、下着の締め付け、ダイエットですが、
女性はスカートなどを着用するとそれだけで
男性よりも冷えやすい状況です。
それから下着もタイトに締め付ける補正下着なども
血流の妨げになり、冷えの原因となります。
あと、ダイエットなども冷えには良くないです。
これも筋肉量に関係します。
食べないと筋肉量は減る→代謝が減る→熱を作れない、筋肉内の毛細血流の減少→熱が運ばれなくなる
→冷え症
こんな感じです。
(まあ、もっと詳しくいうと、結構複雑になるので
今はこのくらいの説明にしておきます。)
とにかく血流が悪いこと、熱を産生できないことが大きな原因です。