冷え症〜冷えないカラダは不調改善の第1歩

冷え症
2021年ももうすぐ終わりですね。
こんにちは、いりえです。
冷え込みも厳しくなりました。
この季節になると、めまいや頭痛、そしてむくみや
冷え性に悩む方が当院にもよくいらっしゃいます。

大半が女性の方ですが、最近では男性も増加傾向にあります。
中でも冷え性は今まで女性が多く、男性で冷え性に悩んでいる方はほんとに
少なかったのですが、ここ2・3年前から手足の冷えを訴える方が特に増えてきています。

まぁ、男性の場合はお年を召した方が多いんですが。

今回は冷えについてのお話です。

冷えは万病の元

冷えは万病の元といいますが、体が冷えることで
良いことはないですね。

人の体で唯一冷えても良い場所は頭だと僕は思います。
冷えすぎてもいけませんがね。
ストレスで眠れない方も頭を冷やすと寝つきが早まりますから。
それに頭寒足熱という言葉も聞いたことありますよね。

冷え症の方は足先や指先はもちろん冷えてますが、
内臓や筋肉なども冷えて動きが悪いです。

血流ももちろん悪いのでリンパも流れにくく
老廃物も溜め込まれやすいです。
血流が悪い…というのは体にとって、ものすごく害悪です。

皮膚細胞の再生や回復にも影響が出ます。

肌荒れやニキビ、シミやシワが気になる方、
冷えてませんか?

また、冷えはアレルギー反応を引き起こすこともあります。
くしゃみ、鼻水、涙…どうですか?
これらが出やすいと感じることはないですか?

簡単に自分が冷え症かどうかをチェックしてみましょう!

●手のひらを首の後ろ、お腹、腰、足首に当てて手のひらの暖かさが気持ち良いと感じる
●吹き出物、シミ、シワ、ニキビなどの肌荒れができやすい
●貧血気味
●鼻水、咳、痰、涙が出やすい


これら症状がある場合は冷え症の可能性があります。

また、夜寝つきが悪かったりまた、しっかりと眠れなかったりする場合も
冷えのせいかもしれません。

冷えとり生活を始めましょう!

冷えているからあったかくしよう、といくら重ね着しても
冷え症は治りません。
たくさん着込んだら冷えを感じなくなるかというと、冷え症の人は
いくら厚着をしても冷えを感じてしまいます。

まず内臓が冷えてますから外見をいくら暖かくしても無意味(多少は暖かいかもしれませんが)なんです。
痩せ型の人に内臓の冷えは多いとされてきましたが、
最近ではそんなことはありません。

食生活の変化がその原因の一つです。
麺類やコンビニのおにぎりだけで食事を終えたり
甘いお菓子や清涼飲料水を多く摂ったりしていませんか?
食物繊維を摂ると腸の筋肉は活発に動くので、鍛えられます。
しかし、甘い物は腸での消化が不要なので腸の筋肉は弱くなります。
こうして腸の動きが悪くなります。

また、体を締め付ける下着を身につけたり、姿勢が悪い人や運動不足の人も
血流が損なわれるので内臓が冷えてしまいます。

それから、声を出さない人も冷えやすいです。
声を出すという行為は横隔膜を動かし、それに伴い腸の血流が促進されます。

汗をかきにくい、筋肉量が少ない人も内臓が冷えています。
むくみやすい人は水や老廃物が溜まっているので胃腸にも水分を溜めやすい傾向があります。
水分の溜め込みのせいで内臓が冷えることはよくあることです。

このように内臓が冷えてしまうと
肩こりや不眠、免疫や脳にも影響が出ます。
腸は全身の熱を生み出す役割があるからで、腸が冷え、内臓が冷えると色んなところに
不調が出てくるんです。

免疫機能が低下したり内臓脂肪も付きやすくなります。
腸の動きが悪いと腸において脳の神経伝達物質がつくられにくくなり、集中力、気力が低下したり
うつなどの精神的な不調にもつながるケースがあります。


腸の動きは自律神経の支配域です。
なので毎日同じ時間に食事を摂るのはとても良いことです。
同じリズムを崩さないことが自律神経にはいいんです。

お腹が空いてから、忙しいからお昼は食べないとかしていると
腸のリズムが狂います。

特に今回は腸に伴う内臓の冷えの話になりましたが、
血流を促すことが冷えとりの基本です。

筋肉を動かす、特にふくらはぎの筋肉は重要です。

また、足首を動かすことで筋肉が自然と動くので
足首を動かすことは冷え解消にも良いでしょう。

足先が冷たい方はぜひ、試してください。

冷え症に効果的な温めると良い部位があります

まずは、
とにかく冬はマフラーやストールなどで首をガードしましょう。
タートルネックなども良いですよ。
首は頸動脈が通っていますから。
この大きな血管を温めると血流に効果的です。
暖かな血が巡るようになります。

それからお腹
ひんやりしている場所に、カイロを貼ってしまいましょう。

それから足首
足首も温めると良い場所です。

そして、温めるだけでなく
筋肉量を増やす工夫も。
筋肉は自家発熱機です。
実際、これこそが基本的な冷えの改善法です。

脂肪は保温効果はあっても発熱効果は全くないです。
熱を生むのは筋肉です。

なので年をとればとるほど筋肉量が減り、結果冷え症になるというのも
当たり前といえば当たり前の話なんです。

できれば冷えは直しておきたいもの。
中々改善できない場合は
ぜひ、一度ご相談ください。

お力になれることもあると思います。


廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!




入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)