皆さん、あけましておめでとうございます。
いりえです。
今年最初のブログですね。
今年も色々と情報を発信していきますので
ぜひ、お読みください。
さて、今回は膝にまつわる疑問にお答えすることにしました。
前々回でも申し上げましたが、
膝という部位は非常に重要なポジションで、同時に負荷もかかりやすい部位でもあります。
長年使い続けるとどうしても痛みが出てくるので
高齢の方で膝の痛みに悩んでいる方は多いですね。
膝に水が溜まるって何?
膝に水が溜まるってどういうこと?水ってあの水?
膝の痛みに悩む方から質問されるんですが、
「膝に水が溜まるってどういうこと?水ってあの水?」
はっきり言って水は「あの水(H₂O)」ではありません(笑)
じゃあ何なのか。
「関節液」というものです。
または、滑液とも呼びます。
膝には正常な状態でも3mlくらいの関節液が入っています。
この関節液の主な役割は関節の滑りをよくすること、関節軟骨に栄養を与えること、です。
淡黄色透明で粘り気のある液体です。これは関節内にある滑膜という膜から分泌されます。
分布する血管やリンパ管から、血液の赤血球や白血球などの「血球成分」と
フィブリノーゲンが濾過された「血漿成分」から造られます。
この血漿成分に、さらに滑膜組織で合成され、分泌された、ムチン様成分(ヒアルロン酸のタンパク複合体)が加わり、
血漿成分より粘性が強い液体となります。
この関節液が動く時の関節表面の摩擦を軽減しているんですね。
関節液は常に一定量を保ち、産生されては吸収され、新陳代謝しています。
膝関節に限らず関節には元々血管がありません。
血管がないと栄養を届けることができません。
なので血管の代わりに栄養を届けるルートが必要となります。
つまり関節液はその関節に栄養を供給するルートの一つということなんです。
痛みで膝が腫れている時、往々にして「水が溜まっています」と診断されますね。
それは関節液が吸収されるより多く産生され、まさに溜まっている状態です。
なぜたくさん産生されるかというと、
関節の中に傷がついたりダメージを受けたりすると、修復に必要な細胞や材料をこの関節液が血管の代わりに届ける役割を担っているからです。
関節液が関節の中に修復のための細胞を運び、その細胞が修理を担当するという感じですね。
なので修復しようとたくさん産生され続けることになります。
ご理解いただけましたか?
●膝の水は関節液
●膝関節にはもともと関節液が3mlくらい微量に存在する
●膝関節に炎症、損傷があると修復のため関節液がたくさん産生され、結果溜まる
ということです。
「膝に水が溜まるってどういうこと?水ってあの水?」
はっきり言って水は「あの水(H₂O)」ではありません(笑)
じゃあ何なのか。
「関節液」というものです。
または、滑液とも呼びます。
膝には正常な状態でも3mlくらいの関節液が入っています。
この関節液の主な役割は関節の滑りをよくすること、関節軟骨に栄養を与えること、です。
淡黄色透明で粘り気のある液体です。これは関節内にある滑膜という膜から分泌されます。
分布する血管やリンパ管から、血液の赤血球や白血球などの「血球成分」と
フィブリノーゲンが濾過された「血漿成分」から造られます。
この血漿成分に、さらに滑膜組織で合成され、分泌された、ムチン様成分(ヒアルロン酸のタンパク複合体)が加わり、
血漿成分より粘性が強い液体となります。
この関節液が動く時の関節表面の摩擦を軽減しているんですね。
関節液は常に一定量を保ち、産生されては吸収され、新陳代謝しています。
膝関節に限らず関節には元々血管がありません。
血管がないと栄養を届けることができません。
なので血管の代わりに栄養を届けるルートが必要となります。
つまり関節液はその関節に栄養を供給するルートの一つということなんです。
痛みで膝が腫れている時、往々にして「水が溜まっています」と診断されますね。
それは関節液が吸収されるより多く産生され、まさに溜まっている状態です。
なぜたくさん産生されるかというと、
関節の中に傷がついたりダメージを受けたりすると、修復に必要な細胞や材料をこの関節液が血管の代わりに届ける役割を担っているからです。
関節液が関節の中に修復のための細胞を運び、その細胞が修理を担当するという感じですね。
なので修復しようとたくさん産生され続けることになります。
ご理解いただけましたか?
●膝の水は関節液
●膝関節にはもともと関節液が3mlくらい微量に存在する
●膝関節に炎症、損傷があると修復のため関節液がたくさん産生され、結果溜まる
ということです。
水が溜まると水を抜かないといけないの?
はい、この質問もよくされます。
「水を抜くとクセになるっていうけど」
という似たような感じの質問もよく受けます。
いろんな方がいろんな事をおっしゃいますけど
水は抜いた方がいいです。
それと、クセにはなりません。
ですが、以下の話をよくお聞きになってください。
水は抜いたほうがいいんですが、修復機能のことを思うと
一概に絶対抜こう!とも言い切れません。
水が溜まった、じゃぁすぐ抜こうと抜いているとせっかくの修理担当の細胞まで抜いてしまいますから。
なので、どの先生方もそうだと思いますが、
関節液はできるだけ抜きたくないというのが本音だと思います。
ですが、関節の水が溜まった状態だと関節は膨れた状態をずっと続けることになります。
こうした膨れた状態が長くなると、関節を包んでいる関節包という部分が緩んできます。
この関節包は膝関節の場合、膝の安定度の40%ぐらいを担当しています。
関節包の緩みは関節をグラグラと不安定な状態にします。
そうなると、例えば膝が変形している方だとますます変形してしまいます。
なので関節が緩すぎる状態は避けたいですよね。
なので、これ以上はまずいという時はやむなく抜くことになるんです。
これは溜まった量や期間により判断されることだと思いますので
クセになるから抜かないなどの選択はされない方が良いかなと思います。
あと、水を抜いた時はその色も確認するといいですね。
通常、淡黄色透明です。
ですが、炎症・感染・靭帯が切れるなどで色が変化します。
黄色で透明 → 半月板損傷・軟骨損傷・変形性関節症など
黄色で濁りがある(混濁) → 関節リウマチ、痛風・偽痛風など
白く濁りがある → 感染・化膿性関節炎など
血液 → 半月板損傷、靭帯損傷、関節包損傷など
油の混じった血液 → 関節内骨折(膝蓋骨折・脛骨高原骨折など)
「水を抜くとクセになるっていうけど」
という似たような感じの質問もよく受けます。
いろんな方がいろんな事をおっしゃいますけど
水は抜いた方がいいです。
それと、クセにはなりません。
ですが、以下の話をよくお聞きになってください。
水は抜いたほうがいいんですが、修復機能のことを思うと
一概に絶対抜こう!とも言い切れません。
水が溜まった、じゃぁすぐ抜こうと抜いているとせっかくの修理担当の細胞まで抜いてしまいますから。
なので、どの先生方もそうだと思いますが、
関節液はできるだけ抜きたくないというのが本音だと思います。
ですが、関節の水が溜まった状態だと関節は膨れた状態をずっと続けることになります。
こうした膨れた状態が長くなると、関節を包んでいる関節包という部分が緩んできます。
この関節包は膝関節の場合、膝の安定度の40%ぐらいを担当しています。
関節包の緩みは関節をグラグラと不安定な状態にします。
そうなると、例えば膝が変形している方だとますます変形してしまいます。
なので関節が緩すぎる状態は避けたいですよね。
なので、これ以上はまずいという時はやむなく抜くことになるんです。
これは溜まった量や期間により判断されることだと思いますので
クセになるから抜かないなどの選択はされない方が良いかなと思います。
あと、水を抜いた時はその色も確認するといいですね。
通常、淡黄色透明です。
ですが、炎症・感染・靭帯が切れるなどで色が変化します。
黄色で透明 → 半月板損傷・軟骨損傷・変形性関節症など
黄色で濁りがある(混濁) → 関節リウマチ、痛風・偽痛風など
白く濁りがある → 感染・化膿性関節炎など
血液 → 半月板損傷、靭帯損傷、関節包損傷など
油の混じった血液 → 関節内骨折(膝蓋骨折・脛骨高原骨折など)
整骨院、鍼灸院でできること
膝の水が溜まる原因はお分かりいただけましたか?
膝損傷の原因で水が溜まるケースは確かにありますが、
炎症を起こしている場合、使いすぎというよりも
関節運動や荷重時の骨と骨の位置がズレている場合も多いので
関節の噛み合わせを整えることで痛みや炎症が改善されることがあります。
炎症が改善されると余分な関節液が吸収され腫れが引くのが早まるので
相談してください。
炎症が治らない限り、水は溜まり続けます。
なので水を抜くとクセになると言った誤情報が生まれたのかもしれませんね。
それから、やはり正しい膝関節の動かし方や筋肉のバランスを整えることは大切です。
変に膝関節に負担をかけないようにしたいですね。
足の筋肉を鍛えるとともに筋肉の緊張を取り、正しい姿勢や関節の使い方を習得すれば
関節に悩むことがなくなりますよ。
微力ながらお手伝いいたしますので
膝損傷の原因で水が溜まるケースは確かにありますが、
炎症を起こしている場合、使いすぎというよりも
関節運動や荷重時の骨と骨の位置がズレている場合も多いので
関節の噛み合わせを整えることで痛みや炎症が改善されることがあります。
炎症が改善されると余分な関節液が吸収され腫れが引くのが早まるので
相談してください。
炎症が治らない限り、水は溜まり続けます。
なので水を抜くとクセになると言った誤情報が生まれたのかもしれませんね。
それから、やはり正しい膝関節の動かし方や筋肉のバランスを整えることは大切です。
変に膝関節に負担をかけないようにしたいですね。
足の筋肉を鍛えるとともに筋肉の緊張を取り、正しい姿勢や関節の使い方を習得すれば
関節に悩むことがなくなりますよ。
微力ながらお手伝いいたしますので
ぜひ、ご相談ください。
廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」
●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅
《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)