こんにちは、いりえです。
今日は「骨」の話。
骨には重要な役割があります。
特に骨は筋肉、腱、靭帯、関節、神経、循環系などと
密接に連携し、「運動器」としての役割を担います。
運動器とは、身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経等の総称。
自分の意思で活用することができる唯一の組織で
運動器の障害は直接我々の生活機能の低下に直結します。
骨粗鬆症など骨の障害では生活の質も著しく低下します。
骨って何でできているのか、役割は何かなどなど
骨について知っていきましょう。
骨についての話
骨の中ってどうなってるのか?
骨の中ってどうなってるかご存知ですか?
骨は大きく分けて皮質骨(緻密骨)と海綿骨に分けられます。
軽量かつ頑健さが求められるため、外側の皮質骨は非常に密度が高く頑丈にできてます。
一方の内側の海綿骨は骨髄腔内に広がる骨梁と呼ばれる小さな骨の集まりになっています。
この骨梁に囲まれた空間には多くの血管と血液が流れ、骨髄を形成しています。
ちなみに、骨粗鬆症等で初期の骨量減少が認められるのは海綿骨です。
骨は大きく分けて皮質骨(緻密骨)と海綿骨に分けられます。
軽量かつ頑健さが求められるため、外側の皮質骨は非常に密度が高く頑丈にできてます。
一方の内側の海綿骨は骨髄腔内に広がる骨梁と呼ばれる小さな骨の集まりになっています。
この骨梁に囲まれた空間には多くの血管と血液が流れ、骨髄を形成しています。
ちなみに、骨粗鬆症等で初期の骨量減少が認められるのは海綿骨です。
骨の役割は?
骨の役割は
■体を支える機能
■脳や内臓などを保護する機能
■運動の起点
■血液を造る機能
■カルシウムの貯蔵機能
などの5つが挙げられます。
まず一つずつ解説しますね。
体を支える機能というのはそのものなんですが、
骨がないと我々は軟体動物のごとく、ふにゃふにゃで立ち上がるどころの話ではなくなりますよね。
人間は骨がしっかりと支えてくれているからふにゃふにゃじゃないわけです。
そのしっかりした骨のおかげで内臓や脳は保護されています。骨は骨格とも呼びますが、
空間を形成している部分があります。その中に大切な器官を入れて守ります。
例えば頭蓋骨は脳を守っていますし、肋骨や胸骨などは心臓や肺など内臓を保護していますね。
背骨(脊椎)は脊髄神経を入れて、外部からの衝撃から守っています。
重要な器官守る機能が骨にはあります。
それから、運動の起点となる。
これは骨に付着する筋、腱の収縮・伸張等によって可動性のある関節を支点に運動が行われることを指しています。
つまり、人の動きには関節が関係していてその関節を動かす大元が骨なんですね。
冒頭で述べたように骨は「運動器」としての役割を発揮しているんです。
そして、血液を造る機能。
骨の中心部には「骨髄」という組織があります。
「骨髄」には血液のもとである細胞(造血幹細胞)があり、血液の生産が盛んに行われています。
具体的にいうと、酸素や二酸化炭素を運ぶ赤血球、細菌やウイルスとたたかう免疫の主体となる白血球、けがをしたときに出血を止める血小板などが作られています。
ちなみに、これらの血球成分や養分・ホルモン・老廃物などを運ぶ液体成分の血漿は、肝臓で作られています。
最後にカルシウムの貯蔵機能について。
骨の主成分はカルシウムであるため、骨には多くのカルシウムが蓄えられています。
カルシウムは神経や筋肉の興奮にはたらくミネラルで、通常、血液中の濃度は一定に保たれています。
血液中のカルシウムが不足すると、ホルモンの作用によって骨に蓄えられていたカルシウムが放出され、
逆に多くなると骨に貯蔵されます。
骨粗鬆症は骨からカルシウムが溶け出して骨が弱くなり、折れやすくなった状態です。
カルシウムは骨強度を高めたり、それを維持したりするだけでなく、神経系の情報伝達や筋肉の収縮、
血液の凝固などにも欠かせない物質です。
骨を強くするという目的以外にも、重要な微量ミネラルだということですね。
「ミネラル」とは、私たちの体に欠かせない元素で、「タンパク質」「脂質」「糖質」「ビタミン」に並ぶ五大栄養素のひとつです。
カルシウムは体の中で一番多いミネラルで、99%がリンと結合して骨や歯に存在します。
他にもナトリウム、カリウムなどの電解質が骨中に貯蔵され必要に応じて血中に放出されます。
■体を支える機能
■脳や内臓などを保護する機能
■運動の起点
■血液を造る機能
■カルシウムの貯蔵機能
などの5つが挙げられます。
まず一つずつ解説しますね。
体を支える機能というのはそのものなんですが、
骨がないと我々は軟体動物のごとく、ふにゃふにゃで立ち上がるどころの話ではなくなりますよね。
人間は骨がしっかりと支えてくれているからふにゃふにゃじゃないわけです。
そのしっかりした骨のおかげで内臓や脳は保護されています。骨は骨格とも呼びますが、
空間を形成している部分があります。その中に大切な器官を入れて守ります。
例えば頭蓋骨は脳を守っていますし、肋骨や胸骨などは心臓や肺など内臓を保護していますね。
背骨(脊椎)は脊髄神経を入れて、外部からの衝撃から守っています。
重要な器官守る機能が骨にはあります。
それから、運動の起点となる。
これは骨に付着する筋、腱の収縮・伸張等によって可動性のある関節を支点に運動が行われることを指しています。
つまり、人の動きには関節が関係していてその関節を動かす大元が骨なんですね。
冒頭で述べたように骨は「運動器」としての役割を発揮しているんです。
そして、血液を造る機能。
骨の中心部には「骨髄」という組織があります。
「骨髄」には血液のもとである細胞(造血幹細胞)があり、血液の生産が盛んに行われています。
具体的にいうと、酸素や二酸化炭素を運ぶ赤血球、細菌やウイルスとたたかう免疫の主体となる白血球、けがをしたときに出血を止める血小板などが作られています。
ちなみに、これらの血球成分や養分・ホルモン・老廃物などを運ぶ液体成分の血漿は、肝臓で作られています。
最後にカルシウムの貯蔵機能について。
骨の主成分はカルシウムであるため、骨には多くのカルシウムが蓄えられています。
カルシウムは神経や筋肉の興奮にはたらくミネラルで、通常、血液中の濃度は一定に保たれています。
血液中のカルシウムが不足すると、ホルモンの作用によって骨に蓄えられていたカルシウムが放出され、
逆に多くなると骨に貯蔵されます。
骨粗鬆症は骨からカルシウムが溶け出して骨が弱くなり、折れやすくなった状態です。
カルシウムは骨強度を高めたり、それを維持したりするだけでなく、神経系の情報伝達や筋肉の収縮、
血液の凝固などにも欠かせない物質です。
骨を強くするという目的以外にも、重要な微量ミネラルだということですね。
「ミネラル」とは、私たちの体に欠かせない元素で、「タンパク質」「脂質」「糖質」「ビタミン」に並ぶ五大栄養素のひとつです。
カルシウムは体の中で一番多いミネラルで、99%がリンと結合して骨や歯に存在します。
他にもナトリウム、カリウムなどの電解質が骨中に貯蔵され必要に応じて血中に放出されます。
骨は常に代謝している
人は成長後、ずっと同じ骨で過ごしているわけではありません。骨は常に古い骨を壊して、その場で新しい骨を作るということを繰り返しています。
この骨の入れ替え作業を「骨のリモデリング(骨の代謝)」と言います。
リモデリング には、「破骨(はこつ)細胞」と「骨芽(こつが)細胞」という2つの細胞が働きます。
破骨細胞が古くなった骨の表面にはりついて、骨を溶かします(この働きを骨吸収と言います)。次に骨が溶かされた所に骨芽細
胞がたんぱく質やカルシウム、リンといった骨の成分を分泌して、新しい骨を形成します(この働きを骨形成と言います)。
骨折した後に骨が修復されるのも、「破骨細胞」と「骨芽細胞」の働きによるものです。
骨粗鬆症の原因は骨の吸収が形成より大きくなった結果だと言われています。
本人が気づかないうちに病状が進行するので怖いですね。
とどのつまりは、なぜ骨が弱くなるかは骨を作る力が弱くなることが主な原因なんです。
運動不足やカルシウムの不足も骨を弱くします。
特に女性は、閉経を迎え、女性ホルモンの分泌が減少してくることで骨が弱くなります。
予防するには子どもの頃から太陽の下での適度な運動と、カルシウムやマグネシウムなどをとることが大切です。
更年期以後の方は、カルシウムもより一層必要になります。
この骨の入れ替え作業を「骨のリモデリング(骨の代謝)」と言います。
リモデリング には、「破骨(はこつ)細胞」と「骨芽(こつが)細胞」という2つの細胞が働きます。
破骨細胞が古くなった骨の表面にはりついて、骨を溶かします(この働きを骨吸収と言います)。次に骨が溶かされた所に骨芽細
胞がたんぱく質やカルシウム、リンといった骨の成分を分泌して、新しい骨を形成します(この働きを骨形成と言います)。
骨折した後に骨が修復されるのも、「破骨細胞」と「骨芽細胞」の働きによるものです。
骨粗鬆症の原因は骨の吸収が形成より大きくなった結果だと言われています。
本人が気づかないうちに病状が進行するので怖いですね。
とどのつまりは、なぜ骨が弱くなるかは骨を作る力が弱くなることが主な原因なんです。
運動不足やカルシウムの不足も骨を弱くします。
特に女性は、閉経を迎え、女性ホルモンの分泌が減少してくることで骨が弱くなります。
予防するには子どもの頃から太陽の下での適度な運動と、カルシウムやマグネシウムなどをとることが大切です。
更年期以後の方は、カルシウムもより一層必要になります。
骨と運動
骨は、負荷がかかるほど骨をつくる細胞が活発になり、強くなる性質があります。
散歩を日課にしたり、階段の上り下りを取り入れるなど日常生活のなかでできるだけ運動量を増やしましょう。
骨折予防に有効な運動は、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなどがあります。ただし、ご自身の体の状態にあわせて無理なく続けることが大切です。
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂り入れることも大事です。
カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、紫外線を浴びることで体内でもつくられます。
夏の直射日光を長時間浴びることは、皮膚が赤くなるなどダメージにつながりますが、
適度な日光浴は骨の健康に役立ちます。
余談ですが、骨に重力は大切です。
1Gの重力の地上では、運動により骨に荷重刺激が加わり、骨にカルシウムが蓄積されます。
荷重刺激があることで骨は丈夫になります。
宇宙では、骨への荷重負荷がかからないため、骨からカルシウムが放出され、骨粗鬆症患者の約10倍の速さで骨量が減少します。
宇宙飛行士の大腿骨頚部の骨強度は、1ヵ月に平均2.5%減少、6ヵ月間の宇宙滞在で平均15%減少します。
また、自転車選手として全米選手権でも準優勝した選手が常生活での軽い転倒で大腿骨を骨折し、念のためにと受けた骨量
検査で、重度の骨粗鬆症が発覚。なんと、25歳で80歳代の骨量しかありませんでした。
つまり、自転車に乗っているだけでは、骨量を増やすために必要な“衝撃”が骨に伝わらないということ。
骨には刺激が大切なんですね。
激しい運動では骨には何トンもの負荷がかかるというので驚きです。
骨のモース硬度は5。銅や軟鉄より硬いとされています。
この丈夫な骨を維持するには適度な運動や栄養は欠かせません。
こんな感じの骨の話でした。
骨はすごく重要なパーツです。
また、筋肉や関節などの器官と一緒に運動機能をこなしているので
大事にしましょう。
当院はこうした骨や関節、筋肉などの専門機関です。
散歩を日課にしたり、階段の上り下りを取り入れるなど日常生活のなかでできるだけ運動量を増やしましょう。
骨折予防に有効な運動は、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなどがあります。ただし、ご自身の体の状態にあわせて無理なく続けることが大切です。
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂り入れることも大事です。
カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、紫外線を浴びることで体内でもつくられます。
夏の直射日光を長時間浴びることは、皮膚が赤くなるなどダメージにつながりますが、
適度な日光浴は骨の健康に役立ちます。
余談ですが、骨に重力は大切です。
1Gの重力の地上では、運動により骨に荷重刺激が加わり、骨にカルシウムが蓄積されます。
荷重刺激があることで骨は丈夫になります。
宇宙では、骨への荷重負荷がかからないため、骨からカルシウムが放出され、骨粗鬆症患者の約10倍の速さで骨量が減少します。
宇宙飛行士の大腿骨頚部の骨強度は、1ヵ月に平均2.5%減少、6ヵ月間の宇宙滞在で平均15%減少します。
また、自転車選手として全米選手権でも準優勝した選手が常生活での軽い転倒で大腿骨を骨折し、念のためにと受けた骨量
検査で、重度の骨粗鬆症が発覚。なんと、25歳で80歳代の骨量しかありませんでした。
つまり、自転車に乗っているだけでは、骨量を増やすために必要な“衝撃”が骨に伝わらないということ。
骨には刺激が大切なんですね。
激しい運動では骨には何トンもの負荷がかかるというので驚きです。
骨のモース硬度は5。銅や軟鉄より硬いとされています。
この丈夫な骨を維持するには適度な運動や栄養は欠かせません。
こんな感じの骨の話でした。
骨はすごく重要なパーツです。
また、筋肉や関節などの器官と一緒に運動機能をこなしているので
大事にしましょう。
当院はこうした骨や関節、筋肉などの専門機関です。
何かございましたらご遠慮なくご相談ください。
廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」
●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅
《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)