体調不良は自律神経の乱れが原因?改善法は?

こんにちは、いりえです。
随分と朝晩が涼しくなってきましたね。
猛暑日の後のこのような急激な温度差は
自律神経の乱れのもと。
自律神経にかなり負担を強いている状態です。

自律神経の乱れが原因となっている
食欲不振、下痢、便秘、腹痛、めまいなどの
様々な体調不良を放っておくと
本格的な自律神経失調症へと進行するおそれがあるので
今のうちにしっかりセルフケア・メンテナンスをしておきましょう。

自律神経が乱れているかどうか自分ではなかなか判断しづらいですよね。
なので、次に挙げる症状をチェックしてみてください。

●頭痛が頻繁に起きる、頭が重い
●胸に圧迫感がある、息苦しさを感じる
●動悸がしたり汗をたくさんかく
●肩こり・腰痛で悩んでいる
●めまいを起こす
●だるい、倦怠感
●下痢、便秘を起こす
●食欲不振
●朝起きてもスッキリした感じがない
●朝早くに目が覚めてしまう
●不安感やイライラ感がある
●人に会いたくない
●集中できない
●やる気が起きなく憂鬱だ

上記の項目に複数心当たりがあるなら
自律神経が乱れている可能性があります。
ひょっとしたら自律神経失調症になっている場合もあるので
注意が必要です。

ただ、このような症状は他の疾患でもよくみられるので
確定しにくいですよね。

よく間違われやすいのが
貧血や甲状腺機能亢進症、膠原病、がん…
精神の病気であれば、うつ病や統合失調症などですが、
このように自律神経の乱れと似通った病気が潜んでいる
可能性もありますのでまずは症状に合わせた医療機関を
受診することも必要です。

とにかく、自律神経が乱れると様々な症状を引き起こすことが
お分かりになられたと思います。

それこそ、内臓や精神面など多岐に影響するんですね。
それは、自律神経が心身の健康を保つ重要な役割を果たしているからです。

以前から何度かお話してきたと思いますが、
自律神経の役割は基本的な生命活動を維持する役目があります。
つまりは体温調節、呼吸、消化、循環、分泌、排泄など。
こうした生命活動を自律的な働きによりコントロールしています。
無意識のうちに自然と働いている感じですね。
なので自律神経が崩れる、乱れると
あらゆる生命活動に支障をきたすわけです。
なので様々な症状が現れるのも納得です。

この自律神経には交感神経と副交感神経の二つの種類が
あります。
この二つの神経がうまくバランスを取ることで
全体のバランスが整い、健康な心身を保っています。

交感神経は主として活発に活動するときに優位となり
副交感神経はゆっくりゆったりとしているときに優位となります。

日中活動的に動いている場合は交感神経も活発です。
方や、就寝するとき、体を休めているときは副交感神経が
ちゃんと働いているのが正常です。
こうした交感神経と副交感神経への切り替えは
自然と行われているものです。

しかし、過剰なストレスに晒されたりすると交感神経ばかりが優位になり
副交感神経への切り替えができにくくなります。
いつまでも体が活発に動いている状態が長く続くわけですね。
こうして自律神経は乱れていくんです。

ストレスだけじゃなく、生活習慣の乱れも自律神経を乱すもとです。
いつまでもスマホを見て夜ふかししてませんか?
体内時計が乱れると自律神経も乱れます。
副交感神経と交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。

朝起きてもだるい、やる気が起きない。集中できない。
副交感神経から交感神経へうまく切り替えられてないですね。

こうした自律神経の乱れを整えていくには
まず根本的な原因を排除しないといけません。

前述のように自律神経にストレスや生活習慣は大きく関わっていますので
それを正す必要があります。

その上で鍼灸治療を施すことで
正常に導くのがおすすめの改善法です。

自律神経に関係するツボに鍼で直接刺激を与えて
自律神経を調整するわけです。
目的は症状の緩和です。
最近の研究において鍼においての治療でβエンドルフィンという
神経ペプチドの分泌を活性化させ、自律神経の機能を
活性させてくれるというデータも出ています。

どのくらいで効果が出るかは正直その方その方で異なります。
ざっくりとした目安は最低5回、それから15回くらいでしょうか。

でも、発症してから長く改善されていない、副交感神経・交感神経が
過剰に反応される方は時間がかかるかもしれません。

ただ、なんでもそうですが、
時間がかかるけど諦めないことです。

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