慢性の腰の痛みを改善するために必要なこと

慢性腰痛

こんにちは、いりえです。
慢性的な腰痛や頭痛、肩こりなどに
悩んでいる方は大勢いらっしゃいます。
特に今回は腰痛についてのお話しですが、
長年患っているこうした慢性痛には
共通した要因があります。

慢性腰痛とは

腰痛には色々ありますが、
大きく大別すると「慢性腰痛」と「急性腰痛」があります。
急性のものはぎっくり腰や椎間板ヘルニア
腰椎圧迫骨折など。
急に身体を捻ったり、重たいものを無理やり持ち上げるなど
急激な負荷が腰にかかるなどして起こるケースや
腰椎やその周辺の組織が傷ついて起きる場合がほとんどです。
なので2日から1週間程度で痛みそのそものは沈静化します。

ただし、その痛みが炎症が治まっているにもかかわらず
ずっと長い間続く場合があります。
それが慢性腰痛となります。

急性腰痛から慢性腰痛へ移行するには
何か理由があるはずですが、はっきりと特定できません。
しかし、病気や外傷が治ったにも拘わらず痛みが長引くのは
「筋肉」「神経」「脳」に関係しているとは言われています。

また、慢性腰痛の基本は3ヶ月以上の痛みのある場合とされています。

慢性腰痛を起こす痛みの根本を探る

腰痛を抱えている方は1271万人もいます。
(厚生労働省資料2019年「国民生活基礎調査の概況」)
日本人で痛みを訴える方のうち一番多いのが腰痛です。
お年寄りのイメージが強い腰痛ですが、
近年は小学生でも腰痛を訴えるケースも増えてきています。

いわゆる慢性的な痛みを持続する腰痛で
レントゲン検査を受けても何も出ないケースは
非特異的腰痛と呼ばれ、85%にも及びます
残りの約15%が特異的腰痛と呼ばれ
原因がはっきりしているものです。

例としては前述した腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症。
また、がんによるものや細菌に感染して起きているケース、外傷、
臓器の病気や血管の病気で起きているケースなど様々です。

非特異的腰痛である慢性腰痛の原因も様々考えられます。
原因は1つとは限らないのがこの腰痛の難しいところ。

また、腰痛と呼ばれていますが、
腰周辺の痛みだけではなく、範囲としては
背中の肋骨の下からお尻まで
結構な範囲が腰痛の対象範囲です。

腰には骨盤や筋肉、神経、靱帯などいろんな組織が
集まっているので痛みも感じやすいんです。

構造もほかより弱い構造となっています。
大きな動きを担うのでしなやかな動きを要求されます。
結果的に頑強に固めたような構造にはなっていないのです。

つまり、故障しやすいのが腰なのです。

腰部には慢性痛を起こす要因が
ありすぎるほどあるんですよ。
筋肉や神経、靱帯などが集中している
場所ですから、その分様々な原因が考えられます。
複合的な原因による痛みが起こりうる部位です。

なので慢性腰痛の原因を根本的に追求するには
時間がかかります。
はい、すぐにというわけにはいかないのです。
地道に探る以外原因不明の痛みに対処できないのですが、
この慢性痛は放っておけばおくほどひどくなる傾向があります。
対症療法を治療の主としている整形外科などの医療機関では
完治は難しい領域かもしれません。

痛みの根本原因は画像には現れません。
例えば、筋肉の奥深くの状態などはまず画像には現れませんから。

慢性腰痛を原因がどこにあるか
腰椎?神経?それとも筋肉?

腰痛と聞いて整形外科では腰椎や神経に原因があると
されがちですが、筋肉のこりによるケースが意外と多いです。
また、腰痛が腰そのものに原因があると思われがちですが、
ほかの部位、肩などを庇った結果起きているなどの
ケースもあります。

なので原因は決めつけることなく柔軟な視野、
そして専門の知識を持ち、経験の豊富なプロに相談すべきです。

慢性腰痛を治すために必要なこと

慢性腰痛の原因として主に挙げられるのは

慢性腰痛の原因1 姿勢の悪さ

腰痛の原因のひとつとされるのが姿勢の悪さです。
特に気をつけたいのが座っているとき。
姿勢が崩れやすく、長時間座る姿勢を続けると腰への負荷が大きく、
立っている時より、座っている時の方が、約1.4倍も
腰に負担がかかるというデータがあります。

慢性腰痛の原因2 動作の繰り返し

重い荷物を持ち上げるような作業は、かがむ→立ち上がる→腰をひねる→かがむ…
など同じ動作をくり返すことになります。
この同じ動作の繰り返しが腰に大きく負担をかけることになります。
また、同じ姿勢を長時間とりつづけるという行為も問題です。
筋肉や関節の動きが悪くなるからです。
慢性的な腰痛にはこうした繰り返しの動作、そして座り続けるなどの動作が
大きな負担をかけます。

慢性腰痛の原因3 ストレス

意外と思われるでしょうが、ストレスも原因となります。
ストレスがかかると緊張状態を促す交感神経の働きが優位となります。
そうなると筋肉が緊張します。これが腰痛の原因となります。

筋肉は固まると碌なことになりません。
柔らかく柔軟な筋肉群は痛みとは無縁です。


現代でいうと、パソコンなどの作業も筋肉のこりを招きます。
季節でいうと寒い冬も筋肉は縮まり、こりを招きます。

こうした筋肉が硬くなり凝った状況を解決しないと
なかなか腰痛、肩こりなどは改善されません。

慢性腰痛へのアプローチはこれが正解

まず、こうした慢性腰痛の原因を知る上で必要な情報はあります。
整形外科に受診するなら病気そのものをさぐることです。
その際、レントゲンをとる場合があるでしょうが、
慢性腰痛の場合、MRIの方が理想的です。
MRIでないと骨や関節の状態はわかりません。

また、病院では完治に至るのか不安である場合
鍼灸院などの治療院への受診も視野に入れてみましょう。

根本的に改善するなら
原因を追求しなくてはなりません。
つまり、仮説を立て、施術し、検証の繰り返しです。

痛みをとるだけなら薬の投与、注射でもありです。
ただ、痛みを起こす本当の原因にアプローチしないと
いつまでも治らないです。

よくなっても再発の繰り返しです。

もちろん、慢性腰痛には筋肉などが関わっているので
患者さんにもそれなりに気をつけていただくこともあります。

姿勢改善や筋肉を動かす、座っていることが多いなら、途中で立って
動いてもらうなど。

その方の体の状態、生活、仕事など様々に要因で
治療法も異なります。

慢性腰痛にお悩みなら
一度ご相談ください。


廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
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入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)