女性に多い身体の不調①〜冷え〜

女性 冷え

こんにちは、いりえです。

今回は女性が普段感じている不調について、特に冷えについてです。

疲れやすい、冷え性、頭痛や腰痛、眠れない・浅い・寝つきが悪い、便秘
気分の浮き沈みが激しい
…などなど
女性に多い不調はたくさんあります。

もちろん男性にも当てはまる不調はありますが、
女性の場合は男性と大きく異なっている点として
女性ホルモンの作用により
症状が発生している場合が多々あるという点です。

病気と呼ぶには症状が曖昧である、または多岐にわたっているせいで
病院にかかるほどとは思えない…
でもご本人からしたら、
「しんどい」んですよね。

そんな様々な不調についてを解説します。

冷えの原因

手足が冷えて眠れない…
よく聞く言葉です。
大体、冷えで苦労されている方は夏とか冬とか季節関係ないと言われます。

そもそも身体の冷えは病気にかかりやすくなったり
女性だと不妊の原因などになったりといいことがありません。

しかも、昔に比べて冷えている女性は増加傾向にあります。

昔は「冷え」というと冬の定番のようなものでした。
しかし現代では夏冷えと呼ばれる状態の方も大勢います。

クーラーなどの冷房がその第一要因として挙げられます。
設定温度が低いと当然冷えやすいですよね。
大体、外出先の室温は女性にとっては低い温度設定になっています。

男性よりも筋肉量の少ない女性は身体の中で熱を生み出す力も低いです。
ということは男性よりも冷えやすいんです。

しかも、猛暑が続く昨今では女性のファッションも薄く、露出気味ですよね。
ノースリーブだったり薄手のワンピースに素足にサンダルなど
冷えやすい服装が主流だったりします。
服装からして冷えを誘発しています。

また、冷えは体温調節機能に問題があることで起こりがちです。
体温調節機能が働かなくなる原因には自律神経が関与しています。
以前からお伝えしていますが
自律神経がうまく機能できないと
あらゆるところに弊害が出ます。

冷えによって起きる様々な不調

冷えが続くと色々な不調を起こします。

◉抜け毛・白髪・薄毛
◉くすみ、たるみ、シワ、シミ、クマ
◉のぼせ
◉むくみ
◉歯周病
◉歯肉の変色・腫れ
◉イライラ、不安、不眠
◉ドライアイ、老眼、近眼、疲れ目
◉肩こり、腰痛、頭痛、関節痛
◉だるさ、疲れ
◉めまい、耳鳴り
◉月経痛、月経不順
◉アレルギー
◉便秘、下痢
◉動悸、ほてり
◉肥満
◉乾燥肌、痒み、ニキビ


まだまだありますが、
こんなにあります。

もちろん、冷えだけが原因ではないですがひどくなると
不調が増長されます。

まずは血流の改善

冷えは血流の悪さによるものであることは明白です。
血流の悪さは
貧血、低血圧、女性ホルモンの低下、自律神経失調症、甲状腺機能異常など色々考えられますが、
それだけではありません。

座りっぱなしが多い勤務体制だと当然血流は悪くなります。
また、食生活も、揚げ物などの脂質の多いものを食べ過ぎるとドロドロ血液の原因になり、血流の妨げになります。
あと、発汗しない方も要注意です。

発汗しない方は水分補給も怠りがち。
でも、意外と身体は水分不足に陥っているんです。
そうなると血液濃度。粘度が増すので血流が悪くなります。

冷え性の種類

冷え性は通常ならば体温を一定の温度に保つようにできているがそれができていない状態です。
人間の身体は体温が上がり過ぎたら発汗し、熱を身体の外へ発散させ、体温を下げようとします。
発汗などの体温調節は自律神経がコントロールしているので、自律神経の働きが崩れると全身の血流が滞ります。
手足の冷えをはじめさまざまな症状を引き起こします。

頭痛も身体が冷えて血行が悪くなると、首や肩にも重さを感じる緊張型頭痛になることがあります。
また、肌荒れや生理不順など女性特有の悩みにつながっていることもあります。

冷えで自律神経が乱れて新陳代謝が悪くなると、肌のターンオーバーにも影響します。つまりシミやしわの原因となりえます。
また、血行不良で顔まで栄養が行き届かなくなると、顔がくすんだり、目の周りにくまができたりすることもあります。
また、ホルモンバランスが乱れて、月経不順などのトラブルを引き起こすこともあります。

そんな冷え性にも種類があります。

内臓型冷え症、下半身型冷え症、四肢末端型冷え症です。

内臓型冷え症は手足は温かいのに内臓が冷えている状態です。おへそに手をあてたときに冷たく感じる方はこのタイプ。
免疫力や代謝の低下で風邪などひきやすく治りにくい、消化機能も低下しているので便秘などもしやすくなります。


下半身型冷え症は腰から足先までの下半身が冷える状態で、更年期の女性に多いです。ホルモンバランスの乱れや下半身の血行不良がで血行不良は主に下半身の筋力の低下が原因となっています。頻尿の原因にもなります。

四肢末端型冷え症は手足の末端が冷える症状で、10~30代の女性によく見られます。比較的若い女性に多いのは無理なダイエットや、冬でも素足でいるなど身体を冷やしがちであること。また、身体を強く締めつける下着の着用などで血液の流れが悪くなっている人も含まれます。

冷え症の治療

漢方薬
冷え症の治療には漢方薬が良いとされています。漢方薬には、血行を改善するものなど効能別に種類がたくさんありますので、体質に合うものを服用することが重要です。

整体
筋肉のこりをほぐすことで血流が改善されたり、リンパの流れが改善されて新陳代謝がよくなったり、骨盤のゆがみが冷え症の原因になっていることもあるので骨盤や身体のゆがみを治して血流と代謝を改善することで冷え症を改善へと導きます。

鍼灸
東洋医学では、「気」の巡りが滞ると冷えの状態になるという考えがあるので、まずは気の巡りを改善する治療を行います。気のエネルギーを体内に循環させ筋肉や血管の状態を整える「肝(かん)」、水分代謝機能等をつかさどる「腎(じん)」、栄養吸収を促し身体中に水分を循環させる「脾(ひ)」の、3つの機能の回復を鍼灸により促します。


当院ではさすがに漢方薬の処方は無理ですが、
整体、鍼灸の複合治療は可能です。
また、非常にリラックスした状態での施術をモットーとしていますので
ぜひ、お悩みの方はご相談ください。

廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
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入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)