女性の更年期障害と鍼灸

更年期障害
こんにちは、いりえです。
前回は男性の更年期障害でしたが、
今回は女性の更年期障害の話です。

女性の場合、女性ホルモンである
エストロゲン・プロゲステロンが急激に減少することで
更年期障害は起きます。

この変化が女性に多大な影響を及ぼすのですが、
全員が更年期障害が起きるとは限りません。

症状の現れかたは個人個人違います。

女性の更年期障害の主な症状

更年期障害の症状は
のぼせ・ほてり・動悸・息切れ・頭痛・めまい・ホットフラッシュなど
さまざまです。
肩こりや腰痛がひどい方もいればうつを発症する方も。

精神的にイライラしたり
不安感が増したり、気分の落ち込み、不眠など精神的な不調を訴える方もいます。
こうした症状は自律神経失調症に似ています。

また、このような症状が軽く、日常的に全く問題なく過ごせる人もいれば
うつ状態になったり、寝込んでしまったりで外出できないほどの方もいます。

こんなに個人差が激しいのはどうしてでしょうか。

更年期障害、人によって症状がちがうのはなぜ

閉経の時期も個人差があります。
ですが、症状の現れ方もかなりの個人差があります。

まず、こうした個人差が出る要因としては
生活環境に差異があること。

つまり、
就業しているか、結婚しているか、子供がいるか、親と同居しているかなど
環境にはかなり個人差がありますね。

もっと細かく言うと、実に全く同じ環境の人はいないのかもしれませんね。

なぜ、この生活環境が問題かというと、
更年期障害とストレスが関係しているとされているからです。

生活環境にストレスを強く感じている人ほど
更年期障害の症状が強く出ます。

また、性格も関係します。
真面目で頑張り屋、神経質、完璧主義といった性格の人は、
更年期の症状を感じやすい傾向があります。

ただ、周りの人、家族や夫の理解を得られたりするような場合は
こうした症状を乗り越えやすいとされています。

ちょうど更年期に差し掛かる女性は
仕事や子育て、介護だったり
ストレスにさらされている年代でもあります。

こうしたストレスが大きいと症状も重くなります。

更年期障害を改善する方法

加齢に伴うホルモンの減少は必ず起きます。
それを止めることはできませんが、
症状を和らげることはできます。
病院でのホルモン補充療法は一般的ですが、
前回にもお話しした通り、東洋医学に基づく
鍼灸治療なども効果が期待されています。

漢方薬だと
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)など。

こうした漢方薬は身体を強くする作用があり、
対して鍼灸治療はバランスを取ったり、流れが悪いものの流れを良くする作用があります。

なので体の状態を見て、弱っている場合は漢方と鍼灸の併用もありです。

それから生活習慣の見直しが大事です。
鍼灸治療や漢方での治療も良いのですが、
やっぱり生活の基本を整えることは何よりも大事です。

それからこうした更年期では、
冷たいもの、甘いもの、高タンパクなものは摂りすぎないようにしましょう。
また、少し汗のかくような運動をすることもおすすめです。
老廃物の排泄にもつながり、体温を上げることにもなります。


更年期障害は卵巣の機能が低下して、エストロゲンの分泌が減れば、
さまざまな不調を伴い起きるものです。
ただ、病気というものではなく、そうした変化に心身が順応できない結果です。

順応できなくて苦しいのであれば
ぜひ、ご相談ください。


廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
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入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)