食事制限、運動しても痩せないのは「モナリザ症候群」かも。

モナリザ
こんにちは、いりえです。

食事制限して、運動して…ても痩せない!
こんな悩みを抱えている人はいませんか?
これ、ひょっとしたら「モナリザ症候群」かもしれません。

「モナリザ症候群」って聞いたことありますか?
今回はこの「モナリザ症候群」についてのお話です。

モナリザ症候群とは何?

最近は健康志向が高まっていますね。肥満は見た目もさることながらいろんな病気、
例えば糖尿病や脂質異常症・高血圧症・心血管疾患などの生活習慣病を引き起こすとされ、
みなさんダイエットなど試みる方も多いですね。

肥満というのはただ体重が多いというものではなく、
体脂肪が過剰に蓄積された状態をいいます。


なので、大抵「食事制限」・「運動」などで
脂肪を落とそうと考えるわけです。
最近ではyoutubeなどで簡単にそういったダイエット法を調べることができるので
そうしたダイエットも自己管理のもとで行っていくのが主流でしょう。

さて、そういったダイエットを頑張ってしていても
体重が落ちない。
ちゃんとカロリー制限しているのに体重が減らない。むしろ増えているかも。

そんな状況の方はいませんか?

その原因はモナリザ症候群だからかもしれません。

モナリザ(MONA LISA)症候群は、
国際肥満学会で発表された「肥満者の大多数は交感神経の働きが低下している(Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity)」という研究内容の頭文字をとったものです。
また、肥満患者のうち、約7割がモナリザ症候群に該当するともされています。

さあ、お気づきでしょうか?
この肥満が自律神経と関わっているということに。

自律神経には2種類ありますね。交感神経と副交感神経です。
自律神経の乱れで不調が起きている場合、大方が交感神経が副交感神経より優位とされるケースです。
なので、交感神経を抑え、副交感神経を優位にしようと色々と試みるわけです。

ところが、このモナリザ症候群のカギは『自律神経の乱れ』でも「交感神経」の方です。
交感神経が何かの原因で働きが低下していることでモナリザ症候群はおきるんですね。

自律神経は交感神経と副交感神経がバランスをとって調整し合うことで
自身の体を健康に、安全に保っているということはご存知だと思います。

交感神経は車で言うとアクセルに例えられ、副交感神経はブレーキに例えられます。
つまり、交感神経が働く時は代謝が活発になり、カロリーを消費するようになっています。
副交感神経はブレーキなので体の休息を促し、代謝を落ち着かせます。

モナリザ症候群は自律神経のバランスが崩れ、アクセルある交感神経が働かなくなっていますので
代謝が低下しています
。この状況でカロリー制限しても、継続的な運動をしてもいっそカロリーが消費されることがないんです。
こうして消費されないカロリーは体脂肪として体に貯蔵され、どんどん体脂肪が増加していくということになります。

なのでダイエットの効果を高めたいなら
まず、自身の自律神経が整っているかどうかは重要なんですね。

モナリザ症候群を回避する為には

こうしたモナリザ症候群は日本人で肥満に悩んでいる人の多くがこのモナリザ症候群と言われています。
確かに不規則な生活を送っていたり、ファーストフードや加工食品で生活している人も多いですよね。
こうした生活習慣は自律神経に良くないので多いのもうなづけます。
運動不足や夜更かし、あとはストレスです。

かかりやすいことこの上ないです。

と言うことは、回避策としては

・規則正しい生活をする
・運動をする
・日光を浴びる


などはもちろん

・体を冷やさない
・腸内環境を整える


なども必要です。

自律神経のリズムを正常にするには
日光を浴びることはかなり重要です。
朝起きたら、まずはカーテンを開けて日の光を体いっぱいに浴びましょう。
活動と休息のメリハリがある生活リズムを作ることが大事なんですね。

この日光を朝浴びると
セロトニンが活性化されるので、質の良い睡眠に欠かせないメラトニンが夜に作られやすくなります。
セロトニンとメラトニンの適切な分泌によって活動・休息のリズムが整います。

それから、体を冷やさないようにしてください。
暑いからといって冷たい食べ物や飲み物を摂りすぎないように。
エアコンの効きすぎもよろしくないです。
体温調節を自律神経が関与している以上、こうしたことは気をつけないといけません。

そして、腸も整えてください。腸の働きにも自律神経が関係しています。

モナリザ症候群は交感神経の働きが低下したことによるものです。ですが、交感神経だけを働かせれば良いというわけではないです。交感神経と副交感神経がバランスよく整うことで根本的な解決に繋がります。

モナリザ症候群と鍼灸

鍼灸治療は自律神経を整えるのに一役かうとは言わずと知れてます。
僕もブログの中で常々言っています。

鍼灸自体はダイエットに効く云々は言い切れないですが、
このモナリザ症候群には効果は期待できそうです。

鍼灸は神経系に強いので。

痛いんじゃないの?と言われるんですけど
確かに大昔は痛みを伴っていたかもしれませんが、
現代は針も進歩していますからね。

痛みのない細い針もありますからね。

昔とは変わってきていますから。

それに、痛みがストレスになっては本末転倒ですからね。
ストレスのない治療をどこの鍼灸院もやってると思います。

当院ももちろん自律神経の乱れを治す施術をしていますので
ぜひ、ご相談ください。

廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!



入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)