こんにちは、いりえです。
今回は腸の異常「過敏性腸症候群」。腸の異常とはいえ、腸に炎症、あるいは腫瘍などがないのにお腹が痛んだり膨満感などの不快感があったり、下痢や便秘を繰り返すなどの症状が長期間続く。それが「過敏性腸症候群」です。これは血液検査や内視鏡では判別できません。なぜなら腸そのものに病巣などの原因がないからです。
過敏性腸症候群にお悩みの方へ
過敏性腸症候群の原因
過敏性腸症候群は腹痛や不快感、下痢や便秘が伴う病気です。
腫瘍や炎症などの要因ではなく、腸の蠕動(ぜんどう)運動がうまく機能しなくなるなどの機能的な問題によって発症します。
致命傷を伴う疾患ではないものの突然腹痛や便意を催したりするので電車に長時間乗れないなど生活の質(QOL)を著しく損なうものです。なので患者さんにとっては著しく不安や苦痛を伴う疾患です。かなり悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
10~40代の比較的若年層に多くみられますが、最近では中高年層の患者数も増えています。
また、過敏性腸症候群は男性では下痢型、女性では便秘型が多いのも特徴です。
原因がはっきりと特定されていないのもこの疾患の悩ましい所です。
ただ、最近の研究によるとストレスによるのではないかという見方が一般的です。
何かしらストレスを受けた際、ストレスホルモンが脳下垂体より出るので、
それが腸を刺激し、腸の動きを損なうという考えです。
これが怖いのは、くりかえしこうしたホルモンによる腸への刺激が腸を損なうことで
腸自体がその刺激に対して知覚過敏になることです。
そうするとちょっとした痛みや動きで脳にストレス反応を促してしまいます。
すると症状が一層強く出てしまうようになり、
悪循環を引き起こすようになるのです。
腫瘍や炎症などの要因ではなく、腸の蠕動(ぜんどう)運動がうまく機能しなくなるなどの機能的な問題によって発症します。
致命傷を伴う疾患ではないものの突然腹痛や便意を催したりするので電車に長時間乗れないなど生活の質(QOL)を著しく損なうものです。なので患者さんにとっては著しく不安や苦痛を伴う疾患です。かなり悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
10~40代の比較的若年層に多くみられますが、最近では中高年層の患者数も増えています。
また、過敏性腸症候群は男性では下痢型、女性では便秘型が多いのも特徴です。
原因がはっきりと特定されていないのもこの疾患の悩ましい所です。
ただ、最近の研究によるとストレスによるのではないかという見方が一般的です。
何かしらストレスを受けた際、ストレスホルモンが脳下垂体より出るので、
それが腸を刺激し、腸の動きを損なうという考えです。
これが怖いのは、くりかえしこうしたホルモンによる腸への刺激が腸を損なうことで
腸自体がその刺激に対して知覚過敏になることです。
そうするとちょっとした痛みや動きで脳にストレス反応を促してしまいます。
すると症状が一層強く出てしまうようになり、
悪循環を引き起こすようになるのです。
脳と腸の関係
ストレス社会である現代では誰でも
過敏性腸症候群を引き起こす可能性はあります。
そして、ストレスが腸に及ぼす影響と脳は密接に関係しています。
ストレスを抜きにしても腸は第二の脳と呼ばれるくらい重要な部位です。
脳と腸はお互い密接に影響を及ぼし合うという関係なので
脳がストレスを感知すると、すぐに信号を出し、それがすぐに腸に届きます。
すると、腸の運動に影響が出ます。
ストレス状態や緊張する状態が続くことで腸の収縮運動は過剰になったり、痛みを感じやすくなるので
結果的に腹痛や下痢になったりするわけですね。
ちなみに受精卵が細胞分裂を繰り返し、その過程で様々な器官ができて、人間が形成されるわけですが、
一番最初にできる器官が腸です。
その腸から「口」と「肛門」ができます。
よく考えてみると世の中で単純な構造を持つ生き物ですら、
口と腸と肛門は存在します。
脳ができるのはもっと後の行程で
その間に肝臓や肺も作られます。いずれも腸が伸びて分岐してできるようなイメージです。
腸は生物にとってかなり重要なポジションですね。
また、腸には迷走神経という太くて大きな神経が埋め込まれています。
その神経繊維90%までが腸から脳へと情報を運んでいることが明らかになってきました。
さらに追記するとドーパミンやノルアドレナリンの暴走をも抑えるセロトニンは
腸(腸内細菌との協同作業)で作られます。
体内のセロトニンの90%は腸に存在し、腸の蠕動運動に関わりがあり、
多ければ下痢をきたし、少なければ便秘になります。
対して、脳内に存在するセロトニンは2%のみです。
セロトニンは別名(幸せホルモン)。
感情(性格)を支配する代表的な脳内神経伝達物質といわれています。
こうした腸と脳、そして自律神経の話は次回にお話します。
過敏性腸症候群を引き起こす可能性はあります。
そして、ストレスが腸に及ぼす影響と脳は密接に関係しています。
ストレスを抜きにしても腸は第二の脳と呼ばれるくらい重要な部位です。
脳と腸はお互い密接に影響を及ぼし合うという関係なので
脳がストレスを感知すると、すぐに信号を出し、それがすぐに腸に届きます。
すると、腸の運動に影響が出ます。
ストレス状態や緊張する状態が続くことで腸の収縮運動は過剰になったり、痛みを感じやすくなるので
結果的に腹痛や下痢になったりするわけですね。
ちなみに受精卵が細胞分裂を繰り返し、その過程で様々な器官ができて、人間が形成されるわけですが、
一番最初にできる器官が腸です。
その腸から「口」と「肛門」ができます。
よく考えてみると世の中で単純な構造を持つ生き物ですら、
口と腸と肛門は存在します。
脳ができるのはもっと後の行程で
その間に肝臓や肺も作られます。いずれも腸が伸びて分岐してできるようなイメージです。
腸は生物にとってかなり重要なポジションですね。
また、腸には迷走神経という太くて大きな神経が埋め込まれています。
その神経繊維90%までが腸から脳へと情報を運んでいることが明らかになってきました。
さらに追記するとドーパミンやノルアドレナリンの暴走をも抑えるセロトニンは
腸(腸内細菌との協同作業)で作られます。
体内のセロトニンの90%は腸に存在し、腸の蠕動運動に関わりがあり、
多ければ下痢をきたし、少なければ便秘になります。
対して、脳内に存在するセロトニンは2%のみです。
セロトニンは別名(幸せホルモン)。
感情(性格)を支配する代表的な脳内神経伝達物質といわれています。
こうした腸と脳、そして自律神経の話は次回にお話します。
過敏性腸症候群が疑われる症状
■便秘と下痢を交互に繰り返している
■慢性的な便秘に悩んでいる
■コロコロとした硬くて小さい便が出る
■何度も下痢便が出る
■下痢をした後はお腹がスッキリする
■急に腹痛が起こる
■お腹が張っている
■緊張するとお腹が痛くなる
■すぐにトイレに行けない場所にいると不安
過敏性腸症候群と似た症状を持つ他の疾患としては、
大腸がん・潰瘍性大腸炎・クローン病など。
なので、大腸カメラ検査でこうした病気ではないかどうかをあらかじめ調べる必要があります。
■慢性的な便秘に悩んでいる
■コロコロとした硬くて小さい便が出る
■何度も下痢便が出る
■下痢をした後はお腹がスッキリする
■急に腹痛が起こる
■お腹が張っている
■緊張するとお腹が痛くなる
■すぐにトイレに行けない場所にいると不安
過敏性腸症候群と似た症状を持つ他の疾患としては、
大腸がん・潰瘍性大腸炎・クローン病など。
なので、大腸カメラ検査でこうした病気ではないかどうかをあらかじめ調べる必要があります。
ストレスによる自律神経の乱れが過敏性腸症候群の原因
先ほど、過敏性腸症候群の原因は腸の知覚過敏と言いましたが、
それ意外にも原因とされる有力な候補はいくつかあります。
食物アレルギーによる下痢説や腸管に軽度の炎症がある説などです。
いずれもその原因を改善したら過敏性腸症候群が改善したとの報告もあります。
そして中でもストレスによる自律神経の乱れは有力な原因として挙げられるものです。
いずれにしてもはっきりとした原因がわからないので
患者さんごとに総合的な判断が必要となります。
それ意外にも原因とされる有力な候補はいくつかあります。
食物アレルギーによる下痢説や腸管に軽度の炎症がある説などです。
いずれもその原因を改善したら過敏性腸症候群が改善したとの報告もあります。
そして中でもストレスによる自律神経の乱れは有力な原因として挙げられるものです。
いずれにしてもはっきりとした原因がわからないので
患者さんごとに総合的な判断が必要となります。
鍼灸と整体でのアプローチで過敏性腸症候群を改善
当院でのアプローチ法は骨盤のゆがみ、体のゆがみを正し、筋肉のはりを解除、
そして腹部を温め、鍼灸で自律神経を整えることです。
自律神経系を主に整えるのは鍼灸治療が欠かせません。
また、自律神経は体全体を整えないと、整えづらい部位です。
体のバランスが整うと自律神経も整いやすくなります。
逆に体のバランスが崩れていると自律神経のバランスも崩れがちです。
何か異常がある場合、原因となる病巣などがない場合、
体のバランスが崩れていることが
自律神経だけでなく全ての機能に障害を及ぼす原因の一つになっていることを
そして腹部を温め、鍼灸で自律神経を整えることです。
自律神経系を主に整えるのは鍼灸治療が欠かせません。
また、自律神経は体全体を整えないと、整えづらい部位です。
体のバランスが整うと自律神経も整いやすくなります。
逆に体のバランスが崩れていると自律神経のバランスも崩れがちです。
何か異常がある場合、原因となる病巣などがない場合、
体のバランスが崩れていることが
自律神経だけでなく全ての機能に障害を及ぼす原因の一つになっていることを
留意してください。
廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」
●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅
《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)