スギ花粉症アレコレと対処法

今年の花粉は日本気象協会による飛散予測では
前シーズンより飛散量は多いらしいですね。
また、スギ花粉の飛散開始時期は広島では2月16日らしいです。
ピークは3月上旬。
花粉症の方にとってはイヤな時期ですよね。
そして春の花粉症を引き起こすのが
スギやヒノキです。
今回は花粉症を引き起こすスギについてのこぼれ話です。
前シーズンより飛散量は多いらしいですね。
また、スギ花粉の飛散開始時期は広島では2月16日らしいです。
ピークは3月上旬。
花粉症の方にとってはイヤな時期ですよね。
そして春の花粉症を引き起こすのが
スギやヒノキです。
今回は花粉症を引き起こすスギについてのこぼれ話です。
日本にスギが多い理由ってなに?
スギは昔から好まれている樹種です。
真っ直ぐに伸びる性質を持っているため、
「直木(すぐき)」という言葉が訛って「杉(すぎ)」と
名づけられたとか。
諸説ありそうですが、加工しやすい性質なため、
古くから建造物や家具、食器など
暮らしに取り入れられてきたようです。
また、スギの優れている点は
加工のしやすさだけでなく
その鎮静効果や保湿性、耐久性などの性能も挙げられます。
また、日本原産の木の中でも長寿を誇り
大きく育つという点でも好まれてきようです。
確かにスギには巨木と言える木が各地にありますね。
日本書紀にもスギが登場します。
古来より馴染み深い木だったんでしょうね。
昔から馴染み深いスギは
太平洋戦争後、その多くが失われてしまいました。
なので戦後、復興目的で多くのスギが植林されることになります。
他の樹木より二酸化炭素の吸収率が高いため、地球温暖化防止に適していて
大量に植林することで、土砂崩れや風害を防止できるため
災害対策の役割も担っています。
成長が早く、日本の自然環境に広く適応できるスギ・ヒノキの造林は
国を挙げて推進してきたと言えます。
現在では国土面積の約7割を森林面積で占めており(2,505万ヘクタール)、
人工林面積は森林面積全体の約4割。
また、スギ・ヒノキ林が人工林面積の約7割を占めているそう。
今、戦後に植林されたスギ・ヒノキが木材として利用に適した時期を迎えているそうです。
人工林の伐採を進め、代わりに花粉の少ない苗木を植えると花粉症に悩まされなくなりそうですね。
スギは花粉症ということがなければすごく便利で役立つ木です。
なので近年では花粉を出さないスギの
人工林を増やす取り組みが行われています。
その結果、どうやら無花粉スギの苗を量産できる
組織培養技術が確立され、この技術で生産された無花粉スギが
試験的に植えられ、成長を記録する調査が始まっているそうです。
真っ直ぐに伸びる性質を持っているため、
「直木(すぐき)」という言葉が訛って「杉(すぎ)」と
名づけられたとか。
諸説ありそうですが、加工しやすい性質なため、
古くから建造物や家具、食器など
暮らしに取り入れられてきたようです。
また、スギの優れている点は
加工のしやすさだけでなく
その鎮静効果や保湿性、耐久性などの性能も挙げられます。
また、日本原産の木の中でも長寿を誇り
大きく育つという点でも好まれてきようです。
確かにスギには巨木と言える木が各地にありますね。
日本書紀にもスギが登場します。
古来より馴染み深い木だったんでしょうね。
昔から馴染み深いスギは
太平洋戦争後、その多くが失われてしまいました。
なので戦後、復興目的で多くのスギが植林されることになります。
他の樹木より二酸化炭素の吸収率が高いため、地球温暖化防止に適していて
大量に植林することで、土砂崩れや風害を防止できるため
災害対策の役割も担っています。
成長が早く、日本の自然環境に広く適応できるスギ・ヒノキの造林は
国を挙げて推進してきたと言えます。
現在では国土面積の約7割を森林面積で占めており(2,505万ヘクタール)、
人工林面積は森林面積全体の約4割。
また、スギ・ヒノキ林が人工林面積の約7割を占めているそう。
今、戦後に植林されたスギ・ヒノキが木材として利用に適した時期を迎えているそうです。
人工林の伐採を進め、代わりに花粉の少ない苗木を植えると花粉症に悩まされなくなりそうですね。
スギは花粉症ということがなければすごく便利で役立つ木です。
なので近年では花粉を出さないスギの
人工林を増やす取り組みが行われています。
その結果、どうやら無花粉スギの苗を量産できる
組織培養技術が確立され、この技術で生産された無花粉スギが
試験的に植えられ、成長を記録する調査が始まっているそうです。
スギ花粉について
スギは風によって花粉を運ぶ植物です。これを風媒花と呼びますが、
特徴としては風に乗って遠くまで花粉が運ばれるという点です。
スギ花粉の大きさは30μm。円形で先端にパピラと呼ばれる突起があります。
花粉の多い年と少ない年があるのは花粉の生産量が
花粉が形成される前年夏の気象条件に左右されるからです。
日射量が多く、降水量が少ないほど、
翌春の花粉生産量が多くなる傾向にあり、
スギの雄花生産量が少ない年の翌年は、
雄花生産量が増加するという傾向があるそうです。
特徴としては風に乗って遠くまで花粉が運ばれるという点です。
スギ花粉の大きさは30μm。円形で先端にパピラと呼ばれる突起があります。
花粉の多い年と少ない年があるのは花粉の生産量が
花粉が形成される前年夏の気象条件に左右されるからです。
日射量が多く、降水量が少ないほど、
翌春の花粉生産量が多くなる傾向にあり、
スギの雄花生産量が少ない年の翌年は、
雄花生産量が増加するという傾向があるそうです。
花粉症の症状
さて、毎年悩まされている花粉症は花粉によって生じるアレルギー疾患の総称で、
主にアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎が生じます。
花粉が鼻に入ると、直後にくしゃみや鼻汁が出て、少し遅れてから
鼻づまりの「即時相(そくじそう)反応」がでます。
目に花粉が入ると目がかゆくなり、涙が流れ、目が充血してきます。
症状が強いときは、鼻で吸収されなかったスギの抗原成分が鼻から
喉へ流れ、喉のかゆみ、咳を生じさせます。
さらに、体の中でなにが起こっているかというと
1.スギやヒノキなどの花粉が鼻などから人体に侵入し、粘膜に付着。
2.マクロファージが花粉を異物と認識
3.その情報がリンパ球のT細胞へ
4.さらにT細胞がB細胞へ情報を送る
5.抗体(特異的IgE抗体)が作られる
こうしたことが繰り返し起きると抗体が体内に蓄積されることになります。
すると抗体は粘膜にある肥満細胞と結合してしまいます。
結合した状態で再び花粉が体内に侵入すると、
肥満細胞の表面に結合した抗体と反応し、肥満細胞から化学物質
(ヒスタミンなど)が分泌されます。
これが花粉症の症状が起きる流れです。
こうした花粉症を発症するのは
いわゆるアレルギー体質の方が多いです。
つまり免疫力に問題がある方ですね。
スギ花粉が確かに原因ではありますが、
花粉症を発症しない方もいるわけです。
花粉症を発症する人と発症しない人ではなにが違うのか。
花粉症はアレルギー症なので
もともと免疫力が弱い人がなりやすいというのは
おわかりいただけると思います。
よくよくご理解いただきたいのは
体内に異物が入ってきた時に排除する免疫は
普通であれば必要不可欠で正常な働きです。
この免疫の誤作動、過剰反応が起きているのが
アレルギー症状と呼ばれる状態です。
病院などでこの免疫反応を抑えていると
正常な機能を無理やり抑えていることになります。
つまり、もともと弱い免疫機能をさらに
弱めてしまう結果にもなりかねないのです。
主にアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎が生じます。
花粉が鼻に入ると、直後にくしゃみや鼻汁が出て、少し遅れてから
鼻づまりの「即時相(そくじそう)反応」がでます。
目に花粉が入ると目がかゆくなり、涙が流れ、目が充血してきます。
症状が強いときは、鼻で吸収されなかったスギの抗原成分が鼻から
喉へ流れ、喉のかゆみ、咳を生じさせます。
さらに、体の中でなにが起こっているかというと
1.スギやヒノキなどの花粉が鼻などから人体に侵入し、粘膜に付着。
2.マクロファージが花粉を異物と認識
3.その情報がリンパ球のT細胞へ
4.さらにT細胞がB細胞へ情報を送る
5.抗体(特異的IgE抗体)が作られる
こうしたことが繰り返し起きると抗体が体内に蓄積されることになります。
すると抗体は粘膜にある肥満細胞と結合してしまいます。
結合した状態で再び花粉が体内に侵入すると、
肥満細胞の表面に結合した抗体と反応し、肥満細胞から化学物質
(ヒスタミンなど)が分泌されます。
これが花粉症の症状が起きる流れです。
こうした花粉症を発症するのは
いわゆるアレルギー体質の方が多いです。
つまり免疫力に問題がある方ですね。
スギ花粉が確かに原因ではありますが、
花粉症を発症しない方もいるわけです。
花粉症を発症する人と発症しない人ではなにが違うのか。
花粉症はアレルギー症なので
もともと免疫力が弱い人がなりやすいというのは
おわかりいただけると思います。
よくよくご理解いただきたいのは
体内に異物が入ってきた時に排除する免疫は
普通であれば必要不可欠で正常な働きです。
この免疫の誤作動、過剰反応が起きているのが
アレルギー症状と呼ばれる状態です。
病院などでこの免疫反応を抑えていると
正常な機能を無理やり抑えていることになります。
つまり、もともと弱い免疫機能をさらに
弱めてしまう結果にもなりかねないのです。
東洋医学と花粉症対策
東洋医学の見地から言うと、花粉症などのアレルギー症状を抱えている方は
体質傾向として冷え性、胃腸虚弱や月経不順などを抱えている傾向があります。
東洋医学ではこのような体質を「虚証」や「瘀血証」と呼んでいます。
花粉症もアレルギー疾患のひとつなので
単に部分的な症状として捉えるのではなく、体質的な問題として改善していくことが
大切なことです。
鍼灸には体に害を及ぼすような副作用がないため、特に妊娠中の方や
眠気を催す抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤が合わない方におすすめです。
治療時期は、本来一番良いのは
12月〜1月に治療を開始してあらかじめ体の免疫力を向上させた上で
IgE抗体の産生を抑制すると花粉症のシーズンに悩まされることがないはずです。
でも、患者さんの多くは花粉症が発生した後で
来られるんですね。
そうなると、対処としては不快な症状に対して
即効性のあるツボを利用し、同時に免疫力向上の治療を施すことになります。
なので数回、通っていただくことになります。
また、鍼灸治療は体質改善を目的としていますので
花粉症の治療をすることによってホルモンのバランス、肩こりなどの改善も可能です。
無花粉スギを植え、今あるスギを伐採することも
花粉症対策としてありですが、
本来の免疫力が損なわれている体を正常にすることが
体質傾向として冷え性、胃腸虚弱や月経不順などを抱えている傾向があります。
東洋医学ではこのような体質を「虚証」や「瘀血証」と呼んでいます。
花粉症もアレルギー疾患のひとつなので
単に部分的な症状として捉えるのではなく、体質的な問題として改善していくことが
大切なことです。
鍼灸には体に害を及ぼすような副作用がないため、特に妊娠中の方や
眠気を催す抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤が合わない方におすすめです。
治療時期は、本来一番良いのは
12月〜1月に治療を開始してあらかじめ体の免疫力を向上させた上で
IgE抗体の産生を抑制すると花粉症のシーズンに悩まされることがないはずです。
でも、患者さんの多くは花粉症が発生した後で
来られるんですね。
そうなると、対処としては不快な症状に対して
即効性のあるツボを利用し、同時に免疫力向上の治療を施すことになります。
なので数回、通っていただくことになります。
また、鍼灸治療は体質改善を目的としていますので
花粉症の治療をすることによってホルモンのバランス、肩こりなどの改善も可能です。
無花粉スギを植え、今あるスギを伐採することも
花粉症対策としてありですが、
本来の免疫力が損なわれている体を正常にすることが
一番しなくてはいけないことじゃないかなと思います。
廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!
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「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」
●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅
《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)