頭痛、肩こり、自律神経失調症…寒い時期の体調不良は寒暖差疲労が原因なのか?

寒暖差疲労
こんにちは、いりえです。
少し前まで気温が心持ち暖かな日々が続きましたが、
今週に入ってから一気に気温が下がりましたね〜。

みなさん、体調はいかがですか?

こうした寒暖差が激しいと
体調不良を訴える方が増えてきます

寒暖差、気温差が著しい場合は
人によって症状はまちまちですが、
肩こりや頭痛、冷えやめまいなどを引き起こしがちです。

「なんとなく身体がだるいんです、先生。」
「頭痛が治りません。」
「眠いんです。」

などなど、当院へいらっしゃる患者さんも増えてきます。

寒暖差疲労や夏バテならぬ冬バテとも言われるこうした不調は
どうして起こるんでしょう。
対策はあるのか。

今回のブログテーマはズバリ
「寒暖差疲労のしくみと予防、対策法」です。

寒暖差疲労はどんな時起こるの?

急激な温度変化が原因です。
温度差が激しいと、ようするに疲労が蓄積されてしまい、
体調不良や風邪、不眠などを引き起こすんです。

人は自律神経によって体温の調節がなされている、と以前お話ししたと思います。
自律神経は、体温維持のために気温との調整を常にとっているんですが、
寒いところから暖かいところへ移動するだけで
調整を都度とっています。

例えば寒いところでブルッと身体が震えますよね。
これは筋肉が身体を温めようと自然と動いてしまうんです。
この筋肉を動かすことも自律神経が調整する段階で引き起こされる行動です。

また、逆に熱いところでは自然と汗をかきますね。
これは体温を下げるために冷やそうとする反応です。
これも自律神経が関与しています。

こんな風に自律神経が働きかけることで
人は適切な体温を維持しているわけですが、
暖かいところから寒いところへの移動が頻繁に起こると
自律神経が疲弊し始めます。

結果として、身体が疲労してしまうんですよ。

これが続くうちに自律神経が乱れていきます。

寒暖差疲労はいうなれば
自律神経疲労です

ご自身の生活を振り返ってみてください。

暖かい自宅を出て急激に寒さの中移動し、電車に乗り、そこで暖房の中しばらく過ごし、
電車を降りて、また急激に寒い中をオフィスまで…。オフィスの中は当然暖房が効いていて…。
よくある生活のシーンです。

さぁ、考えてみてください。
自宅からオフィスまで
どれだけの急激な寒暖差があったでしょう。
自律神経がどれだけ調整しなくてはならなかったんでしょうか?

昔と違い、近年、暖房や冷房設備が発達したため、
人は否応なく寒暖差にさらされています。
寒暖差が大きくなればなるほど
そのしわよせは大きいです。

自律神経の疲労も大きいです。

寒暖差疲労が引き起こす症状

気温差が5度以上あると身体に影響がでやすくなります。
また、夏場に汗をかかない生活をしていると
冬になって自律神経の乱れを引きおこしやすいと言われています。

そんな生活環境の中、どんな不調が起こるんでしょうか。

まず、身体の冷え。それから頭痛、肩こり、めまい、顔がほてる…。
こうした「身体の不調」が起きます。

冷えも手足など末端が冷えやすくなる傾向があります。

また、人にょっては精神的な不調を引きおこします。
心が疲弊するんです。

例えば、食欲減退、睡眠障害、イライラしたり、かと思えば落ち込みやすくなったり。

でも、不思議なことに
全く同じ環境下において、寒暖差疲労を引きおこしやすい人、そうでない人がいるんです。

なりやすい人、なりにくい人がいるんですよね。

まず、なりやすい人は
●手足が冷たいと感じている人
●不規則な生活をしている人
●ストレスや心配事が常にある人
●熱中症になった事がある人
●お酒を週2回以上飲み、また、量が多い人
●季節まの変わり目には体調不良を起こしやすい人

こうした方は寒暖差疲労を溜め込みやすい人です。
また、朝ごはんを食べない人も自律神経が乱れやすいです。

寒暖差疲労を招かないためには
自律神経を乱さないこと、整えること、が必須と言えます。

では、どうすれば
寒暖差疲労になりにくくなるのでしょうか?
その対策法と実際に寒暖差疲労を起こしている場合の対処について
お話します。

おっと、それは次回のブログでお話ししていきます。
来週もお楽しみに!

いりえでした!!


廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!




入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)