はい、基本的に筋力が低下しています。
前回も言ったと思いますが、
昔に比べて筋肉量が少なくなっています。
生活習慣などの影響が一番考えられますが
筋肉、いわゆるインナーマッスルがまずいことになっています。
特に姿勢や骨盤を支えてくれる
腸腰筋が弱いです。
この筋肉は従来
3〜6歳の間で作られる筋肉です。
しかし、この筋肉が発達不足なため、
骨盤を支えることができず
猫背になっているケースが多々あります。
現代のこども特有の症状です。
腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ
唯一の筋肉です。
腸腰筋は深層筋(インナーマッスル)の部類に入り、
腰椎から大腿骨までを繋ぐ筋肉。
また、1つの筋肉を示す言葉ではなく総称です。
つまり、大腰筋、小腰筋、腸骨筋をまとめて腸腰筋といいます。
小腰筋については、退化してほとんど存在していない方もいらっしゃいます。
大腰筋は背骨の下部から大腿骨を、小腰筋は背骨の下部から骨盤付近を、腸骨筋は骨盤と大腿骨を繋いでいます。
腸腰筋は、主に以下の働きがあります。
まずは、股関節を屈曲させる、腰椎をS字に安定させ、重力に対して姿勢を安定させる、骨盤の位置を安定させる
です。