子どもの猫背矯正、第2弾

こどもの姿勢矯正
前回の子どもの猫背矯正の続きです。
猫背はいいとこなし、というお話をさせていただきました。

まず、親御さんがお子さんの姿勢をちゃんと見極めてあげること。
それから、姿勢が悪いとどんな風に体に影響するか、逆に姿勢が良いと
どんなに良い影響があるかをしっかりと理解させてあげること。

それらを踏まえて、矯正をしていくことが
大事です。

というお話をさせていただきましたよね。
今回はどんな治療をするのか、
についてのお話です。

猫背のこどもの体はどんな風?

はい、基本的に筋力が低下しています。
前回も言ったと思いますが、
昔に比べて筋肉量が少なくなっています。
生活習慣などの影響が一番考えられますが
筋肉、いわゆるインナーマッスルがまずいことになっています。

特に姿勢や骨盤を支えてくれる
腸腰筋が弱いです。

この筋肉は従来
3〜6歳の間で作られる筋肉です。
しかし、この筋肉が発達不足なため、
骨盤を支えることができず
猫背になっているケースが多々あります。

現代のこども特有の症状です。

腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ
唯一の筋肉です。
腸腰筋は深層筋(インナーマッスル)の部類に入り、
腰椎から大腿骨までを繋ぐ筋肉。

また、1つの筋肉を示す言葉ではなく総称です。
つまり、大腰筋、小腰筋、腸骨筋をまとめて腸腰筋といいます。
小腰筋については、退化してほとんど存在していない方もいらっしゃいます。

大腰筋は背骨の下部から大腿骨を、小腰筋は背骨の下部から骨盤付近を、腸骨筋は骨盤と大腿骨を繋いでいます。
腸腰筋は、主に以下の働きがあります。

まずは、股関節を屈曲させる、腰椎をS字に安定させ、重力に対して姿勢を安定させる、骨盤の位置を安定させる
です。
大腰筋
こんな大切な筋肉を子どものうちからしっかりと鍛えておくことが
将来の姿勢に大きな影響を与えます。

昔は自然と発達していた筋肉が
今では弱くなっている、
これは由々しき問題ですね。



姿勢の悪さはとんだ悪循環を招きます。
まさに、負のスパイラルです。

姿勢の悪さ→歪み→筋肉が固まる→老廃物がたまる→血行が悪くなる→あちこちが凝る
→筋肉や関節が硬くなる→神経を圧迫→痛み、ダルさ→姿勢の悪さ…

という感じです。

まずは、この負のスパイラルから脱却するために何をすべきなんでしょうか。

いりえ鍼灸整骨院の姿勢矯正

当院では施術の前にまずは歪みをチェックします。
けっこうズレている方が多いですよ。

正しい姿勢は
横から見ると耳〜肩〜股関節〜くるぶしが一直線にまっすぐ結べる位置にあります。
猫背だから背中だけ…
というわけではないんですね。

姿勢は一部ではなく全体を通して調整していくべきなんです。

そのためにインナーマッスルを意識した施術を施します。
硬くなった筋肉や関節を緩めると同時に
自律神経に直結する神経系も緩め、リラックスさせつつ
最終的に正しい姿勢を体で覚えてもらう、
こうしたトータルで行う治療が必要となります。

ぜひ、お子さんの姿勢が気になる方は一度いらしてください。
早ければ早いほどいいです。

まだまだ、成長途中だからこそ、早めの治療が効くんです。

僕はお子さんの姿勢の責任は
親御さんにあると思っています。

厳しいことを言いますが、
お子さん自身はわからないので
やはりそばにいる大人が
しっかりと見てやるべきだと思います。

今、姿勢が悪くなくても、生活環境次第で
悪くなる可能性はあります。

今のような世の中であればなおさらです。

また、悪くなっているなら
早めに治してあげてください。
体だけでなく、集中力の欠如など
精神的な面からもよろしくないんですから。


予防できるなら予防を。
治療すべきなら治療を。

大事なことです。


廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!




入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)