前回の話しをおぼえていらっしゃいますか?
寒暖差疲労は自律神経が大いに関わっているとお伝えしましたよね。
交感神経が副交感神経より、常に優位に立っていると
疲労が溜まる…
副交感神経というのは
男性でも30代にさしかかるとガクンと低下します。
女性もしかり。
40代になると20代の半分とかなんとか…
そんな副交感神経ですが、温めることで活性化できます。
寒暖差対策としては、他にも
リラックスすること。です。
つまり、これもオーバーワーク気味な自律神経を休めるためです。
というか、副交感神経を優位にするため、です。
就寝前に38度くらいのぬるめのお湯につかるだけでも違います。
炭酸入浴とかいいですよね。
ぬるめのお湯がいいんです。副交感神経が優位になります。
血管を拡張して末端から血流が改善されるので
温まると同時に疲労も回復します。
シャワーではできません。お風呂ならではです。
夏でもシャワーだけですまさず、入浴するようにすると
エネルギーが回復します。
それから、食事をよく噛んで食べることもおすすめです。
よく噛むとコルチゾールの分泌が抑制されます。
このコルチゾールというのは「ストレスホルモン」と呼ばれ
副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです。
重要なホルモンです。
例えば、肝臓における糖の新生、筋肉におけるたんぱく質の代謝、脂肪分解、代謝促進、さらに免疫の抑制、抗炎症、
もう生きていく上で必須。必須ホルモンです。
ステロイド系の炎症剤にも使われていますよね。
ただ、この必須ホルモンもストレス時には脳から刺激を受け分泌が増えるんです。
分泌されたらいろんな器官で効果を発揮しますが、あまりにも体内で分泌され続けて濃度が高くなると、うつ病や不眠症、精神疾患、生活習慣病などのストレス関連の疾患の原因にもなるんです。
前述にもどりますが、
コルチゾールは食事の仕方で抑制可能です。
よく噛んで食べましょう!
咀嚼という行為は歯、歯周組織、咀嚼筋、顎関節、その他いろいろな器官が関係しています。
さらにいうと、咀嚼ととう行為は大脳皮質の運動野の中で、その3分の一以上を占めると言われています。
咀嚼は知覚、運動において広範囲にわたって脳を使っているんですね〜。
さて、話が脱線しましたが、
あとは、やはり体力アップのための運動ですかね。
日常生活でほんのちょっと運動を取り入れてみましょう。
例えば、バスや電車で座らない、とかエレベーターではなく階段で、とか。
少し早歩きをしてみる、とか。
毎日少しずつ続ければ違ってきますよ。