肩こりの治療法

肩こり
こんにちは、いりえです。
今回のテーマは肩こり。

肩こりに悩む方は非常に多い。
病院にはいきづらい、だから辛いけど我慢してます。
という方も多い。

これは「たかが肩こりでしょ?」
という感じですよね。

肩こりは「たかが」では済まされないんですよ。
放っておくと頭痛や吐き気、めまいなども起こす場合があるんです。
つまり、肩だけでなく全身の症状にまで及ぶ可能性があるんですね。

なので早めに対処すべきなんです。
でも、対処ってどんなことをするんでしょう?
今回は一般的な肩こり対処法をご紹介します。

マッサージ対処法

肩こりがしんどい、と感じたらまずどうしますか?
自分ではどうしようもない時、すぐに思いつくのが
マッサージではないですか?

マッサージは肩こりを通り越して痛みを感じ始めた時の対処法としては有効です。
そもそも肩こりは肩・首の筋肉が疲労し、萎縮した状態が続き、血流が阻害さている状態です。

例えば、長時間同じ姿勢をとるだけでもこのような状況になります。
また、心身の疲れ、ストレスでもなります。

厄介なのは、血液の巡りを妨げることです。
血行不良が起きると疲労物質や老廃物が蓄積され続けるから
それが肩こり症状を慢性化させます。

ということは、血行不良を解消できれば
肩こりが解消できる可能性がある、ということです。

さて、本題の「マッサージ」。
これは血行を促進するもので肩こりには有効です。
首・肩・肩甲骨周辺にマッサージを施すと血行が良くなるので筋肉の緊張が解け、肩こりの緩和につながるわけです。
また、凝りを通り越して痛みに進行している場合、痛みの発起点であるトリガーポイントを刺激することで
痛みを和らげる効果もあります。

血流を改善し筋肉の緊張をほぐすこと、これがマッサージの特徴です。

薬物による対処法

痛みや凝りを感じている時、薬や湿布などの力に頼るケースも多いですよね。
ここで紹介するのはそうした内服薬や外用薬、注射などです。
病院に通う場合、大抵薬物療法から始めるケースが普通です。
痛みに耐えられなくなって病院に行く場合、筋肉の過緊張による発痛物質が発生し、その作用で
さらに肩こりが悪化しているという負のループに陥っていると考えられます。

処方される内服薬や外用薬は鎮痛成分を含んでいてコリや痛みを抑え、悪循環を防ぐ効果があります。

その際、用いられる薬は非ステロイド系抗炎症薬。これは痛み止めとして用いられます。
痛みのもととされるプロスタグラジンという体内物質の生成を阻害し痛みの伝達をブロックします。
飲み薬や貼り薬、坐薬などがあります。

また、筋肉の緊張、こわばりをとる筋弛緩薬もあります。
筋肉の緊張を取り除く効果があるため、しばしば非ステロイド系抗炎症薬と同時処方されます。

肩こりによる末梢神経の修復を助けるビタミンBや
即効性がある神経ブロック注射もあります。
神経ブロック注射 はいわゆる痛み止めで局所麻酔です。
神経や神経周辺に注入し痛みの伝達をブロックします。

痛みを感じる部分にピンポイントに作用し即効性があります。
これに限っていうと、一般的な診療科よりペインクリニックでの治療がなされます。

電気治療

肩こり解消のために整体などの施術院に通う方もいらっしゃいます。
その際、マッサージや整体などで施術を受けても一時的な解消にはなっても、
なかなか状態が長続きせず、元に戻ってしまう場合があるケースも多いと思います。

まめに通いたいと思っていてもなかなか時間が許されない現代人にはありがちです。
セルフでマッサージをしてみても本職とは違い効果もない。

そこで良く利用されるのが家庭用の電気治療機器です。
低周波治療で微弱電流を患部に流し、筋肉の凝りをほぐし、痛みを和らげるというのが目的の治療器です。
利点はいつでも利用できるという点です。

整骨院などでも電気治療は行われます。
整骨院ではマッサージなどのほか、こうした電気療法も行われるのが特徴です。
電気治療は物理的な刺激を施す物理療法の一種です。適度な刺激を与え、筋肉をほぐし、血行を良くします。

人間の細胞は微弱な電流を帯びていますので電気の刺激には敏感に反応します。
この療法自体、つい最近始まったものではなく、古くは約2500年前のギリシャですでに行われていたという記録があります。

これが1700年代に入ってアメリカの学者、ベンジャミン・フランクリンが凧を使った実験で雷から電気を取り出し、日本では平賀源内が摩擦起電機「エレキテル」を製作したことで電気研究が盛んになり、電気治療機器の原型が作られたのは、1900年代。
世界初の電気治療器「ヘルストロン」は原敏之博士が開発しました。

運動による対処法

運動によるストレス・肩こりの解消はよく知られています。体を動かすと血の巡りが良くなりますよね。
また、気分もリフレッシュされるので、肩こりの原因の一つストレスにも効果的とされます。
ストレスが肩こりの原因とされるのは自律神経に強く影響するから。
自律神経が乱れると血行が阻害され、肩こりを起こすとされています。

運動は肩こりの原因である筋肉の緊張をなくし、肩関節の可動域を広げ血行不良を改善する。そして、筋肉を鍛え、運動機能を回復させる目的があります。

ただし、急に過度に運動すると逆効果になるので
やりすぎには注意がせ必要です。動いてこなかった人が急激に動くと首や肩に負担を強いることになりやすいので
運動前のウォーミングアップは欠かさないように。

温熱療法・寒冷療法

コリや痛みを和らげる目的があるのが温熱療法・寒冷療法。
温熱療法は熱を加えて局所の血行を促進、筋肉の緊張を改善します。
逆に寒冷療法はコリのある部分を冷やして、痛みの伝達をブロックします。
冷却を止めると、滞っていた血流が促進され、老廃物が洗い流されますので組織の修復・回復を促すことになります。

ここで注意しなくてはならないのは
患部の状態を見極めて必要な療法を使用すること。
温熱療法・寒冷療法はいわば真逆なことをするわけです。

慢性的な痛みや肩こりに向いているのは
温熱療法です。

突然襲う痛みやこりには寒冷療法です。

急性の炎症を起こしている場合、冷やしてやることが大切です。
ですが、慢性的な痛みや凝りには温めることが大事です。

ですので、慢性肩こりには入浴が適しています。
温熱療法はパラフィン浴、赤外線治療器などを使う方法などがあります。

当院のおすすめする鍼灸治療

以上のように肩こりに対する治療法はいろいろあります。
当院では患者様の症状により鍼灸治療を施す場合があります。

鍼灸治療は鎮痛作用と血流増加、白血球増加などの効果があると研究機関により証明済みです。
患部に鍼灸治療を行うと筋肉内の血流を増加し、固まった筋肉を柔らかくします。
同時に鎮痛作用によって疼痛を和らげる効果もあります。
さらに、白血球の増加で炎症を抑え、回復を早めることができます。

もちろん、当院では整体のほか、電気治療も施します。
鍼灸治療がどうしても不得意な患者様もおられます。
そうした場合でもほかの治療法をご提案できるのが当院の強みです。

オリジナルな治療法でその方を根本治療することを目的としていますので
ご安心ください。


廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ



入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)