梅雨時期の湿気で起きやすい腰痛

梅雨湿気腰痛
こんにちは、いりえです。
梅雨時期の不調の原因は様々ありますが、
今回は湿気問題。

日本は湿度の高い環境にありますが、
特に梅雨時期には湿気が多くなりますよね。

雨の日には不調がや起きやすい「天気痛」はよく知られていますが
気圧の変化だけでなく湿気も多すぎると人体には良くありません。

その結果、腰痛やぎっくり腰、肩こりなどに悩む人が増えてきます。

湿気の影響って?

人体に湿気が与える影響についてお話しします。

梅雨時期などの高湿度の環境において人体、特に関節や筋肉は
その影響を多少なりとも受けてしまいます。

まず、湿度が高いと体内の水分バランスが崩れることはご存知ですか?
体の中の水分量が多くなるんですね。
こういった状況は東洋医学では、「湿邪」と呼びます。
これは体の代謝が落ちている状態なんです。

湿度が高い時、体内の水分は蒸発しにくくなります。
汗をかいても蒸発しにくい状態だと新しい汗も出にくくなります。
そんなことが続くと体内の循環が悪くなり
老廃物も滞っていきます。
また、湿気が高く蒸し暑い時は自然とクーラーの設定も除湿などに変更したりして
さらに冷えを呼び込むケースもあります。

体内の血流を始めとした循環が悪く
リンパの流れも悪い状態なんですね。

特に椎間板に水分が溜まりやすくなります。

椎間板は背骨の間にあるクッションの役割があるのでここに水が溜まると
膨れ、神経を圧迫することがあります。
神経を圧迫されたことで痛みを感じることが出てくるんですね。

体質にもよりますが、
東洋医学でいう『水滞』や『水毒』といった体質の人は、湿度が高い時には
特に不調が出やすいので注意が必要です。めまいや倦怠感、むくみ、頭痛、
関節痛、胃腸症状などが悪化する場合があります。

腰痛などが起きやすいのは
代謝や血液循環の停滞で筋肉が硬くなりやすいため柔軟性がなくなるからです。
もちろん関節も炎症や硬直を引き起こしやすくなります。

このような時、急激な動きでぎっくり腰を起こすケースが増加します。

湿気に負けない体

日本に住んでいる限り湿気と無縁な生活は望めません。
ですが、体内に必要以上の水分を溜め込まないために、
余分な水分を排出させましょう。

湿気に弱い方は大体胃腸の具合も悪い方が多いです。
胃腸が弱くなると体内のめぐりも悪くなるので
ますます体調不良に拍車がかかります。

このような場合、発汗作用や利尿作用のある食材を摂って水分を排出することも大事ですね。
豆類(サヤインゲン、そら豆、枝豆など)、トウモロコシなどが利尿作用があります。

それから、特にギックリ腰を予防するためには、筋力を維持し、柔軟性を向上させるための適度な運動が重要。
そして、長時間同じ姿勢でいる場合は、適度な休憩や姿勢を変化させることが必要です。
こうしたことでぎっくり腰のリスクを減らすことができます。

そもそも、慢性的な腰痛を抱えている人は梅雨時期に限らず、
日々の生活の中での暮らし方に大きく影響を受けます。

冷えすぎない、適度な運動、良質な睡眠、食事などが
体の巡りそのものを整えることになります。

日本人は湿気を受けやすいため、
その土地にあった食事をして整えてきました。
和食はその最たるものですね。

食事も然り、運動も然り。

時にクーラーの使い方も考えましょう。
冷やしすぎは感覚を狂わせて自律神経も乱れがちに。

また、湯船に浸かって血流を促したり、
それが無理ならせめて足首、手首、首を温めて血流を促しましょう。

もし、それでも体調がすぐれない、
腰痛が治らないなら
鍼灸治療がおすすめです。

また、当院は体の歪みや筋肉・関節の硬さを考慮した施術もしていますので
鍼灸での血流促進だけでなく腰の負担を軽くすることが可能です。

ぜひ、ご相談ください。

廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ



入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)