こんにちは、いりえです。
今回の話は筋肉です。
当院は鍼灸整骨院です。
骨格や筋肉への施術が主になりますが、
ここで言う筋肉というのは
いわゆる骨格筋と呼ばれる筋肉です。
「ギプスなどをしていたら筋肉が痩せた」
などと言われる筋肉ですね。
こうした筋肉への理解は
特にQOLを高めるためにも必要ですので
この機会に頭の片隅にでも留めていただけると
良いと思います。
筋肉について知ろう
筋肉にはどんな種類があるの?
さて、みなさんは筋肉のことをどのくらいご存知ですか?
まず、筋肉の種類についてお話ししますね。
筋肉は「筋繊維」という繊維が筋束として集まっていて、その働きや構造が異なります。
大きく分類して主に3種類ありそれぞれ役割に違いがあるんですが、
●骨格筋
●平滑筋
●心筋
という筋肉に分類されます。
筋肉には自分の意志で動かせる筋肉と自分の意志では動かせない筋肉があって
前者を随意筋、後者を不随意筋と呼びます。
平滑筋や心筋は不随意筋なので自分の意志では動かせない筋肉です。
心筋は心臓を構成している筋肉で心臓以外には存在しない種類の筋肉。
動かそうと思って動かしているわけではないですよね。
例え、寝ていても心臓は動いてますからね。
この心筋は自律神経の支配下にある筋肉なんです。
同じく平滑筋も不随意筋です。
血管や内臓を構成している筋肉の種類の一つにあたり
血管の収縮や胃腸の動きなどに関わっています。
この平滑筋は顕微鏡で見ると紡錘の形で
内臓の動きに関わる筋肉であることから「内臓筋」と呼ばれることもあります。
最後の骨格筋は骨格に沿ってついている筋肉で、
自分の意志のもとで動かすことが可能な随意筋です。
顕微鏡で見ると円柱の形で、先ほど出た心筋も円柱の形をしています。
一般的に筋肉と呼ばれるものはこの骨格筋を指します。
心筋も骨格筋もしま模様があるので「横紋筋」と言われます。
まず、筋肉の種類についてお話ししますね。
筋肉は「筋繊維」という繊維が筋束として集まっていて、その働きや構造が異なります。
大きく分類して主に3種類ありそれぞれ役割に違いがあるんですが、
●骨格筋
●平滑筋
●心筋
という筋肉に分類されます。
筋肉には自分の意志で動かせる筋肉と自分の意志では動かせない筋肉があって
前者を随意筋、後者を不随意筋と呼びます。
平滑筋や心筋は不随意筋なので自分の意志では動かせない筋肉です。
心筋は心臓を構成している筋肉で心臓以外には存在しない種類の筋肉。
動かそうと思って動かしているわけではないですよね。
例え、寝ていても心臓は動いてますからね。
この心筋は自律神経の支配下にある筋肉なんです。
同じく平滑筋も不随意筋です。
血管や内臓を構成している筋肉の種類の一つにあたり
血管の収縮や胃腸の動きなどに関わっています。
この平滑筋は顕微鏡で見ると紡錘の形で
内臓の動きに関わる筋肉であることから「内臓筋」と呼ばれることもあります。
最後の骨格筋は骨格に沿ってついている筋肉で、
自分の意志のもとで動かすことが可能な随意筋です。
顕微鏡で見ると円柱の形で、先ほど出た心筋も円柱の形をしています。
一般的に筋肉と呼ばれるものはこの骨格筋を指します。
心筋も骨格筋もしま模様があるので「横紋筋」と言われます。
骨格筋について知ろう
体を動かす時に必要となるのは骨格筋です。
座る、歩く、走るなど体の動きに合わせ、骨格筋が動くんですが、
この骨格筋を構成している筋繊維にも種類があります。
骨格筋を構成している筋繊維は2種類あり、それぞれ遅筋、速筋と呼び、
それぞれが異なる特徴を持っています。
遅筋は収縮スピードが遅いという特徴があります。
ただ、長時間筋肉の収縮を維持できるという筋繊維です。
つまりは持続的な運動が求められる、長距離走の競技・ウォーキングなどの有酸素運動で
重要な筋繊維ということです。
この遅筋は酸素を取り込むことで糖質・脂質を燃焼させ、エネルギーを多量に生みます。
ですが、瞬発力というか、瞬時の大きな力を生むことができないんです。
また、遅筋には酸素を蓄えるミオグロビンというタンパク質が含まれており、
赤みがかった色をしています。
もう一つは速筋と呼ばれる筋繊維です。
こちらは遅筋と違い、収縮スピードが速く瞬間的に大きな力を出せる
筋繊維の種類の一つです。が、遅筋と異なり長時間収縮させることは不可能です。
また、遅筋と同じで糖質を使ってエネルギーを生み出しますが、遅筋とは異なり酸素は利用されません。
なので、ウェイトトレーニングや短距離走といった瞬間的な力を発揮する競技、
無酸素運動では速筋の働きが重要です。
この筋繊維は白っぽい色をしており、老化も早く、なんと20歳前後から急激に衰えます。
座る、歩く、走るなど体の動きに合わせ、骨格筋が動くんですが、
この骨格筋を構成している筋繊維にも種類があります。
骨格筋を構成している筋繊維は2種類あり、それぞれ遅筋、速筋と呼び、
それぞれが異なる特徴を持っています。
遅筋は収縮スピードが遅いという特徴があります。
ただ、長時間筋肉の収縮を維持できるという筋繊維です。
つまりは持続的な運動が求められる、長距離走の競技・ウォーキングなどの有酸素運動で
重要な筋繊維ということです。
この遅筋は酸素を取り込むことで糖質・脂質を燃焼させ、エネルギーを多量に生みます。
ですが、瞬発力というか、瞬時の大きな力を生むことができないんです。
また、遅筋には酸素を蓄えるミオグロビンというタンパク質が含まれており、
赤みがかった色をしています。
もう一つは速筋と呼ばれる筋繊維です。
こちらは遅筋と違い、収縮スピードが速く瞬間的に大きな力を出せる
筋繊維の種類の一つです。が、遅筋と異なり長時間収縮させることは不可能です。
また、遅筋と同じで糖質を使ってエネルギーを生み出しますが、遅筋とは異なり酸素は利用されません。
なので、ウェイトトレーニングや短距離走といった瞬間的な力を発揮する競技、
無酸素運動では速筋の働きが重要です。
この筋繊維は白っぽい色をしており、老化も早く、なんと20歳前後から急激に衰えます。
筋肉の収縮する仕組みと働き
筋肉の収縮プロセスがどのように起きるかと言うと
1/収縮させる信号が脳から筋肉に伝わる
2/太い線維(ミオシンフィラメント)と細い線維(アクチンフィラメント)がスライドするように重なる
3/結果的に筋原線維自体の長さが短くなる(=筋肉が収縮する)
この筋原線維は筋肉を構成する繊維でミオシンというタンパク質からなる「太い」線維と
アクチンというタンパク質からなる「細い」線維からできています。
この2種類の線維が交互に並ぶ構造となっています。
また、こうした筋肉の主な役割は
●体を動かす・姿勢の保持
●血液を循環させるポンプの役割
●体温を調節する
●外部の衝撃から体を守る
●水分を蓄える
●免疫力を上げる
体を動かす・姿勢の保持というのは
ご想像通りですが、筋肉の存在が欠かせませんよね。
筋肉は骨と骨をつなぐように存在していて、筋肉が収縮することで
立つ・座る・歩くといった動きが可能となります。
この能力は加齢や運動不足によって衰えていきます。
結果的に将来、転倒しやすくなるので老齢の方は筋力維持が重要課題となります。
重力に抗して姿勢を保つために働く筋肉は抗重力筋と呼ばれていて、
体幹の筋肉である腹筋・背筋と下肢の筋肉である殿筋・大腿四頭筋・下腿三頭筋などがあります。
加齢による筋力低下は、下腿三頭筋や殿筋などの下肢の筋肉の筋力低下が顕著です。
血液を循環させるポンプの役割については
筋肉が収縮することによって血液が心臓に届くという働きのことです。
体の筋肉がポンプのように働くことで、血液循環をさせていることになるんですが、
これは心臓から送り出された血液が末端まで届いても
末端から心臓に送り返すためには筋肉の収縮が必要であるということなんですね。
特にふくらはぎの筋肉は重力に逆らいながらも
下半身を循環する血液を心臓に戻す役割があるので
重要な筋肉です。
体温を調節するという役割も大事ですよね。
人間には外環境に左右されず体温を一定に保つという「恒常性」があります。
筋肉は体温を保持するために熱を産生するという役割があるんですが、
筋肉量が少ない女性や高齢者などでは体が冷えやすい傾向にあります。
となると、冷え性の方は筋肉による「恒常性」が弱まっている可能性がありますね。
外部の衝撃から体を守るという役割はまさにそれで
外部からの衝撃から内臓や骨、血管を守るクッションのような役割です。
怪我や事故、加齢による骨量低下による骨折などを避けるためにも
筋肉量の維持が必要ですね。
水分を蓄えるというのは体に含まれる水分の大半を抱えているのが筋肉なんです。
なので、筋肉量が少ない人や高齢者は水分保持が不十分なので脱水症状が起きやすいんですね。
筋肉は、免疫機構にも関わってます。
免疫に関わる細胞は、筋肉に含まれている「グルタミン」という物質によって活性化されますので
筋肉量が減ってしまうと免疫も低下することが示唆されています。
このほかにも筋肉の役割はありますが、
今回は主たるものを挙げてみました。
筋肉がいかに重要なのかわかりますよね。
この筋肉のパフォーマンスを維持するためには
体を動かすことが必要です。
一日中座ったまま動かないと太ももの前側の筋肉は2日で1%減少します。
筋肉量が減り、さらに血流も悪くなり、筋肉の柔軟性がなくなり硬くなります。
1/収縮させる信号が脳から筋肉に伝わる
2/太い線維(ミオシンフィラメント)と細い線維(アクチンフィラメント)がスライドするように重なる
3/結果的に筋原線維自体の長さが短くなる(=筋肉が収縮する)
この筋原線維は筋肉を構成する繊維でミオシンというタンパク質からなる「太い」線維と
アクチンというタンパク質からなる「細い」線維からできています。
この2種類の線維が交互に並ぶ構造となっています。
また、こうした筋肉の主な役割は
●体を動かす・姿勢の保持
●血液を循環させるポンプの役割
●体温を調節する
●外部の衝撃から体を守る
●水分を蓄える
●免疫力を上げる
体を動かす・姿勢の保持というのは
ご想像通りですが、筋肉の存在が欠かせませんよね。
筋肉は骨と骨をつなぐように存在していて、筋肉が収縮することで
立つ・座る・歩くといった動きが可能となります。
この能力は加齢や運動不足によって衰えていきます。
結果的に将来、転倒しやすくなるので老齢の方は筋力維持が重要課題となります。
重力に抗して姿勢を保つために働く筋肉は抗重力筋と呼ばれていて、
体幹の筋肉である腹筋・背筋と下肢の筋肉である殿筋・大腿四頭筋・下腿三頭筋などがあります。
加齢による筋力低下は、下腿三頭筋や殿筋などの下肢の筋肉の筋力低下が顕著です。
血液を循環させるポンプの役割については
筋肉が収縮することによって血液が心臓に届くという働きのことです。
体の筋肉がポンプのように働くことで、血液循環をさせていることになるんですが、
これは心臓から送り出された血液が末端まで届いても
末端から心臓に送り返すためには筋肉の収縮が必要であるということなんですね。
特にふくらはぎの筋肉は重力に逆らいながらも
下半身を循環する血液を心臓に戻す役割があるので
重要な筋肉です。
体温を調節するという役割も大事ですよね。
人間には外環境に左右されず体温を一定に保つという「恒常性」があります。
筋肉は体温を保持するために熱を産生するという役割があるんですが、
筋肉量が少ない女性や高齢者などでは体が冷えやすい傾向にあります。
となると、冷え性の方は筋肉による「恒常性」が弱まっている可能性がありますね。
外部の衝撃から体を守るという役割はまさにそれで
外部からの衝撃から内臓や骨、血管を守るクッションのような役割です。
怪我や事故、加齢による骨量低下による骨折などを避けるためにも
筋肉量の維持が必要ですね。
水分を蓄えるというのは体に含まれる水分の大半を抱えているのが筋肉なんです。
なので、筋肉量が少ない人や高齢者は水分保持が不十分なので脱水症状が起きやすいんですね。
筋肉は、免疫機構にも関わってます。
免疫に関わる細胞は、筋肉に含まれている「グルタミン」という物質によって活性化されますので
筋肉量が減ってしまうと免疫も低下することが示唆されています。
このほかにも筋肉の役割はありますが、
今回は主たるものを挙げてみました。
筋肉がいかに重要なのかわかりますよね。
この筋肉のパフォーマンスを維持するためには
体を動かすことが必要です。
一日中座ったまま動かないと太ももの前側の筋肉は2日で1%減少します。
筋肉量が減り、さらに血流も悪くなり、筋肉の柔軟性がなくなり硬くなります。
筋肉量を保つと同時に筋肉の柔軟性も高めることが健康寿命の延伸につながるんですね。
廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」
●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅
《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)