肩甲骨周辺の筋肉と肩こり・頭痛の関係

肩甲骨
こんにちは。いりえです。
非常に暑い日が続いていますね。今年の夏は全国的に平年より暑いそうです。
こんな暑い日が続くと外には出たくない、運動したいけどなかなかできない、
という方も増えてくるのではないでしょうか。
そうなると体を動かす機会が減っていつの間にか、体が硬くなったり、
肩こりがひどくなったり、という事もあるかもしれません。
今日はそんな肩こりに深く関わっている肩甲骨についてお話したいと思います。

肩甲骨周辺の筋肉について

肩甲骨とは、背中の上部にある逆三角形の形をした大きな骨のことを言います。
この骨の周囲には、主に僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋という筋肉が集まっていて、
この筋肉は、両腕や、重さ約4~6kgほどある頭などを支えています。
つまり肩甲骨とその周囲の筋肉は日常生活を送るにあたって
非常に重要な役割を果たしているわけです。

肩甲骨周辺筋肉の機能が失われてしまうと…

重要な役割を果たしているこの筋肉ですが、
運動不足やスマートフォンの長時間利用等の影響で、筋肉が凝り固まってしまい、
血流が悪くなっていきます。
そして徐々に肩甲骨自体が動きにくくなったり左右で高さが変わってきたりしてしまうのです。
そうすると、それらの本来の機能が失われてしまうため、
肩こりや、頭痛を引き起こしてしまいまうわけです。

解消法は?

自宅でも簡単に出来る解消法はマッサージやストレッチなどが代表例として挙げられます。
先ほど申し上げた通り、この場合の肩こりは、肩甲骨と甲骨の周囲にある僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋という筋肉の凝り固まりが原因ともいえるので、まずは、肩甲骨やその周囲にある筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋)を解すことが重要です。
肩甲骨を正常な位置に戻すことで、筋肉、血流、関節のバランスが整えられます。肩甲骨が正しい位置に戻ると、胸が開き、自然と深い呼吸が出来るようになるので、血流もよくなります。
このように肩甲骨やその周りの筋肉が柔らかくなると、肩こりの改善や頭痛改善も期待できます。

肩甲骨の動きをチェック

自分の肩甲骨の動きがどのくらい悪くなっているのかということはなかなか自覚しにくいもの。
そこで、自分の肩甲骨の動きを簡単にチェックしてみましょう。

1)かかと、背中、腕を壁につけてまっすぐ立ちます。次に腕を肩の位置まで上げます。この時手のひらは下向きにし、ひじを曲げたり、腕が壁から離れないように。

2)そのまま壁から離れないように腕を上げていきます。これ以上は上がらないというところで、腕の角度を確認してみましょう。また、痛みを感じるほど無理に腕を上げないように。

3)2で確認した角度が肩の水平ラインから60度以上の場合、肩甲骨まわりの筋肉に柔軟性があります。
スムーズに動かすことができていると判断できます。45~60度未満の場合は、肩甲骨まわりの筋肉が少し硬く、動きがやや悪くなっています。 45度未満の場合は、肩甲骨まわりの筋肉がかなり硬く、動きが悪くなっています。
情報社会である現代、そして運動不足になりやすいこの季節、肩こりに悩む方も多いと思います。自宅で出来るマッサージやストレッチをしてみたけど、なかなか効果が出ないという方もいらっしゃるかと思います。その時は、鍼治療なども効果的ですので、遠慮なくご相談ください。できる限りお力になりたいと思います。

廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ



入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)