アレルギー(気管支喘息)と鍼灸治療

こんにちは、いりえです。
今回はアレルギーの中でも
「気管支喘息」について鍼灸治療を踏まえてお話しします。
今回はアレルギーの中でも
「気管支喘息」について鍼灸治療を踏まえてお話しします。
アレルギー(気管支喘息)とは
気管支喘息は医学的に解説しますと、慢性的な気道の炎症を伴う
発作性の呼吸困難を引き起こす症候群です。
また、喘息は「喘鳴」を伴った「発作性呼吸困難」を伴う症候群のことで
特に呼吸をする際にゼーゼーヒューヒューという音がし、
気道の一部にいわゆる「狭窄」があります。つまり気道が狭くなっている状態ですね。
または、不完全閉塞という状態…これは、気道が完全にふさがれているのではなく
気道の一部がふさがれている状態なんですが、こういった状態にあるのが喘息と呼ばれるものです。
喘息には気管支喘息と心臓喘息という種類があります。
喘息の現代における西洋医学的見地
西洋医学的に言うと、喘息の人の気道は常に炎症を起こしているらしいです。
炎症が起きているので気道が狭く、敏感になつているため、空気が通りにくいのはもちろん、
ホコリやタバコやちょっとした刺激に反応し、発作が起きます。
ストレスが誘因となる場合もあります。
主なアレルゲンはダニやハウスダスト、ペットの毛やフン、花粉、カビなど。
また、それ以外だとタバコの煙などでも誘発されます。
さらに言うと、運動する時に発作を起こす「運動誘発性喘息」やアスピリンという薬による
「アスピリン喘息」などという種類があります。
喘息発作は天気や気圧の変化に影響を受けやすいので季節の変わり⽬、台⾵が近づいている時、
寒冷前線が通過する時などに発作が起きやすくなります。
治療なのですが、病院では慢性の気道の炎症をおさえる吸入ステロイド薬を処方されます。
まず、これを長期間毎日吸入する必要があります。
喘息の東洋医学的見地
喘息は東洋医学によると「哮喘」と言います。
さらにいうと、「実喘」「虚喘」に分かれます。原因によってわけられるんですね。
基本的に喘息の主原因として痰があります。
東洋医学で、喘息は肺や腎と関係があるとしています。
さらにいうと、「実喘」「虚喘」に分かれます。原因によってわけられるんですね。
「実喘」は風邪などによって起きたりします。
それとは別で「虚喘」は体が弱まって出ると言われます。
哮は発作性の喘鳴を伴う呼吸困難を意味していて喘は呼吸が苦しいが喘鳴は伴いません。基本的に喘息の主原因として痰があります。
前述したように気管支の内側の粘膜がアレルギー性の炎症を起こすことで
気道が狭くなり、なおかつ痰という分泌物が気道をふさぐ結果、
呼吸困難を起こすからです。
東洋医学で、喘息は肺や腎と関係があるとしています。
鍼灸治療と喘息
いわゆるツボ治療が主になります。
胸のツボは「天突」、「中府」、「膻中」。特に「中府」は押したとき塊がある場合があります。
発作が起こったときは
背骨の両側を首から腰に向け筋肉をほぐします。肩甲骨の周り、耳の後ろから首周りも指圧。
心兪は特に針を使うと発作がおさまりやすいように感じます。
鍼灸は自律神経に作用するのでいろんな意味でよく効く治療法です。
今回は喘息でしたが、アレルギー系全般に強いのでぜひ、お悩みの方にはおすすめです。
もちろん、すぐには改善されないでしょうが、
ツボに対する刺激は交感神経を活発にして、気道を広げます。
気管支の筋肉が痙攣することを防ぎ、症状を軽減します。
《効くツボ》「大椎」、「治喘」、「肺兪」、「心兪」、「天突」、「中府」、
「膻中」、「中脘」、「天枢」、「孔最」、「俠白」など。あとは、「腎兪」も。
中でも、「大椎」はアレルギー体質の改善に効果があります。
背中側から見て、頭を前に倒すと首に大きく飛び出る骨があります。
これが第七頸椎棘突起ですが、その真下を押すと痛みを感じる箇所があります。
それが「大椎」というツボです。
「治喘」も喘息に効果が高いツボです。大椎の下、出っ張っている部分があります。
第一胸椎棘突起ですが、先の第七頸椎と第一胸椎の棘突起の間から
横に7~8ミリくらいの位置にあります。
いずれも鎮咳の効果などがあります。
喘息の場合、鍼灸の治療として〈発作がおさまっているとき〉と
〈発作が起こったとき〉で若干方法が違います。
発作がおさまっているときは刺激の力加減に気をつけて筋肉の緊張をほぐしていきます。
その際、先ほどのツボに刺激を与えます。「大椎」、「治喘」、「肺兪」、「心兪」ですね。
背中のツボです。胸のツボは「天突」、「中府」、「膻中」。特に「中府」は押したとき塊がある場合があります。
喘息には針よりもむしろお灸かな、と考えたりしますが、
どちらにしても予防や症状を軽くするという意味では有効です。発作が起こったときは
背骨の両側を首から腰に向け筋肉をほぐします。肩甲骨の周り、耳の後ろから首周りも指圧。
心兪は特に針を使うと発作がおさまりやすいように感じます。
鍼灸は自律神経に作用するのでいろんな意味でよく効く治療法です。
今回は喘息でしたが、アレルギー系全般に強いのでぜひ、お悩みの方にはおすすめです。
発作の起きにくい体質に改善することは、薬を長期間使用するより
体にとっては良いように思います。
もちろん、すぐには改善されないでしょうが、
病院と併用しつつ、いずれは薬に頼らないようにできれば、と思いませんか?
廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!

「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」
●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅
《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)