「なんとなく不調」で片付けないで!あなたのめまい、その原因と鍼灸整骨院ができること

めまい
こんにちは、いりえです。
今日のテーマは「めまい」です。

めまいは、多くの方が経験する不調でありながら、その辛さは経験した人にしかわからないものです。
日常生活の質(QOL)を著しく低下させ、精神的なストレスにもつながります。

「最近、夕方になるとクラクラする…」
「朝起きるときに天井が回るようなめまいがする…」
「病院では異常なしと言われたけど、なんとなく体がフワフワして不安」

そんな方にこそ、読んでもらいたい内容です。

その「ふわふわ」「ぐるぐる」を諦めていませんか?

当院には、病院で検査を受けても「異常なし」「ストレスが原因でしょう」と言われ、
改善を諦めかけている方が多くいらっしゃいます。
しかし、諦める必要はありません。

当院は、めまいの原因を単なる「内耳」や「脳」の問題としてだけでなく、
「全身のバランス」「自律神経の乱れ」「血流の状態」「構造的な歪み」といった
多角的な視点から捉え、根本的な改善を目指します。

知っておきたい!めまいの3つの主なタイプと背景

めまいは、その症状によって大きく3つのタイプに分けられ、それぞれに異なる原因が潜んでいます。

(1) 回転性めまい(ぐるぐるタイプ)

●症状の例: 天井や周囲が激しく回るように感じる。吐き気や嘔吐を伴うことが多い。

●主な背景: 内耳(三半規管や前庭)の異常が原因であることが多いです。
代表的なものに、耳石が剥がれて三半規管に入る「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」や、
内耳のリンパ液が増えすぎることによる「メニエール病」があります。

(2) 浮動性めまい(ふわふわ・ぐらぐらタイプ)

●症状の例: 体がフワフワと宙に浮いたように感じる、まっすぐ歩けない、
船酔いのような感覚が続く。

●主な背景: 自律神経の乱れ、脳の血流不足、首や肩のコリ(頚性めまい)、
精神的なストレス(不安症、うつ病など)が関与しているケースが多く、慢性化しやすいタイプです。

(3) 立ちくらみ(クラッとタイプ)

●症状の例: 急に立ち上がったときや、長時間立っているときに目の前が暗くなる、
意識が遠のくような感覚。

●主な背景: 低血圧や起立性調節障害、貧血など、血圧の急な変動に対応できない
「循環器系の問題」が主な原因です。

病院で「異常なし」でもめまいが続く本当の理由

耳鼻科や脳神経外科でMRIや聴力検査を受けても「異常なし」と診断されるめまいの多くは、
次の3つの要因が複雑に絡み合っていると考えられます。

(1) 頚椎(首)の歪みと「頚性めまい」

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、首の骨(頚椎)を不自然な形で固定させます。

●問題点: 頚椎の歪みや首・肩周りの過度な緊張は、首を通る血管(椎骨動脈など)や
神経を圧迫します。これにより、平衡感覚を司る脳や内耳への血流が滞り、「頚性めまい」を引き起こします。

●特に夕方に出るめまい: 一日の活動で首や肩の筋肉が最も疲労し、緊張がピークに達するのが夕方です。
そのため、夕方になると症状が悪化するケースが多く見られます。

(2) 自律神経の乱れ(交感神経の過緊張)

自律神経は、体を活動させる交感神経と、休息させる副交感神経のバランスで成り立っています。
ストレスや睡眠不足が続くと、交感神経が優位になりすぎます。

●問題点: 交感神経が過剰に働くと、全身の血管が収縮し、特にデリケートな内耳の血流が低下します。
また、過緊張は筋肉を硬直させ、頚性めまいを悪化させる悪循環を生みます。

●PPPD(持続性知覚性頭位誘発めまい)との関連: 慢性的なめまいの新しい概念であるPPPDも、
自律神経や中枢神経系のアンバランスが背景にあると考えられています。

※PPPD(Persistent Postural-Perceptual Dizziness:持続性知覚性頭位誘発めまい)とは
PPPDは、2017年に国際めまい学会によって確立された、慢性的なめまい疾患の診断名です。
PPPDでは、最初の強いめまいや精神的ストレスをきっかけに、脳のバランス制御システム
(特に前庭系と視覚系)が過剰に警戒するようになります。わずかな体の揺れや動き、
または日常的な視覚情報に対しても、脳が「異常な揺れだ!」と誤って認識し、
不安やめまいとして感じてしまうと言われています。

(3) 体液の循環不良(東洋医学の視点)

東洋医学では、めまいは「水(すい)」の代謝異常や「気・血」の不足、停滞が原因と考えます。

●水滞(すいだい): 体内の水分代謝が滞り、内耳のリンパ液にも影響を与えると考えます。
これがメニエール病などの背景にもなります。

●気・血の不足: 過労や睡眠不足により、脳や体に必要なエネルギー(気)や
栄養(血)が足りなくなると、フワフワしためまい(浮動性めまい)が起こりやすくなります。

鍼灸整骨院だからできる!めまいへの根本的なアプローチ

当院では、めまいの症状を和らげるだけでなく、その原因となっている「体の根本的な不調」に
働きかける施術を行います。

① 鍼治療による自律神経・血流へのダイレクトなアプローチ

鍼治療は、めまい治療において非常に有効な手段の一つです。

●首・肩周りの筋緊張緩和: 硬くなった首や肩の深部の筋肉に直接アプローチすることで、
血管・神経の圧迫を取り除き、脳や内耳への血流を劇的に改善します。

●自律神経の調整: 自律神経のツボ(特に首や背中のツボ)に鍼をすることで、
過剰な交感神経の働きを鎮め、副交感神経を優位に導きます。
これにより、全身の緊張が緩和し、めまいが起こりにくい体へと整えます。

② 骨格・姿勢矯正による構造的な改善

当院の骨格矯正は、めまいの温床となっている頚椎の歪みに着目します。

●頚椎の配列改善: 独自の手技で頚椎の正しい配列を取り戻すことで、首周辺の負担を軽減し、
頚性めまいの原因を根本から除去します。

●全身のバランス調整: 骨盤や背骨といった土台から全身のバランスを整えることで、
頭の位置が安定し、平衡感覚への負担を減らします。

③ 生活指導とセルフケアの徹底

めまいの再発を防ぐには、日常生活の見直しが不可欠です。

●適切な睡眠指導: 睡眠の質を高め、自律神経の回復を促します。

●水分・栄養指導: 血流改善に役立つ食事や、脱水予防の重要性をお伝えします。

●運動・ストレッチ指導: 首や肩の柔軟性を保ち、血行を促進する効果的なストレッチ法を個別に指導します。

めまいを改善して、安心して生活できる体へ

「めまいは治らない」と諦めてしまう前に、ぜひ一度、当院にご相談ください。

当院の鍼灸師・柔道整復師は、解剖学、生理学、そして東洋医学の知見に基づき、
あなたのめまいの真の原因を見つけ出します。

一時的な症状緩和ではなく、自律神経と体のバランスを整えることで、
めまいが起こりにくい、健康で安定した体を取り戻しましょう。

もう、不安に怯える日々は終わりにしましょう。 
あなたの「安心」と「笑顔」を取り戻すために全力でサポートさせていただきます。

廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ



入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)