特にコロナウイルスが身近な危機として認識されるようになって、さらに免疫という言葉は世に浸透しました。
もう皆さんご存知でしょうが、免疫とは「細菌やウイルスなどの攻撃から身体を守る大切な働き」のことです。
私たちの体は攻撃を24時間体制で防ぎウイルスと戦っているのです。
この免疫は血液の中、白血球が免疫機能をもっています。
さらに詳しく言うと、白血球は免疫細胞と呼ばれ、単球、好中球、好酸球、好塩基球、T細胞、B細胞、NK細胞があります。体内に敵が侵入すると免疫システムが作動して敵を排除します。
はっきり言って免疫が正常に作動しないと、人間はすぐに病に倒れてしまいます。
免疫力が弱いということは、つまり作動しにくい、防御力が弱い、敵を排除できない…ということなんです。
ウイルスや細菌にすぐにやられてしまいますね。免疫システムのパフォーマンスがダダ下がりの状態が免疫力が低下している、弱いということです。
現代人に年々多くなっているのが「低体温」。
これは50年前と比べ体温の平均は0.7度くらい下がってきています。
その原因は筋肉量の低下と言われています。
筋肉量が減っている原因は、ずばり運動量の低下です。
筋肉は体の中で最も熱を産生する器官です。
筋肉が少なくなると体温も下がり、基礎代謝も減ります。
また、低体温は血流も阻害します。
うまく体の中を血が流れなくなると、先ほどでてきた白血球も滞ります。
敵が侵入してもすぐに攻撃できなくなります。
免疫を低下させる要因としては、
ストレスや栄養のかたより・不足、睡眠不足、自律神経の乱れなども挙げられます。