つらいむくみを徹底解消!原因から対策、専門治療まで

むくみ
こんにちは、いりえです。
「朝起きたら顔がパンパン…」
「夕方になると足がむくんで靴がきつい…」

そんなむくみの悩みを抱えている方は、決して少なくありません。
むくみは、見た目の問題だけでなく、体のだるさや重さを感じさせ、
日常生活の質を大きく下げてしまうこともあります。

そこで今回は、鍼灸整骨院の専門的な視点から、
むくみの原因を徹底的に解説し、対策、治療についてご紹介します。

むくみの原因を徹底解剖:東洋医学と西洋医学、そして春特有の要因

むくみの原因については様々あります。ただ、僕の見解としては、むくみは東洋医学と西洋医学、
それぞれの視点から多角的に捉えることが重要だということです。

まず、東洋医学的な視点でのむくみの解説をします。

東洋医学的視点:水毒、気血の巡り、そして内臓の機能

東洋医学では、むくみは「水毒(すいどく)」という考え方が基本になります。
これは、体内の水分代謝がうまくいかず、余分な水分が
体内に溜まってしまう状態です。

水毒の主な原因としては
必要以上に水分を摂りすぎる、「水分摂取過多」であるということ。
体が冷えることで、水分代謝が低下する「冷え」。
消化吸収機能が低下し水分代謝も悪くなる「胃腸の機能低下」。
気の流れや血流が滞り水分も滞りやすくなる「気血の巡りの悪さ」。
腎臓、脾臓、肺の機能低下による水分の代謝の悪さ「内臓の機能低下」。

では西洋医学的な視点でいうと

西洋医学的視点:生活習慣、病気、薬、そしてホルモンバランス

西洋医学では、むくみの原因はそれこそ多岐にわたります。
すごく多いのでわかりやすく箇条書きにしますね。

■生活習慣:
・塩分やアルコールの摂りすぎ
・長時間の立ち仕事やデスクワーク
・運動不足
・睡眠不足

■病気:
・腎臓病、心臓病、肝臓病などの内臓疾患
・甲状腺機能低下症
・静脈瘤

■薬:
・一部の降圧剤やホルモン剤

■ホルモンバランス:
・女性の場合、月経周期や妊娠、更年期などでホルモンバランスが乱れると、むくみやすくなります。

春にむくみやすい!その理由は?

特に春は、いろんな要因が重なり、むくみやすくなります。

まずは、寒暖差
日中の気温上昇と朝晩の冷え込みによる自律神経の乱れが引き起こすんですね。
自律神経の乱れは、血行不良や水分代謝の低下を招くので非常に要注意です。
そして、生活環境の変化
春は入学、就職、転勤などによるストレスが知らず知らず溜まっているものです。
ストレスは、ホルモンバランスの崩れや自律神経の乱れにつながるのでこれも要注意です。
    
総じて言うと、自律神経の乱れが関係していると言うことになります。
自律神経の乱れ、つまり交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、
血管の収縮・拡張がうまく行われず、血流が滞りやすくなります。

むくみ解消のためのセルフケアは食生活、運動、生活習慣、そして心のケア

さて、むくみを解消するために気をつけて摂取したい食、そして生活習慣、
またストレスに負けないようなケアについてご説明しますね。

カリウム、マグネシウム、タンパク質

■塩分を控え、カリウムを多く含む食品
(バナナ、アボカド、ほうれん草など)を積極的に摂る
■マグネシウムを多く含む食品(ナッツ、海藻など)も、水分代謝を助けます。
■タンパク質不足もむくみの原因になるため、バランス良く摂取しましょう。

有酸素運動、筋トレ、ストレッチ

■ウォーキングや水泳などの有酸素運動で、血行を促進
■ふくらはぎの筋肉を鍛える運動(カーフレイズなど)で、足のむくみを予防
■ストレッチで体の柔軟性を高め、リンパの流れを改善

睡眠、入浴、そしてストレスケア

■質の良い睡眠を確保し、自律神経のバランスを整える
■湯船にゆっくり浸かり、体を温めることで、血行を促進
■ストレスはむくみの原因になるため、リラックスできる時間を作りましょう。

むくみはどのタイプ?体質でも異なるむくみの対処法

むくみの悩みは深刻な問題ですが、むくみの原因は人それぞれ。

東洋医学から見ると体質によっても、むくみやすい場所や症状は異なります。
東洋医学では、体質を「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスで考えます。
このバランスが崩れると、むくみをはじめとした様々な不調が現れるとしています。

■気虚タイプ
・疲れやすく、胃腸が弱い
・冷えやすく、むくみやすい
・特に足のむくみがひどい

このタイプはエネルギー不足により、水分代謝が低下している状態で
胃腸機能の低下により、水分の吸収・排出がスムーズに行われないという状態です。
この場合の対策として有効なのは

・温かい食事や飲み物を摂る
・消化の良い食事を心がける
・適度な運動で、気の巡りを改善
・鍼灸治療で、気の巡りを改善し、水分代謝を促進

おすすめのツボは
足三里(あしさんり)、脾兪(ひゆ)です。

■血虚タイプ
・貧血気味で、顔色が悪い
・冷えやすく、特に足先が冷える
・皮膚が乾燥しやすく、むくみやすい

このタイプは血流が悪く、水分が滞りやすいタイプです。
冷えにより、血行不良が起こりやすいので
対策としては

・鉄分やビタミンB群を積極的に摂る
・体を温める食材や飲み物を摂る
・適度な運動で、血行を促進
・鍼灸治療で、血流を改善し、水分代謝を促進

となります。
おすすめのツボは
三陰交(さんいんこう)、血海(けっかい)

■水滞タイプ
・水分代謝が悪く、むくみやすい
・体が重く、だるい
・特に顔や体のむくみがひどい

このタイプは水分の摂りすぎや、発汗不足。
つまり、冷たいものの摂りすぎで、胃腸機能が低下していると考えられます。

対策としては

・水分摂取量を調整する
・体を温める食材や飲み物を摂る
・適度な運動や入浴で、発汗を促す
・鍼灸治療で、水分代謝を促進し、余分な水分を排出

おすすめのツボは
水分(すいぶん)、豊隆(ほうりゅう)

あなたのむくみタイプはどれでしたか?

当院の専門的な鍼灸治療:体質改善と根本治療

当院では、患者様一人ひとりの体質や症状に合わせた、専門的な鍼灸治療を提供しています。

■鍼灸治療の効果:血流・リンパの改善、自律神経調整、そして内臓機能の活性化

ツボを刺激することで、血流やリンパの流れを改善し、水分代謝を促進します。
自律神経のバランスを整え、むくみの根本原因にアプローチし、
内臓機能を活性化、体全体の水分バランスを調整します。

■専門家による施術:安心と効果、そしてオーダーメイド治療


経験豊富な鍼灸師が、丁寧なカウンセリングと施術を提供します。
一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイドの施術で、高い効果を実感していただけます。
また、必要に応じて、鍼灸だけでなく、整体や骨盤矯正なども組み合わせた総合的な治療を提供します。

むくみは、適切なケアを行うことで、必ず改善できます。
セルフケアと専門的な鍼灸治療を組み合わせることで、
より効果的にむくみを解消し、心も体も軽やかな毎日を送りましょう。
むくみでお悩みの方は、お気軽に当院までご相談ください。

廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
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入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)