寝違えて首が回らない、そんな時…

寝違え
こんにちは、いりえです。
朝起きた時、首を動かすと鋭い傷みが…!
今回の話は
そう!みんな一度は経験したことのある
「寝違え」です。

自然と2・3日で治るものから1週間以上治らない
頑固なものまで軽重様々ありますが、
寝違えは大方が筋肉を痛めている
軽度の肉離れ状態です。

そんな寝違えについて深く考えた事はないでしょうが
原因や対処についてお話します。

寝違えって?

今更ですが、寝違えとは朝目覚めて首に痛みを感じ
首を動かすと痛む、痛みのために首を動かすことができない
状態です。

この時、首に何が起きているか。

まず、寝違えであれば
数時間から数日で痛みは改善していきます。
これが一般的な寝違えです。

ただ、ひどく痛みがある場合
他の病気が潜んでいないか調べることになります。

整形外科でX線を撮ったり、手足の痺れ、深部反射などの
様々な検査をするのはそうした潜んだ病気がないか
確認しています。

単なる寝違えではなかった場合、考えられるのは
頚椎椎間板ヘルニア、関節リウマチ、頚椎症性神経根症、転移性脊椎腫瘍などの
病気。

なのでなかなか寝違えは怖いんですよ。

とはいえ、単なる寝違えといってもあの鋭い痛みは辛いですよね。
あの痛みは首周辺の筋肉が肉離れを起こしているからです。
軽度とはいえ、筋肉が傷ついていることには変わりないので
あの痛みも納得です。

睡眠時、長時間にわたり首が変な方向に曲がっていると
一時的に血が通わない阻血状態になります。

そうなると筋肉は固まってしまい、起床時、いきなり首を動かすと
寝違えを起こしてしまうことになります。

睡眠時に凝り固まった筋肉をいきなり動かしたことで軽度の
肉離れ状態が起きてしまう。
寝違えは睡眠時にその原因はありますが、
決定的な引き金は起床時にあります。

寝違えの種類

筋膜性の寝違え
筋膜を痛めている場合です。
この場合は首を左に回すと反対側の右側が痛みます。

中心性の寝違え
首を左に回すと左に痛みが出る。
これは筋肉の中心部を痛めている場合です。

筋膜性の寝違えはより痛みを強く感じるので
治りも遅い場合が多いです。

また、そう数は多くないですが、
首に神経痛や捻挫を発症している場合があります。
手指、首から腕などに痺れがあると神経痛を疑います。
体勢が不自然なせいで頚椎が圧迫され周辺の神経まで圧迫された結果です。

捻挫は関節のじん帯・腱・軟骨が傷つくことを言いますが、
頚椎にもそれが当てはまります。

睡眠時に頭部が異常にのけぞったような体勢だと頚椎捻挫もあり得ます。
捻挫になるともう怪我です。
然るべき病院や治療院で処置する方が
安心ですし、ちゃんと治ります。

なので、ひどく辛い痛み、長引く痛みは
まず病院や治療院での治療をしましょう。
寝違えを舐めてはいけません。

寝違えてしまった…!最初にどうする?正しい処置は?

寝違えを起こしてしまった時、まず言いたいのは首を動かさないこと。
前述のように筋肉を痛めている、下手したら捻挫という状態です。
痛みが出るくらい傷ついているのに
動かしたり、揉んだりとかダメです。

安静にしてほしいです。

また、痛みが出てから2日くらいは冷湿布を貼ることは有効。
ただし、長時間はダメです。
せいぜい1時間程度。
痛みが出てから短時間だと一時的に冷やすことで
鎮痛効果は得られるでしょう。

でも冷やしすぎると筋肉の血流が阻害されるので
ケガしている箇所の治りも阻害します。

筋肉ではなく靭帯、または神経を痛めている場合は
炎症そのものが奥深い箇所にあるので
表面を冷やしたところで意味がないです。痛みは和らぎません。

じゃぁ、温めてみては?
これもだめです。

傷んで怪我して炎症を起こし、熱を持っている箇所をさらに温めると
炎症がますますひどいことになります。
なので温湿布も湯船に浸かってマッサージとか言語道断です。
やめましょう。

温めるのは痛みがある程度収まった、いわゆる安定期です。

筋膜の寝違えだと4〜1週間、筋肉の中心部だと3〜5日、神経を痛めているなら2、3日、捻挫は1〜2週間程度。
炎症が治るまでのおよその日数です。

初期の段階はとにかく動かさないこと
痛みを感じる動作を極力しない。
安静にすることで傷ついた組織は必死に修復します。

また、痛みが和らいできたら、いわゆる安定期には血流を良くします。
すると回復が早くなります。

足首の捻挫でも最初は冷やしても
安定してくると病院でも電気を当てるなど温めるようにしますよね。

痛みがとれ、ある程度落ち着いた場合は
温めると回復が早くなるんです。

頻繁に寝違える、そんな時は?

寝違えを度々起こすなら
一度検査した方が良いかもしれませんね。

首の骨のずれによって首周りの筋肉が常に圧迫されている場合、
寝違えを起こす要素となります。
現代病であるストレートネックも寝違えを起こす要因です。

また、日常的に首こり・肩こりの方、
これも頚椎周りの血流が起きている時から悪い状態なので
寝違えも起きやすいです。

寝違えは睡眠時に起きやすいので
寝具もポイントです。

柔らかな寝具は寝違えしやすいです。
寝返りが打ちにくいから。

寝ているときに動かすことが少なければ少ないほど血流が悪く
筋肉が固まりやすいからです。

なので寝相のいい人ほど寝違えが起きやすいです。

また、枕の高さもポイント。
首に負担がかからない高さの枕を選びましょう。

あまり寝返りを打たない人も枕を整えると寝違えの頻度が減ります。

それから、お酒の飲み過ぎ、泥酔ですね。
これも寝違えの原因です。

また、疲れ過ぎた時も同じ。

要は寝返りの回数が減るような場合がまずいんです。

そんな時はミネラル補給をします。
ミネラル補給で血流の低下を防ぐことが可能です。

このように、できるだけ寝違えを起こさないように
予防することは大事です。

また、正しい処置をすることも大事です。

まず、正しい処置に不安なら
専門の治療院にも足をお運びください。

当院のような(笑)

当院は鍼や整体、整骨全て網羅してますので
怪我にも対応できます。

頸部の捻挫でも大丈夫です。

正しい処置、治療、痛みの軽減はお任せください。


廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!




入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)