こんにちは、いりえです。
寒い日々が続きますね。冷えにお悩みの方、ご高齢の方は
特に気をつけてくださいね。
さて、今日のテーマは「しびれ」です。
しびれについてはいぜんのブログでもお伝えしているとは思いますが、
今回は「足首から足裏・つま先にかけてのしびれ」。
ピンポイントに絞ってみました。
特に高齢の方に多い足裏のしびれ。
原因は様々あります。
その中でも足根管症候群について今日はお伝えします。
足首から足裏・つま先にかけてのしびれ…それは足根管症候群かも
足裏のしびれ
しびれに悩む方は意外と多く、年を取っていくほど発症率も多いです。
特に足の裏のしびれは立っている時の全体重を一手に支える部位であると同時に
心臓から一番遠い位置にあります。
さらに言うと、体の中で最も長く太い神経である坐骨神経の終着点です。
つまり、足裏は負荷がかかりやすく、老化しやすい部位なんですね。
痛みやしびれが発症しやすいのはこうした理由によるものです。
しびれと言うものは原因とされるものが非常に多く、また、
原因が一つだけでなく2個、3個重なって起こす場合もあるので
一つの原因だけを解決したとしても、しびれが根本的に改善されない場合もあります。
なので、めまいと同様に非常に難しい症状なんです。
今回は足首から先、足裏から指先までの痺れに限定してお話を進めますが、
しびれの範囲から原因の手かがりを掴むことは可能です。
まずは、足裏のしびれですが、
1、足の中指や薬指付近のしびれ・痛み→モートン病
2、指先や指の付け根付近全体のしびれ・痛み→足根管症候群の初期・糖尿病性神経障害の初期
3、指先から足裏の前方部分(踵は含まず)→足根管症候群
4、踵も含めた足裏全体→糖尿病性神経障害
5、指先や付け根全体、足裏の前方部分、足裏全体→腰部脊柱管狭窄症
ざっと、このような可能性があります。
余談ですが、足の甲の場合は総腓骨神経障害、前足根管症候群も考えられます。
しびれの多くが神経障害ですが、しびれは神経障害性と非神経障害性に大別できます。
非神経障害の場合は手足の血流の循環障害、代謝・内分泌疾患(ビタミンや電解質異常)、
過換気症候群などに起因する疾患が含まれるので
丁寧な診察や問診をして、詳細を明らかにしないとなかなか原因となる疾患が特定されにくいんですね。
特に足の裏のしびれは立っている時の全体重を一手に支える部位であると同時に
心臓から一番遠い位置にあります。
さらに言うと、体の中で最も長く太い神経である坐骨神経の終着点です。
つまり、足裏は負荷がかかりやすく、老化しやすい部位なんですね。
痛みやしびれが発症しやすいのはこうした理由によるものです。
しびれと言うものは原因とされるものが非常に多く、また、
原因が一つだけでなく2個、3個重なって起こす場合もあるので
一つの原因だけを解決したとしても、しびれが根本的に改善されない場合もあります。
なので、めまいと同様に非常に難しい症状なんです。
今回は足首から先、足裏から指先までの痺れに限定してお話を進めますが、
しびれの範囲から原因の手かがりを掴むことは可能です。
まずは、足裏のしびれですが、
1、足の中指や薬指付近のしびれ・痛み→モートン病
2、指先や指の付け根付近全体のしびれ・痛み→足根管症候群の初期・糖尿病性神経障害の初期
3、指先から足裏の前方部分(踵は含まず)→足根管症候群
4、踵も含めた足裏全体→糖尿病性神経障害
5、指先や付け根全体、足裏の前方部分、足裏全体→腰部脊柱管狭窄症
ざっと、このような可能性があります。
余談ですが、足の甲の場合は総腓骨神経障害、前足根管症候群も考えられます。
しびれの多くが神経障害ですが、しびれは神経障害性と非神経障害性に大別できます。
非神経障害の場合は手足の血流の循環障害、代謝・内分泌疾患(ビタミンや電解質異常)、
過換気症候群などに起因する疾患が含まれるので
丁寧な診察や問診をして、詳細を明らかにしないとなかなか原因となる疾患が特定されにくいんですね。
指先から前方部分がしびれる、「足根管症候群」を疑われます
さて、今回のメインテーマは「足根管症候群」。
症状としては
しびれの範囲が足の裏のつま先側の前方部分であり、踵は含まれません。
また、患者さんの言葉によると
「足に何かが貼り付いている感じ」「足の皮がぶ厚くなったような感じ」「砂利や剣山の上をはだしで歩いているような痛み」など。
足根管症候群とは、足の内くるぶしの下には足根管というトンネルがあり、そこを
後脛骨神経、後脛骨動脈・静脈が走行しています。
これらをズレないように支えて抑えているのが
「屈筋支帯」(くっきんしたい)です。
ここに何か圧力がかかり、神経が圧迫されたり締め付けがあったりすると
足裏部分にしびれが出たり、感覚が鈍くなったり、ジンジンとした痛みが出たりします。
ここで障害されている神経は後脛骨神経(こうけいこつしんけい)と呼ばれる神経です。
この神経は内くるぶしの後ろを通り、足裏の感覚を支配しています。
この後脛骨神経を絞扼することが足根管症候群を引き起こすことにつながります。
症状としては
しびれの範囲が足の裏のつま先側の前方部分であり、踵は含まれません。
また、患者さんの言葉によると
「足に何かが貼り付いている感じ」「足の皮がぶ厚くなったような感じ」「砂利や剣山の上をはだしで歩いているような痛み」など。
足根管症候群とは、足の内くるぶしの下には足根管というトンネルがあり、そこを
後脛骨神経、後脛骨動脈・静脈が走行しています。
これらをズレないように支えて抑えているのが
「屈筋支帯」(くっきんしたい)です。
ここに何か圧力がかかり、神経が圧迫されたり締め付けがあったりすると
足裏部分にしびれが出たり、感覚が鈍くなったり、ジンジンとした痛みが出たりします。
ここで障害されている神経は後脛骨神経(こうけいこつしんけい)と呼ばれる神経です。
この神経は内くるぶしの後ろを通り、足裏の感覚を支配しています。
この後脛骨神経を絞扼することが足根管症候群を引き起こすことにつながります。
足根管症候群の原因具体例
具体的に原因とされるものを挙げてみましょう。
浮腫、外傷による腫れ、ガングリオン、軟部腫瘍、血管の怒張や拡張、屈筋支帯の肥厚、静脈瘤、腱炎や周囲の滑膜炎、関節リウマチ、回内足…
キリがありませんね。
ですが、多くは
足首周りの捻挫や骨折による腫れ・むくみ、下腿の血流が弱くなることで起きるむくみ、
ガングリオンなどです。
※(ガングリオンは手足などにできるコブ状の腫瘤(しゅりゅう)です。)
また、加齢による筋肉の衰えや骨の変形などで扁平足になったり足首に負担がかかる歩き方をすることで、
神経が圧迫されてしまう場合もあります。
さらに、動脈硬化が起きている場合は神経に沿う形である血管が、蛇行してしまい神経にぶつかって、しびれを発生させることもあります。
浮腫、外傷による腫れ、ガングリオン、軟部腫瘍、血管の怒張や拡張、屈筋支帯の肥厚、静脈瘤、腱炎や周囲の滑膜炎、関節リウマチ、回内足…
キリがありませんね。
ですが、多くは
足首周りの捻挫や骨折による腫れ・むくみ、下腿の血流が弱くなることで起きるむくみ、
ガングリオンなどです。
※(ガングリオンは手足などにできるコブ状の腫瘤(しゅりゅう)です。)
また、加齢による筋肉の衰えや骨の変形などで扁平足になったり足首に負担がかかる歩き方をすることで、
神経が圧迫されてしまう場合もあります。
さらに、動脈硬化が起きている場合は神経に沿う形である血管が、蛇行してしまい神経にぶつかって、しびれを発生させることもあります。
足根管症候群の治療
おそらく整形外科や神経内科などでは薬物療法と装具療法が行われると思います。
消炎鎮痛薬や神経障害性疼痛治療薬などで痛みやしびれの軽減を図ったり、
ビタミンB12などで神経細胞の修復や保護を促します。
痛みのひどいケースには神経ブロック注射を行うこともあります。
また、ことと次第によっては手術も検討されるでしょう。
手術は原因となっているものを取り除く、または排除する目的でなされます。
例えば、神経を圧迫しているコブがある場合は取り除きます。
コブなどがない場合は神経の締め付けをなくすために周囲の組織を切り離したり、血管の蛇行を戻すなどの
「神経剥離術」などが行われます。
当院においては、病歴をお聞きしてそれに応じた施術を処しています。
足根管症候群は、くるぶしの付近にある神経の通り道が圧迫されることで出る症状。
なので過去に捻挫をしていないか、また、足の関節の可動域はどうかなど
足根管症候群の原因となっているものを明らかにすることから治療を始めます。
痛み止めや湿布程度で治れば良いのですが、
再発したり、なかなかよくならないケースもあります。
まずは、原因となることを取り除かねばなりません。
経験上、原因となるものには神経系に対する措置のほか、関節や筋肉、姿勢など
様々な原因が予想されるので、根本改善を目指すなら
筋力や姿勢の矯正を含めた施術が必要となるのが足根管症候群の治療法であると考えます。
もちろん、施術は患者さんに応じたものになるので
オリジナルになります。
全ての患者さんの体が同じものが二つとないように
原因もそれぞれですので。
早期改善・再発予防には細やかなサポートとオリジナルな治療計画は必須です。
消炎鎮痛薬や神経障害性疼痛治療薬などで痛みやしびれの軽減を図ったり、
ビタミンB12などで神経細胞の修復や保護を促します。
痛みのひどいケースには神経ブロック注射を行うこともあります。
また、ことと次第によっては手術も検討されるでしょう。
手術は原因となっているものを取り除く、または排除する目的でなされます。
例えば、神経を圧迫しているコブがある場合は取り除きます。
コブなどがない場合は神経の締め付けをなくすために周囲の組織を切り離したり、血管の蛇行を戻すなどの
「神経剥離術」などが行われます。
当院においては、病歴をお聞きしてそれに応じた施術を処しています。
足根管症候群は、くるぶしの付近にある神経の通り道が圧迫されることで出る症状。
なので過去に捻挫をしていないか、また、足の関節の可動域はどうかなど
足根管症候群の原因となっているものを明らかにすることから治療を始めます。
痛み止めや湿布程度で治れば良いのですが、
再発したり、なかなかよくならないケースもあります。
まずは、原因となることを取り除かねばなりません。
経験上、原因となるものには神経系に対する措置のほか、関節や筋肉、姿勢など
様々な原因が予想されるので、根本改善を目指すなら
筋力や姿勢の矯正を含めた施術が必要となるのが足根管症候群の治療法であると考えます。
もちろん、施術は患者さんに応じたものになるので
オリジナルになります。
全ての患者さんの体が同じものが二つとないように
原因もそれぞれですので。
早期改善・再発予防には細やかなサポートとオリジナルな治療計画は必須です。
足根管症候群の治療にはお一人お一人にきちんと向き合うことが大前提なのです。
廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」
●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅
《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)