足の裏が痛い!足底腱(筋)膜炎(そくていけんまくえん)って何?

足底腱膜炎
こんにちは!
今日は足の裏の痛みについてのお話しです。
先日ご来院いただいた患者様が
「歩く時に足の裏が痛むのですが…」と悩んでいる症状についてお話しをされました。
特に変わった動きをしたわけでも、日頃スポーツなどをされるわけでもないとのこと。
なのに「痛い…」。

歩き始めが痛むそうで、かかとから土踏まずにかけて痛みがある、と。

まず、疑わしいのは
足底腱(筋)膜炎(そくていけんまくえん)です。
これは足裏、とくにかかとの部分の痛みの原因として、最も頻度が高いんです。
スポーツをされる方、ランニングなどや立ち仕事の多い方が多く発症します。
あと、扁平足の方も。


朝起きてすぐ、また運動を開始してすぐに痛みを感じます。
この時に放っておくと少しずつ症状は悪化します。

痛みがひどくなると歩けなくなるほどです。
かかとに刺すような激痛が続くんです。
なので足底腱(筋)膜炎は初期段階で対処することが大事です。

足底腱(筋)膜炎はなぜ起こる?

足底腱(筋)膜炎は足裏に大きな負荷がかかりすぎて引き起こされます。
足底腱(筋)膜が炎症を起こした状態ですね。
足底腱(筋)膜は足裏で土踏まずを支える繊維状の組織です。かかとの骨から足の指に向け
縦方向に放射状にのびています。
歩いたり立ったりする普段の動きの中で、衝撃を和らげる役目を担っています。
なのでとても重要です。

この足底腱(筋)膜炎に炎症が起きているということは、
かなりの負荷がかかった結果といえます。

マラソンなどの長い時間走り続ける運動が原因だったり、
いつもよりたくさん歩いた…というだけで発症することがあります。

テニスやバスケなど足を使って動き回ることでもかなり圧力が足底腱(筋)膜炎にかかるので
発症の原因となったりするんです。

足底腱(筋)膜炎の治療法

治療としては
様々ありますが、インソールの装着やサポーターでの保護。

ただ、これでは根本的な治療にはなりません。
以前にお伝えしましたが、
痛みを発症している箇所が原因とは限らないんです。
別に部分に問題があって、その歪みが巡り巡って痛みになってしまう、という
人体の構造の不思議です。

この患者さまは、普段から激しいスポーツをされているわけではなかったんです。
でも、発症してしまった…。

まず全身をチェックしたら、股関節さらに腰部分にも問題がありそうです。
ずれてます。
なので、股関節および腰を矯正するところから始めました。

まず初回の施術でかなり良くなったと、喜ばれました。
しびれが出ていたのも改善されたようです。

歪みが原因で筋肉が緊張を起こし、足裏に余計な負担がかかっているようなので
まず、ずれを整えつつ筋肉の緊張をほぐしました。

1度では完全に良くならないので
通っていただくことになりましたが、
家でできるケア、負担のない動き方などを実践していただくことに。

今回のケースのように
歪みが原因で足底腱(筋)膜炎を引き起こす方はけっこういらっしゃいます。
もちろんスポーツが原因の方も。

自分では負荷をかけていない、と思われるかもしれませんが
特別激しい運動をしていなくても
負担はかかっている場合があるんですね。
その場合は根本原因を治さないと足底腱(筋)膜炎はいつまでたっても治りません。

慢性的な痛みも急に発生する痛みも
適切な箇所に適切な処置をしてこそ、改善・再発を防げるんです。

僕のところにも定期的にメンテナンスをされる患者さまがいらっしゃいます。
やはり体のメンテナンスはかかせない、とのこと。
気づかないうちに体には負担がかかっている場合がけっこうありますからね。

しっかり動ける体でいるためにも
メンテナンスはしっかりと!

カウンセリングから施術、アフターフォローまで
じっくりと患者さまに向き合いますので
どうぞ安心してご相談ください。


廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
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