隠れた疲れをリセット!今こそ身体のメンテナンスを

隠れ疲労
5月もいよいよ数日で終わり、6月に突入しますね。
ゴールデンウィークが終わった後、新しい日常に戻って約3週間というところ。

ところで皆さま、連休はどのように過ごされましたか?
旅行やレジャーでアクティブに過ごした方、ゆっくり自宅で過ごした方、
どちらにしても知らず知らずのうちに身体には疲れが蓄積しているかもしれませんよ。

「連休明けから、なんとなく身体が重い…」「寝ても疲れが取れない…」
「気分が沈みがち…」
もしそう感じているなら、それは身体からの大切なサインかもしれません。
この「隠れ疲労」を見過ごさず、本格的な夏が来る前に適切なメンテナンスを行うことが、
健康な日々を過ごすための鍵となります。

「隠れ疲労」とは何か?その正体と身体への影響

「隠れ疲労」とは、明確な病気ではないものの、身体の深部に蓄積された疲労が原因で起こる、
自覚しにくいながらも多岐にわたる不調の総称です。
その正体は、主に自律神経の乱れと血流・リンパの滞りにあります。

私たちの身体は、アクセルとブレーキのように働く交感神経と副交感神経という
二つの自律神経によって、生命活動のバランスを保っています。
ストレスや生活リズムの乱れ、環境の変化が重なると、
この自律神経のバランスが崩れやすくなります。

例えば、本来は休息時に優位になるべき副交感神経の働きが低下し、
常に身体が緊張状態にあるために、次のような症状が現れるんですね。

■持続的な倦怠感・疲労感: 質の良い睡眠が取れず、疲労回復が追いつかない状態。
■集中力・思考力の低下: 脳への血流不足や自律神経の乱れが原因で、仕事や学業の効率が低下します。
■慢性的な痛み: 肩こり、首こり、腰痛、頭痛など、筋肉の緊張や血行不良からくる痛みが継続します。
■消化器系の不調: 食欲不振、胃もたれ、便秘や下痢など、自律神経が胃腸の働きをコントロールしているため、影響が出やすいです。
■精神的な不安定さ: イライラ、不安感、気分の落ち込みなど、心のバランスも乱れがちになります。
■免疫力の低下: 自律神経の乱れは免疫系にも影響を及ぼし、風邪をひきやすくなるなど、体調を崩しやすくなります。
■むくみ・冷え: 血流やリンパの流れが悪くなることで、体内の水分代謝が滞り、むくみや手足の冷えを引き起こします。

これらの症状は一つひとつは些細なものとして感じられるものですが、
これらが複合的に現れると日常生活に少なからず影響を及ぼすので問題ですよね。

なぜ今、「隠れ疲労」が顕在化しやすいのか?

5月の終わりから6月にかけては、特に「隠れ疲労」が表面化しやすい時期です。
その背景には、以下のような要因が複雑に絡み合っています。

1.ゴールデンウィーク明けの心身への負担

■活動量の急増または急減: 旅行やアウトドアで身体を酷使した場合は、筋肉疲労が蓄積します。
逆に、長期休暇で活動量が極端に減った場合は、身体の機能が鈍り、生活リズムが乱れることで、
身体にだるさや重さが生じやすくなります。

■生活リズムの劇的な変化: 睡眠時間や食事の時間が不規則になり、体内時計が乱れることで
自律神経への負担が増大します。

■「連休ロス」と仕事・学業への適応ストレス: 楽しい期間が終わった後の心理的ギャップや、
仕事・学業への再適応に伴うストレスが、心身に大きな負荷をかけます。

2.季節の変わり目(春から梅雨への移行期)の気候変動

■気圧の変化: 低気圧が近づくことで、体内の圧力が変化し、頭痛やめまい、関節痛などの
気象病の症状が出やすくなります。これは、自律神経が気圧の変化に過敏に反応するために起こります。

■湿度の急上昇: 湿度が高まると、汗が蒸発しにくくなり、体内に熱や湿気がこもりやすくなります。
東洋医学では、これを「湿邪(しつじゃ)」と呼び、身体の重だるさ、むくみ、胃腸の不調などを
引き起こすと考えます。

■寒暖差: 日中は夏日になるほど暑くても、朝晩は肌寒い日があるなど、一日の寒暖差が大きいと、
体温調節にエネルギーを消費し、自律神経にも負担がかかります。

これらの複合的な要因が、身体の抵抗力を低下させ、「隠れ疲労」を顕在化させるのです。

鍼灸整骨院だからできる!「隠れ疲労」への本格アプローチ

当院では、皆さまの「隠れ疲労」を単なる疲れとしてではなく、身体全体のバランスの乱れと捉え、
根本からの改善を目指します。

1. 東洋医学に基づく全身のバランス調整

私たちは、問診と触診を通じて、患者様一人ひとりの体質や症状の根本原因を深く探ります。
東洋医学では、「気(エネルギー)」「血(血液・栄養)」「水(体液)」の巡りが健康の基本と
考えられています。隠れ疲労は、これらのバランスが崩れた状態であり、鍼灸によって乱れた巡りを整え、
自然治癒力を最大限に引き出すことを目指します。

■気の巡りを改善: ストレスや疲労で滞りがちな「気」の流れをスムーズにし、身体の内側から
活力を引き出します。

■血流・リンパの促進: 鍼の刺激や温灸、手技によって、全身の血行やリンパの流れを劇的に改善。
これにより、酸素や栄養が全身に行き渡り、疲労物質や老廃物が効率的に排出されます。
むくみや冷えの改善にも直結します。

■水分の代謝促進: 湿気による体内の「水(体液)」の滞りを解消し、むくみや身体の重だるさを軽減します。

2. 自律神経の深いレベルでの機能回復

鍼灸は、自律神経のバランスを整えることに非常に効果的です。特に、身体をリラックスさせる
副交感神経の働きを高めることで、以下の効果が期待できます。

■質の高い睡眠への誘導: 深いリラックス状態を促し、寝つきの改善や睡眠の質の向上を図ります。

■ストレス耐性の向上: ストレスに対する身体の反応を穏やかにし、精神的な安定に貢献します。

■ホルモンバランスの調整: 自律神経の安定は、内分泌系にも良い影響を与え、
身体のあらゆる機能の調和を促します。

3. 症状に合わせたオーダーメイド施術

当院では、画一的な施術は行いません。患者様一人ひとりの「隠れ疲労」の状態、
現れている症状(肩こり、腰痛、頭痛、消化不良、不眠など)、そして生活習慣を詳細に
ヒアリングし、最も効果的な施術プランを構築します。

■鍼治療: 深層部の筋肉の緊張緩和、鎮痛効果、自律神経調整に特化したアプローチ。
■お灸療法: 身体の芯から温め、冷えやむくみ、胃腸の不調に効果的な温熱刺激。
■手技療法・整体: 骨盤や背骨の歪みを整え、身体全体の構造的なバランスを改善。
■物理療法: 必要に応じて、電気療法などで血行促進や痛みの緩和を図ります。

これらの施術を組み合わせることで、表面的な症状だけでなく、その奥に潜む「隠れ疲労」の
根本原因にアプローチし、健康で快適な身体へと導きます。

今から始める、疲れをためないための生活習慣とセルフケア

鍼灸整骨院での専門的なケアと並行して、ご自宅での日々のセルフケアも非常に大切です。

■睡眠環境の整備: 毎日決まった時間に寝起きし、寝室は暗く静かに、適切な温度と湿度
(湿度は50~60%が理想)に保ちましょう。

■水分補給と食事の見直し: 冷たい飲み物は控えめにし、常温の水やお茶をこまめに摂りましょう。
旬の野菜や果物を積極的に取り入れ、バランスの取れた消化の良い食事を心がけてください。
特に梅雨時期は、利尿作用のある食材(きゅうり、冬瓜など)もおすすめです。

■適度な運動習慣: ウォーキング、軽いジョギング、ヨガ、ストレッチなど、無理のない範囲で
毎日身体を動かす習慣をつけましょう。血行促進、ストレス解消、気分転換に繋がります。

■リラックスタイムの確保: 趣味の時間、瞑想、アロマテラピー、ゆっくりとした入浴など、
自分なりのリラックス方法を見つけて、心身を意識的に休ませてあげましょう。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。

ゴールデンウィークの「隠れ疲労」を放置せず、この時期にしっかりと身体をメンテナンスすることで、
来る梅雨のジメジメや、暑い夏も快適に乗り切れるはずです。

「もしかして、私も隠れ疲労かも?」と感じたら、ぜひお気軽に当院にご相談ください。
専門家があなたの身体のサインを見極め、全力でサポートさせていただきます。

ご自身の身体と深く向き合い、健康的な毎日をスタートさせませんか?

廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせ



入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)