腰痛が病院でも治らない理由

腰痛が病院でも治らない、本当の理由をご存知ですか

こんにちは、いりえです。

梅雨が近くなると不調を訴える方が増加します。
あちこちが痛くなる季節ですよね。

本日のブログは「病院に行っても◯◯が治らない」という現象についての話です。
今回は腰痛ですが、肩こりや頭痛なども耳にしますね。
いわゆる慢性的な痛みや不調です。
梅雨腰痛

腰の痛みやだるさには原因不明なものがけっこうある

原因がわからない腰痛…これが本日のテーマです。

原因がわからないと対処のしようがない、病院の言い分です。
腰痛がなかなか治らない場合、皆さんは整形外科などを受診されますよね。
そうすると当然レントゲンやMRIなどで状況を確認されます。

もし、レントゲンなどで異常がわかれば
病院は適切な対処をしてくれます。

もちろん、病院ではいきなりレントゲンを撮りましょう!
とはなりません。
問診から始まり触診、そしてレントレゲンやMRIなど
段階を踏まえて、総合的に判断されるはずです。

一口で腰痛とは言っても
その原因はそれこそ多岐にわたりますから。

腰痛の原因に内臓・脊椎疾患など重大な病気が潜む場合がありますからね。
腰と直接関係のない病気が原因で痛みを引き起こしていることが実際にあります。
特に長引く腰痛の場合は注意が必要です。

腰痛のうち原因が特定できるのは約15%です

検査や診療、診察でその原因が特定できるのは約15%、
残りの85%は原因不明とされます。
原因が特定される腰痛を特異性腰痛、つまり
レントゲンや診察などで原因がわかる腰痛を特異性腰痛と言います。
この特異性腰痛の原因となる疾患は

●腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア
●腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
●骨粗しょう症
●脊椎分離症・脊椎すべり症

などです。
あと、よく診断されるのは
●筋々膜性腰痛(ぎっくり腰)
●坐骨神経痛
などですかね。

それから、骨折ですね。
レントゲンではっきり異常が見られるものに関しては
ちゃんと原因がわかるので心配しなくても
対応してもらえます。

あと、怖いのは 恐ろしい病気がひそんでいる場合です。

脊椎の疾患が原因の場合、内臓の病気が原因の場合などがあります。

●腰痛の原因とされる重大な病気

脊椎が原因
●脊椎腫瘍
●脊髄腫瘍
●脊椎カリエス

内臓が原因
●胃・十二指腸潰瘍
●胆石
●胆嚢炎(たんのうえん)
●膵臓炎(すいぞうえん)
●尿路結石、腎結石
●腎盂腎炎
●前立腺がん
●子宮内膜症
●子宮がん
●心筋梗塞
●解離性腹部大動脈瘤

などあります。
今現在、腰痛がある方、「えーっ!怖い!」と思ってませんか?
確かに怖いんですよ、腰痛って。
でも前述した疾患はたいてい
腰の痛みだけでなく、他にも体の不調を同時に起こしているものです。

また、痛みも相当激しかったり…
脊椎腫瘍などは内臓にがんができた場合に転移して起こしたりするので
相当です。

あとは微熱や腹痛や吐き気、血尿など平行して症状があったりするので
純粋に腰が痛いだけ…ということはないです。

このように体の異常をちゃんと問診などで病院は判断します。
そして、その裏づけをとるために、様々な検査をしていくわけです。
ちゃんと理にかなってますよね。

病院でも治らない腰痛

はい、このように病院で、しっかり検査しているのに
わからない、原因不明とされる腰痛もなんと、85%もあるんです。

レントゲンでも異常がない、重大な病気がひそんでいる可能性もない…。
そうなると病院の診断としては
「特に異常はないですね。痛み止めと湿布を出しておきますので少し様子をみましょう」
です。

これが、病院でも治らない腰痛です。
しかし、病院の診断としてはこうした診断にならざるを得ないんです。
病院、特に整形外科の得意とするのが
骨の異常に関してだからです。

反対に不得手なのが
筋肉や靭帯などレントゲンにうつらない部分です。

病院では「筋肉が緊張状態にありますね〜」とは
中々診断してもらえません。

しかし、実際筋肉の緊張状態が引き起こす腰痛は多いです。
いわゆる「コリ」です。

病院、整形外科では「コリ」は範疇外です。

なんとなくで病院に通わない

腰痛の原因の多くは因が特定されないケースがほとんど
慢性的な腰痛患者は痛みが悪化し始めると
整形外科などの病院へ行って鎮痛剤などを処方してもらって、ということを繰り返している場合もあります。

さらに言うと、筋肉痛が原因となっている場合も多いです。
日頃の姿勢の悪さや老化、運動不足などで筋筋膜痛などを引き起こしていることが多々有るんですよね。

いわゆる神経痛とは違い、ぴりぴりとした感じやしびれがなく、特定の部位が痛むんです。
痛い場所=筋肉が傷んでいる場所

これはレントゲンや血液検査では見つからない部分です。

治療法ってあるのか?

まず、特効薬はないです。鎮痛剤は特効薬ではないので。
この痛みの場合、大事なのは日常生活における動作、運動不足の解消、生活の質の向上。

これらを総合的に判断するべきであって、すぐに痛みがとれます!というものではないということを踏まえておいていただきたいです。

正直に申し上げて、
こうした慢性的な痛みは
単純なものではなく、色々なことが複雑にからみあっているケースが多々見受けられます。
おそらく、本当の原因を知ることは独力では無理です。

それこそプロフェッショナルな知識と経験をお持ちでないと答えは導き出されないと思います。

まず、痛みを取り除くこと、そしてその痛みを引き起こす原因となる場所を特定し、
その原因を排除、軽減すること、これが一番大切なことですが、
もうそうならないように、正しいメンテナンスを行うこと。

これを地道にしていくことで
辛い痛みから解放されるわけです。

また、ストレスから痛みを誘発する場合も多々あります。
なのでストレスを排除することも大変重要です。

まず、病院で重要な疾患ではないかということを確認することは必要です。
でも、そこで原因が特定できなかった場合はぜひ、こ相談ください。

レントゲンではわからない、
体の奥深くにある原因を探り出すのは
整体、整骨、鍼灸が得意とする分野です。

餅は餅屋

正しい知識と技で
病院でも治らない腰痛を治すお手伝いをさせていただきます。

廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!




入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)