頭痛・神経痛・眩暈…低気圧不調を治したいなら…

頭痛・神経痛・眩暈…低気圧不調を治したい
こんにちは、いりえです。

今回は、気象病と呼ばれる症状についてのお話です。

頭痛・神経痛・眩暈…などに悩まされている方は大勢いらっしゃると思います。これらを引き起こすきっかけとして天気が関係しているケースがありますよね。

雨が降ると痛む…典型的な例です。

この気象病についてのお話です。

「気象病って何?どんな症状なの?」

「気象病って何?」とよく聞かれます。

以前にも、この気象病についてはお話しましたが、
気象病には自律神経が大きく関わってきます。


どう、自律神経が関わっているのかは後々お話するとして、
まずはどんな症状があるのかをご説明しましょう。

今現在、ご自身の頭痛・肩こり、他の痛みなど、不調を抱えていらっしゃる方はご自身の症状と照らし合わせてみてくださいね。


まず、代表的な症状から。

■頭痛

「低気圧頭痛」と呼ばれるくらいですから、大勢いらっしゃいます。
ただ、多くは片頭痛です。
雨が近づく、降っている、雨上がりなど気圧の変化で引き起こすパターンの片頭痛です。

この気圧の変化により、脳の血管が拡張し、三叉神経を刺激、痛み物質が放出、そしてさらに血管拡張の悪循環を招く、イヤなパターンです。

頭がズキンズキンと脈をうつように痛みます。

■古傷・神経痛

これもよく耳にします。
かつて負った傷、病気をした場所などが痛むんですよね。
これで「雨が降りそうだ」と、
天気予報並みに天気の崩れが判る方がいらっしゃいますから。

あとは、神経痛がひどくなる方。
神経痛はある特定の末梢神経に痛みが繰り返しおこる状態です。ズキズキとする鋭い刺激が特徴です。
神経痛を発症する箇所として後頭部、肋骨の間、足など全身に色々あります。

また、神経痛とふつうの痛みがセットになって現れる場合もあります。
座骨神経痛などは、そのパターンがよくあります。腰痛とセットになっているケースですね。

神経痛も天気や気圧の変化に影響を受けるので古傷、神経痛のような
慢性の痛みは、脳が覚えた痛みを何かのきっかけで再現し、痛みが再発するも言われています。

■首の痛み・肩こり

この症状もよくあります。
首、肩の痛みやコリが低気圧が近づくとひどくなる…特に梅雨時期になると急増します。
当院にいらっしゃる患者さんも多くなります。

もともと、慢性的に首の痛み・肩こりを抱えていて、梅雨になると長期化する低気圧と気圧の変動に加え、
雨の日と晴れ間との寒暖差の影響も受け多湿も作用し、痛みや不調が増す。
厳密に言うと、痛みが通常より感じやすくなるんです。

特にムチウチ症などで予後があまり芳しくなく、何となく痛みがある。
このような人方もこの症状を引き起こすパターンが多いです。

特に首は交感神経が走っている上に、気圧を感知している内耳とも繋がっています。
だから気圧の変化があると、内耳や交感神経が感知して、首に痛みを引き起こすんです。

■めまい・メニエール病

目や内耳の平衡センサー、体幹部、両足がバランスを取ることで
倒れないように活動しているのが私達の体です。
ですが「倒れないようにバランスを保つ」機能に何かしら障害起き、
結果引き起こすのが眩暈という症状です。

めまいにも色んな種類があります。挙げれば色々あるんですが、
その中でも特に症状がきついのがメニエール病です。
メニエール病は内耳にあるリンパ液が異常に増えることで起きます。

これはグルグルと回るような回転性のめまいや耳鳴り、吐き気に収まらず進行すると
難病へと繋がってしまうケースもあり得ます。
内耳のリンパ液の過剰反応によって引き起こされるめまいは、
天気や気圧の変化と密接に関係します。

■更年期障害

更年期障害とは、ホルモンの分泌の急降下が起こり体や心の不調を示し始めることです。女性特有の症状ではなく、最近は男性にも更年期の症状があることが認められます。
これはホルモンの低下で脳の視床下部は混乱を起こし、自律神経系に影響を及ぼして失調が起こります。

今回問題となる気圧変化による不調は自律神経がキーです。
あと、ほかにも

気管支喘息、関節リウマチなどのリウマチ、耳鳴り・聞こえの悪さ、うつ・不安症(神経症)、認知症の悪化など
様々な症状の悪化が見られます。

日本には年間約100回の低気圧が通過します。梅雨時期は2日に1回位のペースで低気圧がきます。
低気圧が次から次へと通過する梅雨時期は要注意です。

低気圧が起因する頭痛・神経痛・眩暈…など「気象病」の改善には…

低気圧の影響を体に受けやすい人、受けにくい人がいます。
下記に挙げる項目に該当する方は要注意。

・天候が変わる時に体調が悪くなる。
・雨が降る前や天候が変わる前、なんとなく判る。
・慢性的な肩こり、首こりがある。
・姿勢が悪い
・乗り物に酔いやすい
・スマホ、PCの作業時間が長い
・運動不足
・精神的なストレスが日常的にある
・エアコンの中にいることが多い

気圧という概念は
「空気の重さによって押される力のこと」です。
身体は1平方メートル当たり10トンの空気の圧力を受けています。

これを自律神経の働きによって、同じ圧力で体内から押し返すことができるような仕組みとなっています。

この自律神経のバランスがくずれるとさまざまな不調が起きやすくなるんですね。

梅雨の時期ともなると、圧力の弱い低気圧のせいで
頻繁に外部の圧力変化が起きます。
これが自律神経の乱れを起こす要因ともなっているわけです。

そんな気象病の改善で重要なことはやはり日常的な生活です。

健康的な生活習慣こそが大切なのですが、

特に体の冷えには注意しましょう。
また、ストレッチやマッサージなども効果的です。

これらは血液循環に大きく影響している事柄です。
血の巡りが悪いと老廃物や栄養素の循環が悪くなり、症状の悪化を招きます。

こりや痛みが患部に溜まってしまいますからね。

なので、肩周りや首などを温めることは大事です。
蒸気温熱は乾いた熱よりも深く広く皮膚を温めることができるので、おすすめです。

蒸気温熱シートもありますが、お風呂やサウナもありです。

また、頭痛や眩暈を起こしやすい方は内耳が敏感です。なので耳の周囲の血流を良くする事で低気圧頭痛の予防が期待できます。耳をマッサージすることも一つの手です。

さらに言うと東洋医学では、湿気の影響で体に水分が溜まりやすくなっているのでこうした症状が発生する、と考えられています。なので、体の水分を体外に排泄してやることも改善方法の一つです。

自律神経を整えることが急務

上記のような対策を立てつつ、
やはり自律神経のみだれを直すことは緊急課題かな、と思います。

自律神経は様々な不調を引き起こすということはブログの中でも以前何度か紹介させていただきました。


なので鍼灸治療は本当にお勧めです。
鍼灸は神経系に深く作用することができるのでこうした気象病に該当する症状にも確実に作用します。

また、こうした不調は割と慢性的な症状を持っている方に多く発生しますので、常日頃、自分の症状を理解し、治療する、メンテナンスすることが大切ですけどね。

不調を放っておかないこと。

肩こり、頭痛、眩暈…どれをとっても放っておかないこと。

不調が増す梅雨時期に限らず、常日頃から皆さん体は労りましょうよ。

当院では、カウンセリングをしっかりした上で適切な対応をしています。

鍼灸から整体、整骨、様々に対応できるので
ぜひ、一度ご相談ください。

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入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)