こんにちは、いりえです。
今日は来院される患者さんに比較的良く質問される「頭痛」に関するQ&Aです。
当院にいらっしゃる方で頭痛にお悩みの方は男性よりも女性が多いです。
まぁ、当院に限らず世の中頭痛に悩む方は男性よりも女性が多いと言われていますからね。数にして男性の4倍らしいですよ。
さて、そんな頭痛に関するQ&Aです。
ホント?ウソ?どうして?どうすればいい?頭痛Q&A
【Q】マスクをつけていると頭痛が起きるんだけど…
【A】マスクで頭痛が起きる方も中にはいらっしゃいます。おそらくは呼吸がしにくいことが要因かなと思われます。
若干酸欠状態になっているのでは?
また、マスクをしていると自分の吐いた息を吸い込むことになるため、血液中の二酸化炭素濃度が上昇し、頭部の血管が拡張しやすくなるということも考えられます。長時間の使用時にはマスクを外して深呼吸をするなど対策しましょう。
若干酸欠状態になっているのでは?
また、マスクをしていると自分の吐いた息を吸い込むことになるため、血液中の二酸化炭素濃度が上昇し、頭部の血管が拡張しやすくなるということも考えられます。長時間の使用時にはマスクを外して深呼吸をするなど対策しましょう。
【Q】頭痛を起こさないために普段からどんなことに気をつければいい?
【A】頭痛を引き起こす要因は様々あります。
●長時間同じ姿勢を続けている
●低気圧
●ストレス
●カフェインやチーズ、ワインなどの特定の食物を口にすると起きる方もいる
●脱水
●睡眠不足・睡眠過多
●目の使いすぎ
などなど様々です。まずは自身の頭痛を引き起こす要因を見つけることです。
普段からパソコンやスマホを使用する時間が長いのなら
それを少しでも回避するような心がけが必要です。
目の酷使、肩や首のコリをなくせば頭痛に悩む回数も減ることになるでしょう。
頭痛の予防や症状緩和には食生活や運動習慣の改善が必要なんですね。
また、鍼治療や電気治療も効果がありますので治療を受けることも有効でしょう。
上記に挙げた原因に当たるものを避けることが大切なのですが、
低気圧などの気圧による頭痛の場合は自律神経に関わっている場合も多いので
自律神経を整えることも大事です。
体を温め、血流を促し、リラックス。食事もバランス良く、を心がけましょう。
自律神経を整えるには鍼灸は有効です。
●長時間同じ姿勢を続けている
●低気圧
●ストレス
●カフェインやチーズ、ワインなどの特定の食物を口にすると起きる方もいる
●脱水
●睡眠不足・睡眠過多
●目の使いすぎ
などなど様々です。まずは自身の頭痛を引き起こす要因を見つけることです。
普段からパソコンやスマホを使用する時間が長いのなら
それを少しでも回避するような心がけが必要です。
目の酷使、肩や首のコリをなくせば頭痛に悩む回数も減ることになるでしょう。
頭痛の予防や症状緩和には食生活や運動習慣の改善が必要なんですね。
また、鍼治療や電気治療も効果がありますので治療を受けることも有効でしょう。
上記に挙げた原因に当たるものを避けることが大切なのですが、
低気圧などの気圧による頭痛の場合は自律神経に関わっている場合も多いので
自律神経を整えることも大事です。
体を温め、血流を促し、リラックス。食事もバランス良く、を心がけましょう。
自律神経を整えるには鍼灸は有効です。
【Q】片頭痛は若い人が多いってホント?
【A】片頭痛の特徴として「30歳までに発症する人が多い」ということがあります。
もっと詳しく言うと、初発が10代が一番多いんですね。次が20代。10歳未満の発症もあります。数字で言うと実に87%程度です。
片頭痛は若いうちに発症するケースがほとんどで、50代以降に発症するケースはほとんどありません。なので50代以降に発症する頭痛は別の頭痛を疑います。
もっと詳しく言うと、初発が10代が一番多いんですね。次が20代。10歳未満の発症もあります。数字で言うと実に87%程度です。
片頭痛は若いうちに発症するケースがほとんどで、50代以降に発症するケースはほとんどありません。なので50代以降に発症する頭痛は別の頭痛を疑います。
【Q】母も片頭痛。私も片頭痛。片頭痛は遺伝するの?
【A】片頭痛の方の約75%に遺伝性があるとされています。例えば、母親に片頭痛があると娘の70%、息子の約30%に片頭痛が出ると言われており、父親に片頭痛がある場合には、その遺伝比率は母親の場合の半分程度になると言われます。なので、親兄弟に片頭痛の方が存在すれば片頭痛になる可能性はデータ上ではかなり高くなりますね。
【Q】薬は飲まない方がいいですよね?
【A】いわゆる頭痛持ちの方にとって頭痛薬は欠かせないアイテムですよね。確かに常用すると薬は飲む回数や量がどんどん増えてゆく傾向があるとされています。
また、頭痛薬を飲みすぎると、脳が痛みに敏感になり、頭痛の回数が増え、薬も効きにくくなってくるという悪循環に陥ってしまうという報告もあります。
このような頭痛薬の飲み過ぎで、かえって毎日頭痛が起こるようになった状態を「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」といいます。
なので薬は月10日以上飲まないようにすることを心がけましょう。
かといって、頭痛があるのに全く飲まないというのも辛いですよね。頭痛の始まりに早めに飲むと有効に作用しますので、飲むなら初動が大事です。
薬をうまく利用しつつ、鍼灸治療や生活習慣の改善などで頭痛を軽減させるようにしていきましょう。
また、頭痛薬を飲みすぎると、脳が痛みに敏感になり、頭痛の回数が増え、薬も効きにくくなってくるという悪循環に陥ってしまうという報告もあります。
このような頭痛薬の飲み過ぎで、かえって毎日頭痛が起こるようになった状態を「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」といいます。
なので薬は月10日以上飲まないようにすることを心がけましょう。
かといって、頭痛があるのに全く飲まないというのも辛いですよね。頭痛の始まりに早めに飲むと有効に作用しますので、飲むなら初動が大事です。
薬をうまく利用しつつ、鍼灸治療や生活習慣の改善などで頭痛を軽減させるようにしていきましょう。
【Q】頭痛が起こると「めまい」も起きるんだけど別の病気かな?
【A】頭痛持ち、片頭痛の方は子供の頃から「車酔い」や「船酔い」にかかる方が多いことが知られています。こうした方が思春期に片頭痛発作を起こすケースはよくあります。
頭痛は内耳と関係があるためでしょう。
なので耳をマッサージすると効果があるとも言われています。
片頭痛の約1割の方では、平衡感覚を司る前庭系の異常を合併すると言われていますので頭痛と「めまい」がほぼ同時に起きることも別段不思議ではありません。頭痛だけの時もあるし、あるいは「めまい」だけの時もあります。頭痛に伴い、神経伝達物質が過剰に分泌されますが、この神経ペプチドは片頭痛を起こすだけでなく、前庭と呼ばれる三半規管などの平衡感覚を司る器官にも過剰に作用するので「めまい」が起こると考えられています。
頭痛は内耳と関係があるためでしょう。
なので耳をマッサージすると効果があるとも言われています。
片頭痛の約1割の方では、平衡感覚を司る前庭系の異常を合併すると言われていますので頭痛と「めまい」がほぼ同時に起きることも別段不思議ではありません。頭痛だけの時もあるし、あるいは「めまい」だけの時もあります。頭痛に伴い、神経伝達物質が過剰に分泌されますが、この神経ペプチドは片頭痛を起こすだけでなく、前庭と呼ばれる三半規管などの平衡感覚を司る器官にも過剰に作用するので「めまい」が起こると考えられています。
【Q】片頭痛はいつまで続くの?一生付き合っていかないといけないの?
【A】片頭痛は年齢を経ると軽くなるケースが多いようです。50歳を過ぎると「頭痛がずっと軽くなった」「まったく起こらなくなった」とおっしゃる方が多いようですね。片頭痛を持った高齢を迎えた方では頭痛の程度は軽くなることが多い反面、頭痛の頻度が増え、発作の持続時間が長くなったりする傾向がありますので注意しましょう。
【Q】二日酔いで頭が痛くなるのはなぜ?
【A】アルコールが体内で分解される過程に生じる「アセトアルデヒド」という毒素が血管を拡張し、血管が神経を圧迫し痛み物質を発生させることで頭痛が起きるとされますが、それだけではなく脱水になったせいでもあります。アルコール摂取後は脱水で水分代謝が悪くなります。なので水をたくさん飲むことで脱水を改善しましょう。
たくさん水を飲んでたくさん排泄すると脳の浮腫みが取れます。神経を圧迫する浮腫をとると、二日酔い頭痛の改善につながります。
また、二日酔い頭痛に効果的なツボの一つに百会(ひゃくえ)があります。
様々なツボが交わる場所なので百会と呼ばれています。鼻から頭のてっぺんに向かって繋ぐ線と両耳を繋ぐ線が交わる点が百会です。ここを刺激するのも良いですね。
たくさん水を飲んでたくさん排泄すると脳の浮腫みが取れます。神経を圧迫する浮腫をとると、二日酔い頭痛の改善につながります。
また、二日酔い頭痛に効果的なツボの一つに百会(ひゃくえ)があります。
様々なツボが交わる場所なので百会と呼ばれています。鼻から頭のてっぺんに向かって繋ぐ線と両耳を繋ぐ線が交わる点が百会です。ここを刺激するのも良いですね。
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」
●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅
《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)