その頭痛、眼精疲労ではないですか?第2弾!

眼精疲労
こんにちは、いりえです。

先週に引き続き、眼精疲労による頭痛についてのお話の第2弾です。

実に日本人の約4000万人が慢性頭痛に悩まされているという昨今、
頭痛だから、頭痛くらい…なんて軽視すると、日常生活に支障をきたすこと、
また、実は大きな疾病が潜んでた…なんてこともあり得ます。

前回申し上げたとおり、頭痛の原因をしっかり把握することは
重要です。

早ければ、それだけ対応も早くなり、早く悩みや苦しみから解放されますし、
大きな病気に早く気付けるかもしれません。

身近な頭痛は、ともすれば安易に考えがちですが、
安易に考えているが故に長期間悩まされることになります。

なので、慢性化した頭痛はすぐにプロに相談しましょうね。


さて、今回は眼精疲労が原因となる頭痛についての
予防法、対処法からお伝えします。
まずは、鍼灸や整体以外の自助努力による対処法から。

眼精疲労への対処

つまり、眼精疲労を起こさないように
目を酷使することを控えるべきです。

とはいえ、プライベートとは異なり、仕事で長時間パソコンを使う方の場合
パソコンを使わないようにすることは難しいですよね。

なので、以下のような対処を試みてください。

①目薬の使用
目の疲労を軽くするために、眼科などで人口涙液、ドライアイ専用の目薬を処方してもらいましょう。
または、市販の目薬ではビタミン剤(ビタミンB6、B12、Eを配合)が入っているものを選ぶといいです。

②温めてみる
目の疲労には蒸しタオル。
血行が改善され、涙の蒸発を抑えることで油分が分泌されるようになります。
お風呂でシャワーをまぶたに数分間当てるだけでもかなり違います。

③ツボを押してみる
眼精疲労に効くツボを押したり眼球を動かすことである程度の効果があります。
まずは、眼精疲労に効くツボを押してみましょう。
眼精疲労ツボ

●太陽 たいよう/こめかみから目尻に、少しくぼんでいるところ。
●四白 しはく/瞳の中心の真下指一本のところ。
●瞳子髎 どうしりょう/目尻のさらに指1本分外側にある 
●魚腰 ぎょよう /眉の中心にあるツボ
●晴明 せいめい/目頭の少し内側の骨のくぼみにあるツボ

ツボを押すときは痛いけど気持ちいいと感じる程度の強さで指の腹で押します。
これを10〜15回繰り返します。
また、上記以外に風池と呼ばれるツボも眼精疲労に適しています
これは頭の後ろ、髪の生え際の頭を支える僧帽筋の外側に当たる部分にあります。
両手の親指をツボに当てて、強めに10秒ずつ10回程度押していきます。

④眼球を動かす
眼球とその周辺の滞った血行を促すことで緊張している毛様体筋を柔らかくします。眼精疲労を回復させる働きがあります。
1.目を固く閉じる
2.目をぱっと見開く
3.視線を左に向ける
4.視線を右に向ける
5.視線を上に向ける
6.視線を下に向ける

この一連の動作を4〜5秒間隔で何回か繰り返し5分続けます。

⑤マッサージをする
こめかみ周辺を頭頂部に向けて押すようにしてマッサージする。

⑥眼精疲労に効く食べ物を摂る
●目の筋肉、神経機能を維持する作用をもつビタミンA・B1・B2・B6・Eが豊富に含まれているレバー・豚肉・うなぎ
●抗酸化作用をもつアントシアニンが豊富であるブルーベリー
●ビタミン・カロテノイド等を豊富に含む緑黄色野菜
●ビタミンCやアントシアニン等を含むハーブティー

⑦サプリメントを摂る
活性酸素を除去する抗酸化力がビタミンEの1000倍あるアスタキサンチンや網膜黄斑部に含まれている構成成分のルテインを補給、視覚機能を改善すると言われるアントシアニンなど。

⑧スマホやパソコンの使用上の注意

●長時間同じ体勢で見続けない。
●ディスプレイは、やや上方から見るようにして、1時間作業したら10分ほど休息をとる。
●数秒でもいいので画面から目を反らし、天井や遠くを見る。
●スマホやパソコンの画面から40cm程度離して使用。
●明るい部屋で使用する。
●意識して瞬きをする。
●ブルーライトカットの眼鏡を使用。

また、正しい姿勢を心がけること必要です。
特にコンタクトレンズを使用している方は乾燥しがちですので
加湿器を使ってみたり、目薬などの使用、睡眠をしっかりとるなど気をつけましょう。

それから、頭痛を誘発する
チョコレート、チーズ、ハム※、ヨーグルト、赤ワインなどはあえて控えましょう

気をつけていたけど頭痛が起きちゃった時

とりあえず、危険な状態でなければ
前回お話しした対応ですが、
いつもと違う、いまだかつてなかったほどの激しい痛み、
または嘔吐など、さらに意識障害までいくと
速攻で救急病院です。

病が潜んでいる可能性があります。
頭痛ですので
脳に何らかの異変が起きているかもしれません。

●くも膜下出血…脳にある血管が何らかの理由で突然破裂し、脳を覆うくも膜に血がたまること。ガーンと頭が割れるような激痛。吐き気、嘔吐、意識障害の併発。

●脳腫瘍…脳にできた腫瘍が大きくなるにつれて、頭痛の程度が増す。腫瘍の部位によって手足の痺れや言語障害・視覚障害などの症状を併発。

●脳出血…高血圧により脳血管から出血し、急に頭痛が起こります。頭痛そのものは軽度のことが多い。吐き気、めまい、手足の痺れ、言葉のもつれなどを併発。

●脳炎(髄膜炎)…ウイルスや細菌に感染した際、髄膜に感染が広がり、高熱と共にズキンズキンと激しい頭痛が起きる。首の後ろが硬くなり、麻痺や意識障害を併発。

当院での眼精疲労、頭痛への対応

当院では、眼精疲労や頭痛に有効な治療を鍼灸、整体の両方でアプローチしています。
前回説明したと思いますが、
目だけでなく首や肩の筋肉が緊張し、硬くなっているケースが多いので
しっかりとゆるめてやる施術が必要なんです。

もちろん、鍼灸でツボを刺激し、血行を促し目の筋肉を緩めることは大前提ですが。

患者様の症状によって多少異なりますが、
おおよその場合、併用させていただいております。

自律神経も一緒に改善していくので
大変喜ばれています。


体の不調はいろんな部位に波及しています。
我慢せず、自助努力も必要ですが、
早めに鍼灸や整体の施術を受けることを視野にいれてみてください。

何事も早めの対応が早期回復の第一歩です。

廿日市の整骨・整体はいりえ鍼灸整骨院へ。慢性的な痛みの緩和だけでなく自律神経の調整も行っています。
肩こり腰痛、自律神経の調整から交通事故の治療まで 廿日市市地御前 いりえ鍼灸整骨院におまかせを!




入江院長
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」

 ●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅

《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院

《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)