肩こりについて〜肩こりの原因と治療〜

肩こり

肩こりの多くは病気が原因ではなく姿勢の悪さや運動不足、冷え、ストレス、過労、不眠などが原因であると考えられています。肩こりは首すじや、首の付け根から肩・背中にかけての筋肉が緊張し、硬く強張った状態で、だるさ、疲労感、痛みなどを感じる症状です。肩こりには本態性肩こりと二次性肩こりという種類があります。

本態性肩こりは病気が原因となっている肩こりではなく前述のように姿勢の悪さやストレスに弱い人、デスクワークの多い人が比較的起こしやすい肩こりです。また、冷え性の方も肩こりを起こしやすいとされています。

反して二次性肩こりは病気の症状の一つとして発症します。その原因となる病気は変形性頚椎症や四十肩、五十肩、噛み合わせの異常や歯のくいしばりなど多岐にわたります。また片頭痛発作や緊張型頭痛に伴って発症する場合もあります。貧血による肩こりもあります。

肩こりの予防法・対処法

筋肉の緊張、強張り、疲労による肩こりは血流を改善することで解消します。入浴の際に浴槽やシャワーで肩や首をよく温めたり、ストレッチも効果的でしょう。また、ストレスを溜め込まないようにしたり、目の疲労をとったり、長時間同じ姿勢をしない、身体を冷やさないなど心がけることが肩こりの予防・症状の改善となります。
しかし、慢性的な肩こりの場合、なかなか自力で改善されない場合は定期的に整体や鍼灸院で施術を受けることをおすすめします。
原因が内科的な病気ではなく変形性頚椎症や四十肩、五十肩などの場合でも対応が可能です。