こんにちは、いりえです。
「手足がピリピリとしびれる」「常に膜が張ったような違和感がある」
そのような不調を感じて整形外科を受診し、レントゲンやMRI、血液検査を受けた結果、「骨には異常ありません」「神経も圧迫されていませんね」と言われ、途方に暮れてしまった経験はありませんか?
実は、現代医学の画像診断で「異常なし」とされるしびれには、別の明確な原因が隠れていることが多々あります。今回は、検査では映らない「しびれの正体」について、専門的な視点から解説します。
鍼灸整骨院が解説。病院で「異常なし」と言われたしびれの正体とは?
なぜ画像検査で原因が見つからないのか?
病院のMRIやレントゲンは、主に「骨の変形」「椎間板の突出(ヘルニア)」「腫瘍」といった
構造的な異常を見つけるのが得意です。
しかし、しびれという症状は必ずしも構造的な問題で起こるわけではありません。
筋肉の状態や血流、微細な神経の滑走(動き)の悪さといった「機能的な異常」は、
画像検査には写り込みにくいのです。
このような検査に映らない「しびれ」には主に3つの原因があります。
病院で異常なしと言われた場合、3つの要素が複雑に絡み合っている可能性が高いと考えられているんですね。
それは以下の3つです。
構造的な異常を見つけるのが得意です。
しかし、しびれという症状は必ずしも構造的な問題で起こるわけではありません。
筋肉の状態や血流、微細な神経の滑走(動き)の悪さといった「機能的な異常」は、
画像検査には写り込みにくいのです。
このような検査に映らない「しびれ」には主に3つの原因があります。
病院で異常なしと言われた場合、3つの要素が複雑に絡み合っている可能性が高いと考えられているんですね。
それは以下の3つです。
① 筋筋膜性(きんきんまくせい)の神経絞扼
しびれの原因として最も頻度が高いのが、筋肉による神経の圧迫(絞扼:こうやく)です。
筋肉が過度に緊張し、硬い「索状物(さくじょうぶつ)(※)」のようになると、
その間を通る末梢神経を物理的に締め付けます。
※硬い「索状物(さくじょうぶつ)とは簡単に言うと縄や紐(ひも)のような状態になったものを指します。
本来は柔軟でふわふわしているはずの筋肉の一部が、過度な緊張や血行不良によって、コリコリと硬く、
細長いスジのように触れる状態ですね。
ここで、索状物ができるメカニズムの説明を補足しましょう。
筋肉を構成する「筋線維(きんせんい)」は、通常、伸び縮みがスムーズに行われます。
しかし、使いすぎや不良姿勢、ストレスなどで一部の筋線維が収縮したまま戻らなくなると、
その部分が凝集して「索状筋腹(たばじょうきんぷく)」と呼ばれる硬い帯状の塊になります。
この索状物の中に、特に過敏な点(押すと激痛が走り、離れた場所まで響く点)ができると、
それが「トリガーポイント」と呼ばれます。
筋肉が縄のように硬くなると、そのすぐ側を通っている神経を物理的に圧迫・摩擦するようになります。
サンドイッチ現象と呼ぶ現象は硬くなった筋肉と骨、あるいは硬くなった筋肉同士の間に神経が挟まり、締め付けられます。
これを「絞扼:こうやく」と呼びます。
また、神経は本来、筋肉の間を通る際にわずかに「滑り」が必要ですが、
索状物ができるとその滑りが阻害され、動くたびに神経が引っ張られてしびれが生じるケースもあります。
プロの鍼灸師や柔道整復師が触診する際、指先を筋肉に対して垂直に転がすと、「コリッ」「ゴリッ」とした弦を弾くような感触があります。これが「索状物に触れている」状態です。
「筋肉が単に『凝っている』レベルを超え、まるで皮膚の下に硬い針金やロープが埋まっているような状態です。
この硬いスジが神経を圧迫し続けることで、画像検査には写らないしびれが引き起こされます。
次に挙げる症状は一般的に多い筋筋膜性の症状です。
筋肉の硬さが原因であるため、画像検査では骨に異常がない限り「問題なし」と判定されてしまいます。
筋肉が過度に緊張し、硬い「索状物(さくじょうぶつ)(※)」のようになると、
その間を通る末梢神経を物理的に締め付けます。
※硬い「索状物(さくじょうぶつ)とは簡単に言うと縄や紐(ひも)のような状態になったものを指します。
本来は柔軟でふわふわしているはずの筋肉の一部が、過度な緊張や血行不良によって、コリコリと硬く、
細長いスジのように触れる状態ですね。
ここで、索状物ができるメカニズムの説明を補足しましょう。
筋肉を構成する「筋線維(きんせんい)」は、通常、伸び縮みがスムーズに行われます。
しかし、使いすぎや不良姿勢、ストレスなどで一部の筋線維が収縮したまま戻らなくなると、
その部分が凝集して「索状筋腹(たばじょうきんぷく)」と呼ばれる硬い帯状の塊になります。
この索状物の中に、特に過敏な点(押すと激痛が走り、離れた場所まで響く点)ができると、
それが「トリガーポイント」と呼ばれます。
筋肉が縄のように硬くなると、そのすぐ側を通っている神経を物理的に圧迫・摩擦するようになります。
サンドイッチ現象と呼ぶ現象は硬くなった筋肉と骨、あるいは硬くなった筋肉同士の間に神経が挟まり、締め付けられます。
これを「絞扼:こうやく」と呼びます。
また、神経は本来、筋肉の間を通る際にわずかに「滑り」が必要ですが、
索状物ができるとその滑りが阻害され、動くたびに神経が引っ張られてしびれが生じるケースもあります。
プロの鍼灸師や柔道整復師が触診する際、指先を筋肉に対して垂直に転がすと、「コリッ」「ゴリッ」とした弦を弾くような感触があります。これが「索状物に触れている」状態です。
「筋肉が単に『凝っている』レベルを超え、まるで皮膚の下に硬い針金やロープが埋まっているような状態です。
この硬いスジが神経を圧迫し続けることで、画像検査には写らないしびれが引き起こされます。
次に挙げる症状は一般的に多い筋筋膜性の症状です。
筋肉の硬さが原因であるため、画像検査では骨に異常がない限り「問題なし」と判定されてしまいます。
首の筋肉が、腕にいく神経の束(腕神経叢)を圧迫し、指先のしびれを引き起こす。
お尻の深い筋肉が、坐骨神経を圧迫し、足全体にしびれを出す。
② 神経周囲の血流障害(神経虚血)
神経そのものが傷ついていなくても、神経に栄養を送る微細な血管の血流が滞ると、
神経は酸欠状態に陥ります。正座をした後に足がしびれるのは、
この「一時的な血流障害」の典型例です。
慢性的な肩こりや腰痛がある方は、常に筋肉が血管を圧迫しているため、
神経が慢性的な栄養不足となり、持続的なしびれや違和感(異常感覚)が生じやすくなります。
神経は酸欠状態に陥ります。正座をした後に足がしびれるのは、
この「一時的な血流障害」の典型例です。
慢性的な肩こりや腰痛がある方は、常に筋肉が血管を圧迫しているため、
神経が慢性的な栄養不足となり、持続的なしびれや違和感(異常感覚)が生じやすくなります。
③ 筋膜の癒着と神経滑走性の低下
最新の解剖学において注目されているのが、「神経の動き」です。
本来、関節を曲げ伸ばしする際、神経は周囲の組織の中を数ミリから数センチほど滑るように動きます。
しかし、炎症や長期間の不動、筋膜の癒着によってこの「滑り」が悪くなると、
神経が引っ張られるようなストレス(伸張ストレス)を受け、しびれを誘発します。
わかりやすく説明しましょう。
多くの人は、神経を「体に固定された電線」のようにイメージしています。
しかし実際には、神経は周囲の組織(筋肉や筋膜)の間を、ストローの中を通る糸のように
スルスルと動く必要があります。
例えば、肘を曲げたとき、腕を通る神経は数ミリから1センチ以上も肩や指先の方へ移動します。
このスムーズな移動を「神経滑走(しんけいかっそう)」と呼びます。
なぜ「滑り」が悪くなるのかというと、
本来、神経と周りの筋肉の間には、潤滑油のような役割を果たす組織(疎性結合組織)がありますが、
以下のような理由でこの潤滑システムが壊れます。
長時間の固定と微細な炎症です。
デスクワークなどで同じ姿勢を続けると、神経の周りの組織が「糊(のり)」のように
ベタついて固まってしまいます。
また、筋肉の使いすぎで炎症が起きると、修復の過程で神経と筋肉がくっついてしまいます。
これが「癒着(ゆちゃく)」です。
こうなると、糸(神経)がストロー(周囲の組織)にガムで固定されたような状態になります。
神経が周囲と癒着した状態で関節を動かすとどうなるでしょうか。
本来はスルスル動くはずの神経が、癒着した場所で「グイッ」と強く引っ張られます。
これが「伸張(しんちょう)ストレス」です。
神経は引っ張られることに非常に弱く、わずか8%〜15%程度引き伸ばされるだけで、
神経内部の血流が止まってしまうと言われています。
血流が止まると酸素が届かないため神経がパニックを起こします。
結果的に「しびれ」や「痛み」という信号を脳に送ってしまいます。
これが病院の画像検査(MRIなど)で「神経は圧迫されていない(隙間はある)」と言われても、
動かすとしびれる原因の正体です。
しびれの原因は、神経が『押されている』ことだけではありません。
周りの組織とくっついて『動けなくなっている』ことも原因である可能性があります。
そのような場合、神経の滑り(スライディング)を正常に戻すことで、
どこに行っても治らなかったしびれを根本からケアできる可能性が大きいです。
本来、関節を曲げ伸ばしする際、神経は周囲の組織の中を数ミリから数センチほど滑るように動きます。
しかし、炎症や長期間の不動、筋膜の癒着によってこの「滑り」が悪くなると、
神経が引っ張られるようなストレス(伸張ストレス)を受け、しびれを誘発します。
わかりやすく説明しましょう。
多くの人は、神経を「体に固定された電線」のようにイメージしています。
しかし実際には、神経は周囲の組織(筋肉や筋膜)の間を、ストローの中を通る糸のように
スルスルと動く必要があります。
例えば、肘を曲げたとき、腕を通る神経は数ミリから1センチ以上も肩や指先の方へ移動します。
このスムーズな移動を「神経滑走(しんけいかっそう)」と呼びます。
なぜ「滑り」が悪くなるのかというと、
本来、神経と周りの筋肉の間には、潤滑油のような役割を果たす組織(疎性結合組織)がありますが、
以下のような理由でこの潤滑システムが壊れます。
長時間の固定と微細な炎症です。
デスクワークなどで同じ姿勢を続けると、神経の周りの組織が「糊(のり)」のように
ベタついて固まってしまいます。
また、筋肉の使いすぎで炎症が起きると、修復の過程で神経と筋肉がくっついてしまいます。
これが「癒着(ゆちゃく)」です。
こうなると、糸(神経)がストロー(周囲の組織)にガムで固定されたような状態になります。
神経が周囲と癒着した状態で関節を動かすとどうなるでしょうか。
本来はスルスル動くはずの神経が、癒着した場所で「グイッ」と強く引っ張られます。
これが「伸張(しんちょう)ストレス」です。
神経は引っ張られることに非常に弱く、わずか8%〜15%程度引き伸ばされるだけで、
神経内部の血流が止まってしまうと言われています。
血流が止まると酸素が届かないため神経がパニックを起こします。
結果的に「しびれ」や「痛み」という信号を脳に送ってしまいます。
これが病院の画像検査(MRIなど)で「神経は圧迫されていない(隙間はある)」と言われても、
動かすとしびれる原因の正体です。
しびれの原因は、神経が『押されている』ことだけではありません。
周りの組織とくっついて『動けなくなっている』ことも原因である可能性があります。
そのような場合、神経の滑り(スライディング)を正常に戻すことで、
どこに行っても治らなかったしびれを根本からケアできる可能性が大きいです。
東洋医学・鍼灸整骨院のアプローチ
当院では、西洋医学的な検査で捉えきれなかった「機能的な不具合」に対して、多角的にアプローチします。
■トリガーポイント療法: しびれの引き金となっている筋肉のしこり(トリガーポイント)を正確に捉え、
手技や鍼で弛緩させます。
■鍼灸治療による血流改善: 鍼刺激によって軸索反射を誘発し、神経周囲の血流を強制的に促進。神経の修復力を高めます。
■筋膜リリース: 癒着した筋膜を剥がすことで、神経の「滑走性」を取り戻し、動作に伴うしびれを軽減します。
■トリガーポイント療法: しびれの引き金となっている筋肉のしこり(トリガーポイント)を正確に捉え、
手技や鍼で弛緩させます。
■鍼灸治療による血流改善: 鍼刺激によって軸索反射を誘発し、神経周囲の血流を強制的に促進。神経の修復力を高めます。
■筋膜リリース: 癒着した筋膜を剥がすことで、神経の「滑走性」を取り戻し、動作に伴うしびれを軽減します。
放置してはいけない「サイン」
もし、しびれに加えて以下の症状がある場合は、早期の適切なケアが必要です。
■徐々にしびれる範囲が広がっている
■筋力の低下を感じる(物を落とす、スリッパが脱げる)
■特定の姿勢でしびれが強くなる
これらは、神経が悲鳴を上げているサインです。
「病院で何ともないと言われたから、付き合っていくしかない」と諦める必要はありません。
画像には写らなくても、あなたの体が感じている痛みやしびれは紛れもない事実です。
当院では、丁寧な触診と動的な検査によって、そのしびれの「本当の正体」を見つけ出します。
■徐々にしびれる範囲が広がっている
■筋力の低下を感じる(物を落とす、スリッパが脱げる)
■特定の姿勢でしびれが強くなる
これらは、神経が悲鳴を上げているサインです。
「病院で何ともないと言われたから、付き合っていくしかない」と諦める必要はありません。
画像には写らなくても、あなたの体が感じている痛みやしびれは紛れもない事実です。
当院では、丁寧な触診と動的な検査によって、そのしびれの「本当の正体」を見つけ出します。
長引くしびれでお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
そのほかのしびれに関するブログ
「痛みや不調にお悩みの方、ぜひご相談ください」
●いりえ鍼灸整骨院・院長 入江 毅
《経歴》
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
・関西鍼灸短期大学卒業 在学中に鍼師・灸師免許取得
・大阪にて鍼灸整骨院に勤務
・国際東洋医療学院柔道整復学科にて柔道整復師免許取得
・山口市の医療法人内鍼灸整骨院にて院長として約6年間勤務
・広島県内鍼灸整骨院にて4年間勤務
・業界17年の知識と経験をもとに廿日市市地御前に「いりえ鍼灸接骨院」を開院
《資格》 ■鍼灸師 ■柔道整復師(国家資格)


















